■事業実施の背景
公共施設の集客力の低下傾向や商店街の衰退傾向が進む中、商店街への来街者の増加を図る必要があった。
■概 要
子供たちにクラッシック音楽を聞かせるだけでなく、同時に文化・アートを学んでもらい、街とコミュニケーションを図る。
■内 容
子供たちを中心とした文化イベントと街づくりを目指して、クラッシックコンサートを京都コンサートホール(協賛)で行い、他の文化事業と共同開催をすることによって、集客とアート・文化の普及を図り、北山街の活性化と地域コミュニティーの活性化を図った。
●子供ゆかたの着かた教室とクラッシック&ファッションショー
(7月16日)
●北山ハロウイン子供英語で仮装発表会とクラッシック
(10月29日)
●子ども読み聞かせとクラッシック
(3月11日)
■目標及び達成状況 (目標)
今回の事業実施により、当初の予定来場者を確保(約600名)して、次のステップに移行していくことができれば良いと考えます。そして、事業実施の際に広告宣伝活動もできればと考えます。
(達成状況)
ほぼ当初の予定通りの来場者はクリアできたのではないかと考えます。また、地元のこどもたちをはじめ、みやこ子供土曜塾やαステーションFM局の告知のお陰で遠方のこどもたちにも来場してもらい、わかり易いクラッシック音楽でやさしい曲に触れてもらえることができたのではないかと考えます。
■効果及び評価
来場者数については、目標に対してほぼ満足のいく結果を得られたことと思います。
・子どもゆかた教室(155名)
・北山ハロウイン子供仮装で発表(178名)
・子供読み聞かせ&クラッシック(113名)
※チケットの裏に500円の金券をつけ北山街利用の促進を図れた。
(回収枚数は発行枚数のほぼ7割程度でした。)
多くの子供たちに仮装をしたり、着物を着て舞台に立つ喜びを感じてもらえたことに加え、音楽を通じて見えない心のどこかに当活動が響いてくれたと思います。また、街の活性化とまでは届かずとも年間を通じてコンサートホールを舞台にしての活動と演奏は皆さんの記憶に残ったことと思います。
■実施後の反省点
・場所の関係で、3ケ月前に予約が入らず当初の予定通りにいかなかったこと。
・時間の関係で、案内が遅れて協賛の皆様に連絡が遅れたことなど。
○次年度以降の取組等 :
今回の補助金を利用した事業を実施することによって、従来であれば、予算的に不可能なコンサートも実施することが出来た。また、北山アンサンブルの名前も商店街の協力によって、ある程度の認知が出来たと思うので、当初の予定通り次の展開としては、場所をコンサートホールから移動して、プロムナードの名のごとく、違う場所での展開を考えていきたい。商店街の方も府立陶板名画を管理することになり、地域の発信としての位置づけを見直して、より多くの皆様に認知されるように動いていきたいと思う。
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