■事業実施の背景
平成16年度チャレンジ事業で映画の人材の発掘・育成に力を入れたが、その人材の有効活用をしなければ「映画のまちおこし」の継続性は頓挫しかねず、その対策は急務で今年度は映画塾の塾生等を活用して「映画のまち」として地域貢献を行う。
■内 容
当商店街は更なる「映画のまち=太秦大映通り」のイメージを浸透させるために地域資源(映画)を有効活用して価値のあるサービスを提供する。
《事業内容》
・「太秦キネマ塾」事業
・「ふれあいサロン」事業
■目標及び達成状況
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(目標) |
(達成状況) |
・地元小・中学校、近隣大学との連携(事業参加校) |
4校 |
今回の事業に関った参加校(京都嵯峨芸術短期大学、京都市立蜂ヶ岡中学校、京都市立太秦小学校、京都市立御所南小学校、京都市立嵯峨野小学校、舞鶴市立大浦小学校 計6枚) |
・ふれあいサロン利用者数 |
約3,600人
(一日当たり約30人×20日×6ケ月) |
1,958人(達成率54.4%)
開催期間は130日間 |
■効果及び評価
昨年に引き続き、当商店街はNPOと協力し「映画のまち」を主軸とした地元資源を活用し、キネマ塾では主に映画の人材活用に力を入れたことにより、映画製作の過程で地域住民や舞鶴市の小学校との交流が生まれ、地域内外の連携が図れた。また太秦キネマ青春館では、商店の中心部を利用したこともあり、買い物帰りの来街者やふらっと立ち寄れる集いの場所として高齢者の参加が多数あり、商店街街区は大いに賑わった。これらにより「映画のまち=太秦大映通り」のイメージを深く浸透させることができた。
当商店街の近くには映画のまちとして蓄積されてきた映画資源や学校等が多数存在している。これら地元資源の有効な活用と学校や映画関係のNPO協力が得られたで地域コミュニティに大きく貢献した。
■実施後の反省点
「映画の町=太秦大映通り」を地域内外に広く知ってもらうには映画をテーマにした地域活動をもっと積極的に行う必要があり、そのためには全国子ども映画祭等のイベントに向けて商店街とNPO等が協力しなければならない。今後もこのような「映画のまちおこし」を継続的に実施し、商店街活性化に繋げる。
○次年度以降の取組等
・キネマ塾の継続的活動
・全国子ども映画祭開催
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