■事業実施の背景
商店街は“まち”の核として賑わいを生み、活気あるコミュニティの場として発展してきたが、現在は衰退傾向にあり、緊要な課題である。地域団体等と連携し「まちづくり」を推進することによりコミュニティの構築を図り、まちの活性化を図る必要があった。
■内 容
商店街が空き店舗を活用して3ケ月間チャレンジSHOP(参加者1人につき最長で1週間)を運営すると共に、地域団体(大宮小学校『おやじの会』や地域女性会)と連携し「みその橋801まつり」を開催し、地域住民等とのコミュニティの構築を図り、街の活性化を目指した。
《事業内容》
・COM STATION事業
・コミュニティ事業
■目標及び達成状況
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(目標) |
(達成状況) |
・コミュニティ事業参加者 |
1,000人 |
700名(達成率70%) |
■効果及び評価
チャレンジショップでは、最大で1週間ということもあり地域住民に対しては新鮮味があり、また出店者にとっても自分の夢の第1歩を踏み出せ、オーナー気分が味わえ、1日500円の賃料(維持管理代)という手頃さもあり大変好評であった。「みそのばし801まつり」にも、チャレンジショップの参加者が悪天候にも関わらず6件(当初15参加予定)出店して頂けた。
この事業を実施したことによりチャレンジショップ会場の2店舗が詰まり商店街の活性化に繋がったと共に、組合員に対してもチャレンジャーの新しい息吹により商売に対する情熱を取り戻させてくれる面もあり、多大なる効果があった。またチャレンジショップの再開を望む要望も多く、この事業で得た成果を今後の商店街活働に生かして行きたい。
■実施後の反省点
遠方からの出店者や商品の搬入等による駐車場の確保問題など今後このような事業を行っていく上で参考になった。またチャレンジショップが最長で1週間ということもあり、各ショップの告知方法にも課題を残した。
○次年度以降の取組等
・子育て支援への取組
・近隣大学との連携
・チャレンジSHOPの継続化
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