■事業実施の背景
御所と鴨川に挟まれた狭囲な地域で、事業所の認知度も低く優れた文化資産を持ちながら、充分認知されていないので、地域資源と商店をPRすることで活性化を図る必要がある。
■内 容
街あるきを秋と春に企画し、便利マップやホームページ上に日時や集合場所を掲載し、地域住民だけでなく広く一般の観光客の参加を促した。
地域の構成員はもとより、立命館大学の乾ゼミの学生5名の取材協力を得て、今回は便利マップ第4刷の発行と、そのデジタル版としての「御所東物語」ホームページの作成と運営をした。
便利マップにおいては、今回は地域福祉だけでなく、地域祭事とお店の紹介を中心とした内容とし、お店マップを前面に掲載し、掲載店の店頭に置いていただき、より多くの観光客に興味を持っていただける構成とした。
また、街あるきの日時・集合場所などの詳細を掲載した。ホームページについては、専門家の技術をお借りして過去の試作版を刷新しより多くの検索に対応できるように工夫した。街あるきの情報もトピックスとして掲載した。このためにもボランティアだけでなく、ホームページ作成の専門家にお支払いする資金が早急に必要である。
■目標及び達成状況
(目標)
従来からのマップと今回刷新するホームページを媒体に、御所東地域のイベントや歴史資産を全国に発信する。
(達成状況)
全般に当初の目標を達成し、予想以上の効果がホームページ上で達成できた。
■効果及び評価
10月1日の街あるきに置いては雨天のため参加者17名で予定通り慮山寺・梨木神社・歴史資料館・新島嚢旧邸・草堂行願寺・下御霊神社の順で訪れました。想いのほか、お土居の跡が見られたり巡礼の方々と出会ったり、参加者の皆さんに好評でした。
3月4日は暖かかったせいもあり30名の参加で鴨川散策・香淳皇后歌碑・清荒神・園通寺・法政学校跡石碑・山紫水明処等を訪ね大好評でした。
ホームページには予想以上のアクセスがありこの事業最大の効果です。
街あるき自体はそれなりの効果で終わりましたが、刷新したホームページに対する反応が絶大でありました。全国に地域情報を発信出来た。
組織体制の確立がある程度できましたが、今後も継続する必要がある。
街あるきに置いては、当グループの構成員の中に歴史の専門家がおり、
解説を担当して参加者の満足度を高めた。
■実施後の反省点
イベントへの参加が予想の範囲ではあったが、もう少し多くてもよかったかもしれない。構成員の数を増やし、参加者が多くても、対応できるよう改善しなくてはいけない。
○次年度以降の取組等
今後も本年の活動を踏襲し、イベントの開催やホームページの充実を図る。掲載店を増やす努力をし、構成員の増加を図る。
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