■事業実施の背景
あやべTMO構想の先導的事業である、大本通り界隈の古民家開発が進展する中、大本通り全体の将来像を描き次なる目標を示すことで、大本通りの商店街、地元住民へのまちづくりに対する意識啓蒙を促進し、商業活性、商店街活性につなげることが必要かつ且つ急務である。
■内 容
大本通りの古民家等を生かした全体のグランドデザインや街並み模型を製作し、将来のまちづくり計画の目標づくりを設定・提案するとともに、店舗活用・再生計画を実現。また併せて、まちづくりの気運を醸成するためのフォーラム等を実施した。
■目標及び達成状況
(目標)
・大本通り界隈の全体のグランドデザイン(将来像)の提案
・大本通り界隈の街並み模型の製作
・まちづくりフォーラムの開催による活性化への意識啓蒙
(達成状況)
・実行委員会、各種懇談会開催が延べ9回(まちづくりフォーラム含む)。
・新しく古民家開発の店舗ギャラリーがオープン
・店舗改装、店舗改装計画の商業者の出現
・まちづくりフォーラム開催等によって、商業者、地元住民のまちづくりの意識啓蒙を図る
■効果及び評価
大本通り界隈に古民家を生かした新店舗がオープンしたり、店舗の改築実施や改造計画が推進されるなど、大本通りのまちづくりに対する意識啓蒙、商業活性、商店街活性を図ることができた。また、今回の大本通りのまちづくり将来像の提案によって、大本通り商店街並びに地元住民の方々のまちづくりへの取組みの題材となり、今後の活性化に向けた起爆剤になった。
■実施後の反省点
平成19年9月に助成金認定を受けた。10月1日に事業スタートし、20年3月末までの期間で最大限の成果を発揮するには、期間が短く厳しい点があった。もう少し時間的ゆとりをもって事に当たるべきであった。
○次年度以降の取組等
・京都府、綾部市とも十分に連携協調して事業を推進する
・まちの観光見込み客の増加をめざして、まちなか観光などによる賑わいづくりを図る
・空地・空店舗対策の実施
・古民家開発によるまちづくりの促進
・女性チャレンジオフィス事業(京都府、扇屋懐估亭)
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