■事業実施の背景
福知山の玄関口、JR福知山駅周辺が大きく変わろうとしている今、旧市街地の活性化に本気で取り組む必要がある。
■内 容
福知山市中心市街地活性化基本計画は内閣府の認定を目指している段階で、福知山市中心市街地活性化協議会・専門部会により、商業者や地域の要望を取りまとめ、具体的な活性化事業を福知山市に提案するため、協議を重ねてきた結果、9月6日福知山市長に活性化についての「要望書」を提出することが出来た。
これに留まらず、多数の来場者が見込める福知山商工会議所主催の「福知山産業フェア」イベントを活用し、「中心市街地活性化フェア」を実施し、まちなか商業者の活性化に取り組む元気な姿をアピールできた。
さらに、活性化協貴会委員等により、他市の活動内容を調査研究するため、人口2万5千人の「豊後高田市」と認定第1号の「青森市」を、実際現地に赴き、まちづくりにおける課題や手法を調査した。3月25日には、市民主体のシンポジウムを開催し、他市の事例等を基に、パネルディスカッション形式で、福知山のまちづくりの方向性を、参加者とともに考えることができた。
■目標及び達成状況
(目標)
内閣府の認定を受け、活性化基本計画を具体的に着手する。
(達成状況)
平成19年度内閣府の認定を受けるまでには至らなかった。しかし、平成20年度には認定を受けたい。
■効果及び評価
協議会から福知山市へ活性化についての「要望書」を提出できたことや、イベント・シンポジウムの開催により、認定の可否に関わらず、まちづくりについて、市民や商業者に意欲が見えてきたことは、有る程度評価できる。
■実施後の反省点
もっと多くの地域から、意見を聴取できる取り組みが出来れば良かった
○次年度以降の取組等
認定を受けずとも、協議会を中心に活性化の取り組みを継続したい。また、もっと多くの市民に、まちづくりについての意見・提案を直接聞き取り、活性化施策に反映させたい。
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