■事業実施の背景
今日まで、地域商業者のエコ活動の拠点であるエコステーションの運営やエコポイント・サービスの実施など様々な活動、啓発を行ってきたが、消費者へのPR不足や加盟店にも取組や認識に温度差があった。このため、消費者が参加しやすく、加盟店にも持続可能な具体的取組を提案する必要があった。
※エコステーション : |
環境にかかわる意識啓発のための展示や催事等を行う拠点 |
※エコポイント : |
買い物の際、レジ袋不要や非包装等、各店で定めたゴミ減量や環境に 配慮した顧客に対して加算するカードポイント |
■内 容
既に実施しているエコポイントサービスを、より消費者に認知、参加してもらうための取組や全加盟店が業種・業態に応じてエコ活動を推進する取組について研究・実験的事業を行い、商業活動を通じて消費者とともに環境保全に寄与した。
1) |
環境セミナーの実施 |
2) |
1店1エコ推進のための研究と実験的事業の実施
(加盟店・消費者の意識調査や貯まったエコポイントの還元方法の実験) |
3) |
エコフェスタの実施 (亀岡市「環境フェスタ」に協賛参加) |
4) |
エコステーションの運営 (「ゆずります。もらいます。」リサイクルコーナーの運営等) |
■目標及び達成状況
(目標)
1) |
全加盟店の「1店1エコ宣言」 |
2) |
エコポイント発行のアップ |
(達成状況)
1) |
1店1エコ宣言 全加盟店 |
2) |
エコポイント発行店数 4倍アップ
エコポイント発行数 4倍アップ
エコポイント保有者数 12倍アップ |
■効果及び評価
1) |
全加盟店で「わが店のエコ宣言」を行い取組みを強化する中、エコポイント発行 店、エコポイント数、会員のエコポイント保有者数も大幅にアップした。 |
2) |
新聞折込チラシやリーフレット、店頭POP等の告知で認知度も広がりつつある。 |
3) |
亀岡市の環境フェスタにも協賛し、官民連携の窓口を開くことができた。 |
■実施後の反省点
1) |
エコポイント未発行店数がまだ半数近くあり、業種・業態に応じた方策を検討する 必要がある。 |
2) |
エコ活動に対する加盟店への教育・啓発と消費者への広報活動がまだまだ不足 している。 |
3) |
一定の成果が上がったものの、まだまだ市民に定着しているとは云い難い。 |
(次年度以降の取組等)
・ 平成14年度から取組んでいるエコ活動と今年度の「1店1エコ」運動を、次年 度以降も継承発展させる。
・ 空き缶回収機の設置についての検討。(アンケートや会員の中で設置を望む 声が高い)
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