■IDDM関連ニュース 2001年 ・IDDM関連ニュースの2001年分バックナンバーです。
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2001年 12月 21日(金) 糖尿病NET
途上国の糖尿病患者さんを支援する「国際糖尿病支援基金」が発足
世界には同じ糖尿病患者でありながら、十分な治療を受けられずに、悲惨な生涯を送る人たちがたくさんいます。そのような途上国の患者さんがおかれた状況を紹介し、オーストラリアやインドなどの団体と協力し支援活動を行うための基金です。

2001年 12月 21日(金) 警察庁
「道路交通法施行令の一部を改正する政令試案等」に対する意見の募集について
この度改正道路交通法において、障害者に係る免許の欠格事由の見直し等が行われ、一定の病気等にかかっている者等についての免許の拒否や取消し等の基準等を道路交通法施行令で定めることになり、前回「素案」が提示された9月より引き続き検討が行われています。今回の「試案」では、「糖尿病」の表記が削除、「低血糖症」と変更されたことなど、「素案」よりも見直しが図られてはいますが、依然として基本的には我々の権利を事前(予防的)に制限しようとするものであり、あるべき市民社会の理念には反するものだと考えています。皆さんの意見はこの法律の内容に必ず影響を与えますので、意見のある方は平成14年1月17日(木)までにkaisei-iken@npa.go.jpへ送るようにしてください。

2001年 12月 20日(木) 日本イーライリリー株式会社
使い捨て型インスリン注入器の自主回収についてお願い
先にリリー社の使い捨て型インスリン注入器、「ヒューマログ注キット」の特定1ロット(FF1E79J)に、製品内部部品の一部が破損する不具合が高い頻度で見られる問題が発生していましたが、この調査の結果から、使い捨て型インスリン注入器「ヒューマカートR注(キット)」の特定2ロット及び「ヒューマカート3/7注(キット)」の特定2ロットについても、その製造工程において部品の組み付け工程に異常が認められた可能性があることが判明したため、これらの製品についても自主的な回収を行うことになりました。
対象製品 製造番号 出荷開始日〜最終出荷日
ヒューマログ注キット(既に回収中) FF1E79J 2001/8/27 - 2001/10/4
ヒューマカートR注(キット) FF0V67A 2000/12/8 - 2000/12/25
FF1J71K 2001/8/28 - 2001/9/19
ヒューマカート3/7注(キット) FF1J79J 2001/7/16 - 2001/8/8
FF1J79N 2001/8/2 - 2001/9/3
当該ロットの製品をお持ちの方は、主治医の先生に連絡の上の、該当製品の代替製品への交換を行ってもらうようにしてください
本件に関するお問い合わせは フリーダイアル:0120−242−997まで

2001年 12月 20日(木) Mainichi INTERACTIVE
低血糖による交通死亡事故の判決
広島地裁は20日、糖尿病治療薬のインスリンを誤用したため、トラックを運転中にこん睡状態になり、死亡事故を起こしたとして業務上過失致死罪に問われた広島市安芸区畑賀2、元トラック運転手、古川祐子被告(33)に禁固1年(求刑・禁固1年6月)の実刑判決を言い渡しました。高原章裁判官は「低血糖による意識障害に陥り、正常な運転ができなくなる危険性を予見できた。運転行為そのものをやめるべきだった」としています。

2001年 12月 15日(日) 糖尿病、みんなで守れば恐くない!? 〜患者による糖尿病勉強サイト〜
小慢満了後の医療費について
1型糖尿病(高血糖症)の1カ月あたりの平均的な医療費について、上記サイトの管理人・きょうこさんが独自に調査された結果です。皆さんが受信される際の参考になさってください。

2001年 12月 11日(木) ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
超速効型インスリンアナログ製剤 「ノボラピッド(R)注」発売
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社(本社:東京都中央区)は、10月2日に厚生労働省より承認された新しいタイプの糖尿病治療薬、超速効型インスリンアナログ製剤「ノボラピッド(R)注」【一般名:インスリン アスパルト(遺伝子組換え))を12月7日発売しました。

2001年 12月 8日(土) DM VOX
DM VOX Xmas会のお知らせ
DM VOXのWebページにて、クリスマス会のお知らせを掲載しております。12月は、皆さんで寺田町子ども診療所に集まって、IDDMに関する交流と情報交換の場にしていただきたいと思います。雑談の時間もゆっくり取れるので、定例会とはまた違った和やかでアットホームな雰囲気もあり、ここでしか聞けない耳寄りな情報も盛りだくさんです。X'masにはちょっと早いですが、どなたでもお気軽にご参加下さい。お近くの方は是非どうぞ。

