■事業実施の背景
近年、当商店街の集客力・話題性が減少してきていることから、街の活性化にとって深刻な状況と受け止めており、その対策は急務であった。
■内 容
「映画のまち」として古くから親しまれてきたという地域資源を生かした「新京極映画祭」を開催することにより、京都市民を中心に文化情報を発信し、商店街の賑わい創出を図った。併せて、「サンクスカード(商店街で利用出来る金券)」を地域ボランティア等に進呈することにより地域コミュニティの輪の拡大を図ることができた。
・映画上映会の開催 (平成16年10月14日・15日)
・サンクスカードコミュニケーション事業 (ボランティアスタッフや映画館入場者、商店街で の一定額以上の買い物客へサンクスカードを配布し、地域通貨として利用)
■目標及び達成状況
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(目標) |
(達成状況) |
・映画上映会への参加者 |
1,500人 |
1,010人 |
・サンクスカード利用率 |
90% |
58% |
■効果及び評価
サンクスカード付映画祭入場券を販売するとともに、ボランティア事業(24時間テレビ・六角公園維持・商店街内の環境整備)参加者へサンクスカードを配布したり、シルバーデーやレディースデーを設け、抽選でサンクスカードを進呈したが、利用率は58%余にとどまり、今後の流通に関して課題を残した。
■実施後の反省点
サンクスカードの有効期間を平成16年10月から17年2月末としたが、期間が長く「いつでも使える」との印象を与えたため、期間内の利用は低いものにとどまった。また、シルバーデーを設けたが店舗構成の関係でシルバー層の買い物客が少なく、取組方法に工夫が必要であった。
・次年度以降の取組等 : 本事業の発展的継続
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