■事業実施の背景
現在、福知山市の中心市街地の将来の核となる「ききょう通り商店街」の一画を集客の拠点とすべく、駅北再開発事業の進捗にあわせ行政及び民間で大型複合商業施設を検討中である。
この施設について、専門家を中心にニーズをふまえた事業設計を行うことが必要であった。
■内 容
行政、商業者、市民による検討委員会(母体は福知山TMO)を設置し、JR福知山駅北側に建設予定の大型複合商業施設の内容、事業実施手法について、事例研究や意見集約を図りながら、実現可能性の高い計画及び手法案を作成した。
■目標及び達成状況
(目標)
TMO計画の認定に向けた叩き台を、意見集約しな が ら構築する。
(達成状況)
中心市街地の現状を踏まえ、基本コンセプトを確認した上で必要な施設の検討を行い複数案を作成し、さらに絞り込んだ内容を施設計画の叩き台としてまとめることができた。施設建設に向けて参画の是非を判断する材料を構築する目標は達成できたといえる。
■効果及び評価
実行可能な規模、必要な内容について行政、商業者等の意見の集約を図ることができた。この計画により行政、民間各関係者は建設に向けた具体的な検討を開始している。
■実施後の反省点
実施手法について、実施主体者の最終合意までには至らない状況であり、現時点(平成16年度末)では具体的に建設開始に至ることができないため次年度の課題として残った。
(次年度以降の取組等)
複合拠点施設建設実施に向けて実施主体者の選定、説得と計画内容の詰めに取り組む。
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