■事業実施の背景
景気低迷の中、個店の販促のため、顧客データ分析とマーケテイングカの向上を図る。
■内 容
1) |
ICカード顧客管理、分析システム開発事業
東西のICカードデータを基に、加盟店が自店顧客データを多次元分析などの手法を使い顧客情報の分析を可能とする。 |
2) |
携帯電話によるメールDM配信システム開発事業
加盟店のチラシ情報を電子メールにて配信、ICカードと連携し配布効果の確認を行う。
商店街、まちのイベント情報などを提供する。 |
■目標及び達成状況
(目標)
利用事業所40、メールチラシ配信アドレス数400以上
(達成状況)
今年度は、顧客管理分析システム・携帯電話によるメールDM配信システム構築に集中したため、実証実験に留まり、利用事業者募集までには至らなかった。
■効果及び評価
ICカードと連携する事でチラシ効果の確認など幅広い分析が可能となり、現在のカード利用を促進する効果のみならず、各個店の売上げが期待できる。また、ICカード利用者に限らず携帯電話を利用する顧客にも、広く商業者の売り出し等を含む地域情報の提供が促進され、商店街の活性化が期待できる。
1) |
東西のICカードデータを基に、加盟店が自店顧客データを多次元分析などの手法を使い顧客情報の分析が可能となり、経営効率の向上が図れる。 |
2) |
加盟店のチラシ情報を電子メールにて配信、ICカードと連携し配布効果の確認を行う。
商店街イベント情報などを提供し、来店・来街頻度の増加が図れる。 |
■実施後の反省点
本システム活用にあたり、事業者の中にはWeb環境に差があるため、スキルアップのための啓発が必要である。
(次年度以降の取組等)
平成16年度に行った「ICカード活用システム開発事業」は何らかの形で継続していく予定である。
ICカード顧客管理、分析システムについては、組合加盟店全店が活用するための啓発促進、携帯電話によるメールD蠣己信システムについては、非加盟店も利用可能とした取組みを行うことにより地域商業の活性化に繋げたい。
今後とも東西の商店街連盟と連携し、意欲ある事業者を支援する。
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