あなたは、室町と聞いて、何を思い出しますか?
歴史に詳しい方以外は、これといって印象がない時代かもしれません。
しかし、本当は、室町時代は波乱や改革のエネルギーに満ちた、激動の時代だったのです。
1392年、足利義満が南北朝の動乱を収め、京に開いた幕府で政治を執り行なったのが室町時代の幕開けです。
京の町をゆるがし、焼き尽くした応仁の乱。
ポルトガル人がキリスト教や西洋の技術をもたらし、織田信長が天下を統一すべく戦を展開しました。
アニメでおなじみの一休さんが生きたのも、この時代です。
民衆は、農業・商業を発展させ、たくましく暮らしましたが、社会の混乱による生活の苦しさから、一揆をおこし、社会の変革を迫りもしました。
日本を代表する、庭園や茶道などのわび・さびの文化や、能や生け花といった雅やかな文化。その文化が発展し、完成した時代が室町時代なのです。
室町時代、日本の中心は京都でした。
京都から日本を見ることで、室町時代を知ることができ、歴史のバックボーンをより細やかに知ることができると考えました。歴史をもっと身近なものに、という願いから生まれたソフトウェアが「タイムトラベル in KYOTO」です。
日本の伝統と、現代のテクノロジーが結びついて生まれたソフトウェアです。あなたも室町時代を探検してみませんか。