■事業実施の背景
現在、京都府内の商店街においては、大手スーパーに押され、生鮮食料品を扱う店舗が急激に減少している。本事業は、それを補う新たな取り組みであり、商店街活性化事業のモデルとなりうるものであると考える。また,南山城村の経済が停滞している。
■内 容
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竜馬通り商店街において「やましろ農産物直売市」を開催し、「地産地消に熱心な商店街」にした。 |
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お登勢の会・南山城村の茶業・原木椎茸生産者・龍谷大学生の3者が共同して「南山城村の産品を用いた地域ブランド商品」を開発した。 |
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南山城村の特産物を用い、竜馬通り商店街の店舗において「一店・一品(逸品)」を展開する。 |
以上をつうじて、来街者の中に、南山城村フアンをつくり、今後の都市と農村の交流事業(農業・農村体験事業)につなげていった。
■目標及び達成状況
(目標)
「やましろ農産物直売市」総売上(4日間)・・・250千円
(達成状況)
「やましろ農産物直売市」総売上(2日間)・・・363千円(目標対比145%)
■効果及び評価
天候にも恵まれて、地元客も観光客も、かつてないほどの人出となり、予想以上の売上げとなった。お客様にも「スーパーには売ってない」「懐かしい味」と大好評で、品切れが続出した。「一店・一品(逸品)」を通じて各個店も大いに刺激になった。今回の直売市開催で、南山城村や宇治田原町をはじめ多くの生産者の方々と連携・交流を強めることができた。今後いっそう交流を深め、「地産地消」の観点からお互いが知恵を出し合い、魅力ある地域づくり・商店街づくりを推進していきたい。
■実施後の反省点
出店・出品していただける生産者を集めるのが大変であった。
○次年度以降の取組等
「安心・安全を売る商店街」「生産者の顔が見える商店街」の観点から、「やましろ農産物直売市」を継続的に取り組み、「地産地消に熱心な商店街」を目指す。
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