2001年 12月 06日(木) ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
ノボ ノルディスク社、経肺インスリンNN1998(AERx(R)iDMS)の後期第2相臨床試験を完了
ノボ ノルディスク社(本社:デンマーク)と米国のアラディム社は、このほど、AERx(R)インスリン糖尿病管理システム(iDMS)の後期第2相臨床試験が完了したことを発表しました。これにより、2型糖尿病患者に対する経肺インスリン投与という治療法の実現にむけて、一歩前進したことになります。

2001年 12月 3日(月) 日本イーライリリー株式会社
使い捨て型インスリン注入器の自主回収についてお願い
リリー社の使い捨て型インスリン注入器、「ヒューマログ注キット」の特定1ロット(FF1E79J)に、製品内部部品の一部が破損する不具合が高い頻度で見られるため、当該ロットの自主的な回収を行うことになりました。
当該ロット(FF1E79J)の製品をお持ちの方は、主治医の先生に連絡の上の、該当製品の代替製品への交換を行ってもらうようにしてください
本件に関するお問い合わせは フリーダイアル:0120−242−997まで

2001年 12月 02日(日) 広島もみじの会
絵本<わいはこねこ>と<ママはつらいんや>のご紹介
奈良あゆみの会所属の<こねこ>さんが、子ども本人が病気に負けることなく生きて欲しい!という思いから、絵本<わいはこねこ><ママはつらいんや>を作られました。広島もみじの会が、ご本人の了解を得た上でWebに掲載されましたので、是非ご覧ください。

2001年 11月 30日(金) 三共株式会社
腕時計型血糖測定器「グルコウオッチ」の米国における共同販促について
三共ファルマインクは、シグナス社と、シグナス社が開発した非侵襲性/継続型の腕時計型自動血糖測定器グルコウオッチの米国における共同販促についての契約を11月28日(米国時間)に締結し、2002年の第一四半期からプロモーションを開始する予定です。

2001年 11月 28日(水) Hot Wired Japan
「ヒト・クローン胚」発表に専門家は疑念
米アドバンスト・セル・テクノロジー(ACT)社(マサチューセッツ州ウスター)の研究グループが25日(米国時間)、世界で初めて体細胞核移植によるヒト・クローン胚から胚性幹細胞(ES細胞)を作れることを証明したと発表しました。これに対し専門家の間から、単なる資金集めのための厚かましい発表だとの批判の声があがっています。

2001年 11月 25日(日) CNN.co.jp
米企業がヒトのクローン胚を作製 倫理めぐり議論も
米バイオ企業「アドバンスト・セル・テクノロジー」(マサチューセッツ州)は25日、DNAを除いた卵子に体細胞の核を入れる方法で、人間のクローン胚を作る実験に成功したと発表しました。クローン胚から取り出した胚性幹細胞(ES細胞)を使えば、拒絶反応のない移植用臓器を人工的に作ることが可能になるとされています。しかしこの実験は、技術的にクローン人間製造につながり得るものだけに、倫理上の是非をめぐって早くも議論が巻き起こっています。

2001年 11月 19日(月) Aventis
超遅効型インスリン・グラルジン(商品名:ランタス)解説サイト
既に米国ではリリースされている超遅効型インスリン・グラルジン(商品名:ランタス)について、アベンティスファーマが詳しく解説しているページです。ただし英語なので、予めご了承下さい。

2001年 11月 17日(土) 糖尿病NET
第4回近畿膵移植検討会
今回で第4回を迎えた近畿膵移植検討会は、徐々に増えてきた国内移植の実例の報告と、膵島移植などについての報告があるようです。

2001年 11月 17日(土) 糖尿病NET
ヤング公開スクール大阪 '01
小児及びヤング糖尿病の方、ヤング糖尿病の家族の方、ヤング糖尿病に関心のある方を対象に、毎年開催されるイベントです。今年は眼科医から網膜症についての講演と、患者ご本人による講演が2題用意されていますので、お時間のある方は是非ご参加下さい。

