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  意欲的商業者グループ支援 平成18年度実績報告書




恋志谷神社で活性化を図る会

『 恋志谷さんと七夕まつり 』





事業者概要
 ・実施団体名 恋志谷神社で活性化を図る会
 ・グループ人数
 ・所在地 京都府相楽郡南山城村北大河原北垣内52
 ・ホームページ

事業内容
 ・実施期間
平成18年7月8日
 ・総事業費
600千円


事業実施の背景


本地域の小売・サービス業は、近郊の大型店・ディスカウント店に消費が流出するなか存続の危機に瀕している。本地域内の消費者ボリュームでは到底回復の見込みはなく、地域外からの流入を図るしか術がない状況にある。そこで、恋愛成就・女性の守り神として知られる「恋志谷神社」及び文化発信の拠点である「やまなみホール」を売り込むことにより観光客を増大させ個店に誘導する必要がある。

内 容


平成18年7月8日(土)午後3時から9時まで、恋志谷神社とやまなみホールで1500人の参加のもと、住民の手作りによるイベンド恋志谷さんと七夕まつり”を実施しました。事業の概要は以下のとおりです。

・恋志谷神社
 1)恋愛成就・安産祈願 2)お札・お守りの販売
・やまなみホール
 1)活性化を図る会が地域商業者をPR
 2)恋志谷神社のPR
 3)バーチャル村民のPR・募集
 4)野童太鼓の演奏
 5)フィーリングカップル
 6)カラオケ大会
 7)アマチュアバンドコンサート
 8)茶ECO(ちゃえこ)風車の製作体験
 9)トワイライトコンサート
 10)恋のビンゴゲーム
・ホール周辺
 1)魚つかみ
 2)かぶと虫つかみ
 3)フリマ・模擬店
 4)かがり火点灯
 5)笹飾り
 6)モニュメントの設置
 7)燈寵の点燈
 8)アーチ飾り



目標及び達成状況

(目標)
(達成状況)
・来場者数
2,000人
1500人(広報期間が短かったのが原因と考えられます)
・事業参加者数(スタッフ・出店者)
200人
120人(実施グループ以外の商業者や農業者を巻き込むことができなかったことが原因と考えられます)
・来村リピート率
30%
10%(村外の来場者は300人(20%)程度と見られ、事業後の見聞によると30人程度がリピーターとして来村したと思われます。ただ、半年程度の数値ですので一概に評価はできません)
・売上げ(フリマ模擬店・特産品)
200万円
100万円(来場者が目標を下回ったことと模擬店が少なかったことが原因と考えられます)
・売上げ(商業者)
50万円
0円(調整不足により出店できませんでした)
・バーチャル村民申込者数
100人
7人(広報不足と村外来場者が少なかったことが原因と考えられます。なにより目標とする数値が大きすぎました)



効果及び評価

1)
商業者への効果は即効性はないが、抽選で宝くじを貰った子どもが来店し、”あの時のおっちゃんや”と喜んでくれたと聞くし、なにより、気が緩むと言われる所謂”2回目”の販促活動「宝くじ大作戦」は1回目とほぼ同額を売上げるなど商業者自身の意識の高揚につながったことは大きな成果といえます。
2)
7人の「バーチャル村民」が誕生したことは今後の交流人口拡大の大きなステップとなりました。
3)
むらおこしの“しかけ”として「愛・恋・出会い」をテーマとした今回の企画は参加者に大きな反響があり、村のイメージアップに大きく寄与しました。
4)
短い準備期間に関わらず成功できたのは、まさに「住民の住民による住民のためのイベント」の結果であり、今後のむらおこし事業を計画・運営していく上でこの上ない自信となりました。
5)
そして何よりの成果は、この事業に関わった住民からもっと多くの参画・参加を得て伝統的なまつりに育て上げようとの声が高まり、19年8月5日に2回目の開催が決まったことです。


実施後の反省点

1)
準備・広報期間の短かさが来場者の少ない状況を生み全ての目標に達しない、また、各種機関・団体の参画が思うように行かなかった原因でした。
2)
準備期間・スタッフの不足等で実施グループ以外の商業者を参画させることができなかったことと、当初計画した商業者による販売ができず思うようなPRができませんでした。
・開催日がお茶の収穫期であったため農業者の参画・参加が得られず、特産品等のPR・販路拡大が図れませんでした。
3)
事業のなかにそれぞれの地域で取組むような企画があればもっと来場者も多く盛り上がった催しになったのではないかと思われます。
4)
第2弾の開催が19年8月5日に決まり既に準備にはいっているので、反省の大部分はクリアできるものと思われます。


○次年度以降の取組等

・地域住民の自主的・主体的な企画・運営のもと住民意識の高揚を図りながら、地域に根ざした伝統的なイベントに育て上げていくとともに、バーチャル村民の拡充を図り都市・農村交流を一層推進することにより地域の活性化を図っていきます。第2弾は木津川河川敷の活用を加味し、「むら夏の彩り2007〜恋志谷・恋路橋・やまなみ・そして河原へ〜」と銘打って開催します。






京都新聞 2006.7.9




京都新聞 2006.6.29
産経新聞 2006.7.7
京都新聞 2006.6.23


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