■事業実施の背景
近年商店街並びに個店を取り巻く環境は、都市間競争を始め大型店の郊外進出などにより非常に厳しく、生き残りをかけた対策を講じることは、商店街並びに個店にとって緊要なる課題である。
■内 容
伏見商店街連盟に加盟の個店にアンケート調査を実施し、現状把握を行い、今後商店街として地域住民に愛される街としての生き残り策を模索・研究した。
■目標及び達成状況
(目標)
実験店舗来店者数(1ケ月)・・・1,000人
(達成状況)
実験店舗来店者数(1ケ月)・・・0人
■効果及び評価
先進地視察(イタリア村・大須商店街)や現在勢いのある業種の事例研究、周辺の商業環境の勉強会、アンケート調査等を通じて、今後の小売店のあり方の道筋を見出すことができた。また、現在盛況にあり、また注目すべき新業種・業態は、実は『温故知新』にある。つまり従来マイナーなものと称され、日陰にあった業種・業態に光をあて、切り口を変えることでスタンダード、それもメジャーなものへと進化させることが最大のテーマであるとの結論を得た。
■実施後の反省点
当初は、研究・検証を踏まえて実験店舗を実施する予定であったが、そこまでに至る事ができなかったが、異業種とのコラボレーションを図ることによる商店街への集客力の向上、またアンケート調査を基にしての消費者ニーズにあった業種・業態など個店の活性化を目指すうえでの一定の成果を得ることができた。
○次年度以降の取組等
この結果を活用して、生き残れる店への勉強会を積み重ねていき、街の活性化・個店の活性化を目指していきたい。
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