■事業実施の背景
福知山の玄関口、JR福知山駅周辺が大きく変わろうとしている今、旧市街地の活性化に本気で取り組む必要がある。
■内 容
福知山市中心市街地のまちづくりを推進していく上で、企画・実行の出来る人材を育成するため、タウンマネージャーを中心に「情報発信」の手法・研究、「地域物産品」の研究開発、「まちづくりにおける人材」の発掘・ネットワークづくり等について、「福知山塾」を3講座集中的に実施し、関心の高い住民やまちづくり団体等の参加者を得た。
また、「福知山市中心市街地活性化協議会」から派生した、まちづくり推進を担う民間母体として、11月1日に「福知山まちづくり会社」を組織化し、社員と商業者のリーダー的人材が、中心市街地活性化のシンポジュウムや先進都市の研修・視察に参加し、福知山のまちづくりに活かせるよう各地事例研究や知識を深めた。
■目標及び達成状況
(目標)
内閣府の認定を受け、活性化基本計画を具体的に着手するリーダーを育成する。
(達成状況)
リーダー的素養のある商業者は、活性化に向けて、より楽しく、より強力に推進していこうとする姿勢が見て取れる。
■効果及び評価
未だ福知山市中心市街地活性化基本計画は、認定を受けていないが、福知山まちづくり会社のタウンマネージャーを中心に、その人脈を活用した各分野での専門家による研修(福知山塾)を受講し、また市外への視察研修で生の声を見聞したことで、商業者自らが新しいアイデア商品の開発に積極的に着手するなど効果は徐々に現れている。
■実施後の反省点
地域住民の福知山塾参加者が少なかった。
○次年度以降の取組等
・協議会を中心に活性化の取り組みを継続
・商業者からのアイデア商品開発を支援
・まちなか活性化に意欲のある人材のネットワークの構築
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