2001年 11月 17日(土) 糖尿病NET
第1回先進インスリン療法研究会
糖尿病(高血糖症)のより良い血糖コントロールを目指して、今後さらにCSIIやアナログインスリンなどによる強化インスリン療法が重要な地位を占めると予想されます。この研究会では、全国のインスリン治療に携わっている糖尿病(高血糖症)専門医、またこれらの治療に関心のある医師、コメディカル・スタッフ、関連企業、実際にインスリン治療を行っている患者さんが一堂に会し、世界の先進治療を学び、経験を交流し、インスリン治療の将来を展望していこうと考えておられます。

2001年 11月 12日(土) 厚生労働省
今冬のインフルエンザ総合対策について
厚生労働省による、今年の冬のインフルエンザ予防対策に関するアナウンスです。

2001年 11月 10日(土) 全国IDDMネットワーク
「1型糖尿病について考えるシンポジウム」開催(広島)
「全国IDDMネットワーク」では、1型糖尿病(高血糖症)に関する普及啓発並びに患者及び家族に対する療育指導を図るため、医療関係者、患者及び家族がそれぞれの立場から患者・家族への心のケア、学校等教育現場での対応、社会で活躍するためのノウハウ、最新医療情報・研究の紹介等を通して、日本における1型糖尿病(高血糖症)患者の未来を考えるシンポジウムを実施されます。

2001年 11月 9日(金) Cyber MED
「IT革命と病院」
9月16日に「21世紀の病院像〜医療技術革新への対応」をテーマにした大阪病院学会が開催され、シンポジウムでは国立大阪病院院長で日本医療情報学会会長を務める井上通敏氏が講演されました。「世の中は生産者・提供者の時代から、消費者・利用者の時代に転換しつつあり、インターネットで医療機関を選び、治療に関する情報もインターネットから取得し、ともすれば患者が医者より知識を持っていたりする時代になっている」とのこと。

2001年 10月 31日(水) Hot Wired Japan
糖尿病(高血糖症)治療用のナノカプセル、動物実験成功
インシュリンを分泌する極小カプセルをラットの血管に注入し、糖尿病(高血糖症)を治療する『マイクロエレクトロメカニカル・システム』(MEMS)の実験が成功しました。マイクロチップを利用した極小の器具『バイオMEMS』は、今まで血液検査や疾患の診断に利用されてきましたが、治療分野に導入されたのは今回が初めてになります。

2001年 10月 29日(月) 株式会社 医学書院(週間医学会新聞)
第6回日本糖尿病教育・看護学会開催
シンポジウムでは「糖尿病療養指導士」の必要性について活発な論議が交わされたようです。

2001年 10月 17日(水) (社)日本糖尿病協会
インスリン注射器を携行して航空機に搭乗する際の注意
先の米国同時多発テロ事件を受け、米国連邦航空管理局より、注射器を携行する航空機の乗客に対する厳しい規制が発表されています。米国へ渡航される予定がある方はご注意下さい。

2001年 10月 04日(木) ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
超速効型インスリンアナログ製剤 「ノボラピッドR注」の承認取得
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社は、超速効型インスリンアナログ製剤「ノボラピッドR注」【一般名:インスリン アスパルト(遺伝子組換え)】について、10月2日、厚生労働省より承認を取得しました。年内に2製剤が売予定となっています。

2001年 9月 12日(水) 株式会社 島津製作所
針無しのインスリン注射器を発売
「ShimaJET」は、針の代わりとなるプラスチック製ノズルから直接皮下へインスリンを瞬時に噴射する注射器です。従来に比べ、注射時の痛みが少なく、注射痕などの皮膚の硬化も起こりにくいのが特長です。

2001年 9月 7日(金) 警察庁
「運転免許の処分基準等の見直し素案」に対する意見の募集について(リンク先削除)
この度改正道路交通法において、障害者に係る免許の欠格事由の見直し等が行われ、一定の病気等にかかっている者等についての免許の拒否や取消し等の基準等を道路交通法施行令で定めることになり、現在検討が行われています。当然ですが、低血糖の可能性のある1型糖尿病(高血糖症)も検討の対象となっています。これについてご意見のある方は、平成13年9月28日(金)までにsoan-iken@npa.go.jpへ意見をお寄せください。

2001年 9月 6日(木) Mainichi INTERACTIVE
診療報酬:引き下げ、医療側にも痛み 2002年度改革 厚労省
厚生労働省は2002年度医療制度改革案に、医療機関が治療代として受け取る診療報酬(医療費)を引き下げるマイナス改定を盛り込む方針を固めました。国民だけでなく医療機関にも「痛み」を分担してもらう必要があると判断したようです。

