■事業内容 |
・タイトル |
『ききょう通り商店街テナントミックス事業』 |
・実施期間 |
平成15年7月25日 〜 平成16年3月31日 |
・区 分 |
テナントミックス管理事業 |
・内 容 |
再開発の進むききょう通り商店街が昨年度のCI事業で決定した新名称・ロゴで生まれ変わりつつある。街区内の空きテナントに商店街にふさわしい、地域活性に貢献しうる店舗を一定の制約のもとで募集・入店させ集客効果を創出し、その波及効果により商店街全体の活性化を図る。 |
・必要性 |
ききょう通り商店街は区画整理が進展中で全ての店舗が間もなく建て替えとなる。新しく生まれ変わる商店街に合わせた統一CIの構築等により活性化の機運が高まっており、今後を見据えた適当な業種配置を検討するのは今しかない。 |
・目 標 |
来街者、個店の売上高の増加 |
・効果及び評価 |
本事業の実施にあたり 4店舗のテナントを募集した結果、3店舗が入店(内2店舗については、助成対象外)1店舗が未入店であった。必ずしも希望通りの集客効果が見込める事業所ばかりであるとは言い難い。また、募集に伴い、問い合わせから契約に至るまでにも非常に困難を要した。但し、個々の理由は駅周辺の整備事業の進捗状況によるものであり、後ろ向きに悲観すべきものでないと思われる。
2年間の補助事業(平成14年度はCI戦略構築事業)を継続したことで、来客者用にロゴをプリントした貸出用の傘を商店街独自で作成するなど個店はもちろんのこと商店街全体が「活性」に対して意識付けがでてきたことは大きな収穫である。また、ききょう通り商店街の新名称やロゴが市民の中に徐々に定着し、新しく生まれ変わる中心市街地のシンボルとなりつつある。再開発で変わりつつある現状から商店街・個店を活性化させていくためには、ハード面のみならず昨年度作成したロゴ等の活用と合わせて、今後、更に魅力ある店舗を誘致することが重要である。テナントが空いている状態では商店街全体の活力が低下することから、今回の事業で整備完成を前に商店街が先導的に新しい集客効果へと相乗効果を見出したことは大きい。 |
・目標の達成状況 |
3店のテナントの入店が決定したことによる集客効果とともに、商店街の情報発信と新しい名称・ロゴマークを積極的にチラシやイベント等で活用したことで、これまでの商店街および各個店のイメージの転化がなされ来街者増の相乗効果が今後見込まれる。 |
・実施後の反省点 |
入店したテナントすべてが募集した業種ではなく、募集方法については更に目的を絞り込んだ早期のきめ細かい活動が必要であったと思われる。また、再開発に伴う今後の街づくりや大型店舗の出店予定等の方向性を具体的に周知していかなければ出店する魅力にかけることから今後、継続的な情報発信をしていき商店街全体はもちろん個店の魅力をPRしていく必要がある。 |