家庭学習と「タイムトラベル in KYOTO」

 「うちの子どもは、歴史がきらいで…」そんな嘆きがよく聞かれます。
 TVや漫画などでは、歴史を扱ったドラマが人気を集め、また、ファミコンゲームでも、歴史を題材にしたものが多く見られる、といったように、「歴史的なもの」は、決して子供達に避けられているとは思えません。
 なのに、歴史がきらいだというお子様は多い。「歴史嫌い」はなぜおこるのでしょうか。

 歴史は
「丸暗記」の教科だからいやだ、という意見があります。確かに、テストに対応するために、数多くの単語・人名・年号などを暗記しなければなりません。学年があがればあがるほど、暗記しなければならない項目は増える一方です。
 せっかく歴史に関心を持ったお子様が、数多くの暗記項目に追い回され、歴史ぎらいになってしまうのも、無理からぬところではあります。
 しかし、本来、歴史は暗記だけの学習ではありません。
先人の英知を学び、人間が築き上げた社会の成り立ちを知ることが、歴史を学ぶ意義ではないでしょうか。

 歴史の本当の面白さを紹介したい。そんな願いから生まれたのが、平成6年度文部省研究開発委託学習用ソフトウェア
「タイムトラベル in KYOTO」です。


 
室町時代京都を舞台に、数多く収録された本物の資料類を自由に探索できます。
 歴史ぎらいのお子様にも、
コンピュータソフトならではの特徴を生かした機能によって、ゲーム感覚で知らず知らずのうちに歴史に親しむことができます。
 歴史の流れを知ることで、暗記も断片的な単語の羅列ではなくなり、生き生きとした、ことがらどうしのつながりのあるものになります。
 また、歴史に興味を持って、もっと詳しく知りたいというお子様の欲求にも十分お応えできるソフトです。CD−ROMならではの
マルチリンク機能によって、自分の興味があるテーマについて深く調べることができます。
 授業に採用していただいた学校でも、ご好評を賜っております。

 最近、「新学力観」が新聞などで話題となっています。
 「新学力観」の目的は、「考える」力を持った子どもを育むことです。教育の現場では、これまで以上に「考える」ことが重要視されるようになります。
 お子様自身が、目的意識を持って学習にとりくむことが期待される。「タイムトラベル in KYOTO 」は、そんな時代の要求に応えるソフトウェアだといえるでしょう。


ソフトの特徴

なぜ、室町時代?

なぜ、京都?

学校教育の現場で