■事業実施の背景
景気の低迷、治安の悪化等による集客力低下への対策が必要であった
■内 容
1.木屋町界隈における情報収集 |
(1)「歴史と史跡の道しるべ」木屋町や高瀬川沿いにある歴史文化由来 |
エピソードの調査、情報収集 |
(2)木屋町共栄会加盟店舗の情報収集 |
2.地域情報の発信 |
(1)パンフレットの作成・配布 |
(2)HP開設と情報発信 |
観光客・散策者に向け、年齢カップル家族向け等TPOタイプに応じた発信方法を工夫する |
3.美化活動の推進 |
■目標及び達成状況
(目標)
1.各種事業の実施 |
(1)木屋町界隈における情報収集 |
(2)地域情報の発信 |
(3)美化活動の推進 |
2.物品販売店は3%、飲食店は2%の売上げ増 |
(達成状況)
各種事業の実施については、概ね目標を達成できた。 |
・木屋町界隈における情報収集については、地域の歴史を学ぶことにより次年度の活動方針の発想が豊かになった。 |
・地域情報の発信により、秋の紅葉シーズン正月休暇時期の人通りも増え、多くの加盟店舗の報告では『木屋町イラストマップ』を持ったお客様の姿を路上や店舗内で確認できたとの報告を受けている。 |
・美化活動の推進では、学生ボランティアの参加や大型店舗従業員の協力など協力を得ることができた。
売上げ増については、一定の集客力はあったものの、目標達成には至らなかった。しかし、こうした集客状況が定着し、販促活動を継続する中で、近い将来目標を達成することができると確信している。 |
■効果及び評価
各種事業の実施により、観光・飲食・ショッピングに関する木屋町独自の有用で個性的な情報を提供するとともに、通常の観光ガイドには掲載されない木屋町の歴史・街並み・人に関する魅力を広く発信することができた。
これによって、来街者が増加し、街の脹わいが形成されつつあることから、各個店の売上向上に必要な基盤整備ができた。
また、こうした活動を通して、地域の連帯感や信頼関係が強化され、地域の活性化に繋がるとともに、木屋町共栄会の運営自体も順調に軌道に乗り始めている。
秋の紅葉シーズン・正月休暇時期は人通りも増え、多くの加盟店舗め報告では『木屋町イラストマップ』を持ったお客様の姿を路上や店舗内でも確認できたとの報告を受けており、木屋町界隈の集客に役立った。
物品販売店は3%、飲食店は2%の売上げ増を目指したが、一定の集客力はあったものの目標達成には至らなかった。しかし、こうした集客状況が定着し販促活動を継続する中で、近い将来目標を達成することができると確信している。
■実施後の反省点
集客力のアップを直接売上げ増に結び付けられなかったことから、販促活動にもう少し工夫が必要であったように思う。美化活動では、店舗間の営業時間の違いが大きく一斉清掃の難しさを感じた。
○次年度以降の取組等
数年来、住民及び事業者が希望していた、木屋町地域の防犯カメラの設置に向け動き出す。イラストマップ編集に伴い木屋町の歴史風土が会員に詳しく認知できた。これを基に高瀬川沿いに石碑・道しるべ・案内板・雪洞等の設置計画を進める。
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