■事業実施の背景
新京極商店街を中心とした界隈は近年若者を対象にした店舗が急速に増えて来た。商
店街の末永い繁栄を考えれば幅広い年齢層の集客が望ましい。その為にシニア層の来街
促進策を実施する。
■内 容
京都市民の憩いの場として芸能と共に発展して来た新京極の特性を活かし、昨今若者に占拠されている感のある新京極商店街にシニア層を呼び戻し、幅広い客層が楽しめる街としての賑わいを回復させる為、シニア層に人気のある芸能としての落語に着目し、京都出身の落語家桂都丸師匠を中心とした落語会を「第
4回・新京極映画祭」と連動して開催する。
入場者には漏れなく新京極商店街振興組合の組合員店で買物(利用)が出来る額面500円の金券(サンクスカード)を進呈して、地域コミュニティの構築と商店街並びに個店の活性化を図る。
■目標及び達成状況
(目標)
・「桂都丸色々の会」へのシニア参加者…‥200人
・「新京極映画祭」へのシニア参加者……500人
(達成状況)
・「桂都丸色々の会」へのシニア参加者……94人(達成率47%)
参加者総数……135人
・「新京極映画祭」へのシニア参加者……225人(達成率45%)
■効果及び評価
新京極商店街ホームページ・京都新聞・KBSラジオ「桂都丸サークルタウン」・ぴあ関西版での告知や、チラシを新京極商店街組合員店・桂都丸会(桂都丸の後援組織)・ウオーキング協会・市役所他随所で配布して広報に努めた。その結果、新京極商店街(振)事務局に、この事業や映画祭への問合せが数多く寄せられ、
又、商店街でお孫さん連れのシニア層が目立つようになって来た。
シニア層を呼び戻し、幅広い客層が楽しめる街(商店街)を回復する、と云う目的を達するには今後も継続的な事業を検討する。
■実施後の反省点
シニア層の集客を図り、幅広い客層を呼び戻すには今回限りではなく、年に数回この種の事業を実施するとか、継続性の有る方策を模索する事が必要と実感する。
・次年度以降の取組等 : 新京極映画祭等との連携
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