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  京の商店街チャレンジ21 平成16年度実績報告書




 
向日市商工会 

『 文化・観光、産業資源を生かした思い入れ商店街づくり 』





事業者概要
 ・実施団体名 向日市商工会
 ・組合員数 737名
 ・所在地 向日市寺戸町中ノ段16−7
 ・ホームページ http://muko.kyoto-fsci.or.jp

事業内容
 ・実施期間
平成16年6月〜平成17年3月
 ・総事業費
1,746千円


事業実施の背景



現在、向日市北部のキリンビール京都工場跡地に大型複合商業施設の建設が計画されている。


当該計画地の南に隣接するJR向日町駅と阪急東向日駅をつなぐ西国街道沿いの地域は、乙訓の竹製品を扱うなど特徴ある商店が比較的多い。

そこで、こういった竹産業資源や文化・観光を生かして魅力的な商店街を形成するとともに、上記商業施設の集客者の一部を誘客し、地域の発展を図ることが求められている。

内 容


魅力的な商店街を創出するため、商店会を設立するとともに、商店街振興のための研究会等の開催、商店街振興ビジョン策定及びイルミネーション事業、商店街マップ制作を行った。




目標及び達成状況

(目標)
1)
商店会を設立し、会員数を20名集める。
(平成15年度策定の「向日市商業振興ビジョン」に商店街の組織化が商業振興 の方向の一つとして位置づけられている。)
2)
地域の文化・観光資源と産業資源の竹をアピールする。

(達成状況)
1)
商店会「向日えきえきストリート」を設立。会員数は26となり、予定数を上回った。
2)
観光スポット及び散策路等を掲載した商店街イラストマップを作成し、来街者の 利便を図った。
3)
年末に実施したイルミネーション事業「竹明かり回廊」では、統一プレートの台枠 に竹工芸品を使用し、また竹笹を使ったイルミネーションを出すなど、竹をアピー ルできた。


効果及び評価

1)
二人の優れた外部専門家の指導を得て、商店街振興ビジョンを策定することがで きた。
2)
商店会「向日えきえきストリート」を設立した。
3)
年末に商店会会員の店頭を飾るイルミネーション事業を実施した。
4)
観光マップを盛り込んだ商店街イラストマップを制作し、店舗、公共機関の案内 窓口、新聞の折り込み等で配布し、広く普及させた。
5)
波及効果として、パン屋、カメラ店、居酒屋等の新規出店があり、またJR向日町駅前ロータリーに高さ3mのからくり時計「かぐや姫時計」が設置された。



実施後の反省点



 飲食業が比較的多い商店街なので、今後は物品販売業の商店会会員の増加を図る必要がある。


(次年度以降の取組等)


  平成17年度「京の商店街チャレンジ21事業」で、『「竹とあかりの祭典」と商店会活性化事業』のタイトルで、住民参加型「たなばた祭り」、「イルミネーション祭り」の開催及び情報発信「コミュニティ紙」の発行を予定している。






竹明かり回廊
ビジョン・フレーム(報告書より)



向日えきえきストリート(マップ)




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