■事業実施の背景
(株)伏見夢工房としてのまちづくりに対する認識は、十石舟や三十石船の運航事業等を通じて確固たるものとなってきたが、年間を通した事業展開を行うことにより、地域内外からの誘客力を高め商業集積ゾーン全体の活性化を図る必要があった。
■内 容
年間を通じて様々な事業実施を行うことにより、中心市街地活性化区域内への更なる集客力の向上並びに地域全体の活性化を目指した。
【伏見においでよ】 |
・十石舟、三十石船鵜飼観覧事業 |
宇治市観光協会との連携による女性鵜匠澤木万理子さんによる鵜飼の実演 |
・7商店街合同夏の夜市 |
中心市街地の7商店街が連携して夏の夜市(ミニコンサートやゲーム、屋台など)を実施 |
・伏見酒蔵寄席 |
月桂冠旧本店で桂米朝一門の若手落語家による落語会と地酒のきき酒会を実施 |
・蔵出し日本酒まつり |
伏見の20蔵元(20銘柄)による蔵出し地酒のきき酒会を実施 |
■目標及び達成状況
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(目標) |
(達成状況) |
・集客イベント参加者数(7月〜11月) |
50,000人 |
29,406人(達成率58.8%) |
※参考:集客イベント参加者数(5月〜3月)・・・32,815人(達成率65.6%)
■効果及び評価
年間を通じて様々な事業を実施したことにより、中心市街地活性化区域内への集客力の向上に繋がったとともに、宇治市観光協会との連携により女性鵜匠による鵜飼の実演や茶席舟の実施、宇治伏見観光MAPの作成など宇治との新たな連携事業の模索ができ、今後の事業展開を図っていく上での大きな礎となった。
■実施後の反省点
蔵出し日本酒まつりについては、当初2日間で4会場を予定していたが調整等がうまくできず規模を縮小した事業内容となってしまったが、今後は、地域の回遊を図りながら日本酒の本場として広く地域内外に情報発信できるような事業内容の検討を行っていきたい。
○次年度以降の取組等
1) |
桜、紫陽花、紅葉の苗木保守事業 |
2) |
酒蔵の有効活用 |
3) |
宇治との連携事業 |
4) |
伏見の歴史と名水探訪事業 |
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