京都の代表的な伝統工芸品である京焼は、千二百年の歴史と伝統を背景として、恵まれた文化環境の中で生まれ育まれてまいりました。
京焼の始まりについては、様々な説が伝えられていますが、室町時代末期の茶の湯の流行を背景とした茶陶づくりに始まるといわれ「古清水」とよばれる色絵陶器が生まれました。
この色絵陶器が、京焼を全国に知らしめ、京都の産業にまで発展させた大きな特徴なのです。色絵組合は、この色絵の優れた技術を持つ作家で構成された専門的な技能集団です。
「京焼」の言葉が始めて文献上に見られるのは、博多の豪商神谷宗湛の日記。
北政所が、高台寺を開創したのが、同じ慶長十年(1605)。
まさに、時を同じくして生まれた庭園と、色絵陶器の饗宴です。
出品者名(京都色絵陶芸協同組合)
入江裕起
岩国掬豊
小関弘泉
小野山照雲
陰山良斉
加藤如水
上山善峰
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川辺美泉
木全翁楽
河野桃雲
坂田瑠璃
相模竜泉
佐本来風
清水北斗 |
竹下賢山
谷口翠雲
寺田嘉扇
中村秋峰
中村翠嵐
永田豊仙
堀岡洸匠 |
宮川香林
八木海峰
山岡善昇
山本阿吽 |
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