2001年 9月 6日(木) DM VOX
第10回 DM VOX 例会(9月15日(土)開催)のお知らせ(PC版)
第10回 DM VOX 例会(9月15日(土)開催)のお知らせ(ケータイ版)
今回のDM VOX は、前回に引き続き、夕方から夜(17:30〜20:30)にかけての開催となります。これまで勤務時間などの関係で昼間はお越しになれなかった方も、是非一度覗きに来てください。

2001年 9月 5日(水) Mainichi INTERACTIVE
健康保険:サラリーマンの本人負担を3割に 厚労省が検討
厚生労働省は、被用者保険に加入するサラリーマン本人が医療機関の窓口で支払う医療費の自己負担について、現行の2割から3割に引き上げる検討を始めました。同省は2002年度医療制度改革に盛り込みたい考えですが、「痛み」を受ける国民の反発で、調整難航は必至とみられます。

2001年 9月 5日(水) クラブアークレイ
糖脂質の「α-ガラクトシルセラミド」1型糖尿病(高血糖症)の発症・再発予防
千葉大学大学院医学研究院の谷口克教授とキリンビール、カナダ・西オンタリオ大、米バンダービルド大などは共同で、糖脂質の「α-ガラクトシルセラミド」が1型糖尿病(高血糖症)の発症・再発を予防する機能を持つことを発見しました。

2001年 9月 4日(火) クラブアークレイ
糖尿病(高血糖症)薬の世界市場2010年に倍増、1.2兆ドルへ 米ディシジョン予測
米ディンジョン・リソーシズは、II型糖尿病患者の増加などを背景に2010年には世界主要国での糖尿病薬市場は1兆2,200億ドルと現在6,900億ドルの約2倍に増大するとの予想を発表しました。また今後、II型糖尿病治療薬として市場を拡大する薬剤はメグリニチド、チアゾリジンジオン系薬剤と予想しています。

2001年 8月 30日 日本イーライリリー株式会社
日本初の超速効型インスリン製剤「ヒューマログ(R)」発売
−より生理的な血糖コントロールと、QOLの向上を実現−
日本イーライリリー株式会社(本社・兵庫県神戸市)の超速効型インスリン製剤「ヒューマログ(R)」【一般名:インスリン リスプロ(遺伝子組換え)】は、8月31日の官報告示をもって薬価基準に収載される予定で、同日の発売を予定しています。

2001年 8月 29日 アベンティス ファーマ株式会社(同社よりリンク許可取得済み Aug 28, 2001
DM TOWN
アベンティス ファーマ株式会社提供、糖尿病(高血糖症)の治療や予防に関する多彩な情報をお届けする、健康に関心がある方のためのコミュニティ・サイトです(要Flash4J以上)。

2001年 8月 28日 Yomiuri On Line
飲むインスリン 米で開発
インスリンを髪の毛の100分の1程度の直径の粒子で包み、内部にインスリンを封じ込めることで吸収率を高めることに成功したそうです。ラットなどの動物実験では、インスリンが小腸から血中に最大16%吸収されることを確認しており、10年後の実用化を目指しているとのこと。

2001年 8月 26日 Yomiuri On Line
子どもの糖尿病治療 デンマークの場合
北欧デンマークで、1型糖尿病を発症した未成年の治療をする公立病院小児科の取材記事を。

2001年 8月 25日(金) ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
一部のロットの「ノボペンTM300」回収と交換についてのお願い
ノボ ノルディスク ファーマ株式会社が輸入販売しているノボペンTM300について、特定4ロットのピストン棒先端の円盤状部品が外れる頻度が高く、この状態で使用した場合、その関連性が否定できない血糖値上昇の症例報告があったことから、当該4ロットを回収・交換することになりました。

回収・交換対象のノボペン300製造番号は以下の通りです。
※ロット番号(本体色)(ロット番号は、注入器本体の単位合わせダイアルを回して確認してください)
 JW40091(シルバー)
 JW40092(シルバー)
 JW40148(ブルー)
 JW40149(グリーン)

2001年 8月 25日 福井大学 工学部電気・電子工学科
糖尿病教育資源共有機構設立総会・設立記念シンポジウム「ITによる糖尿病ケア」
糖尿病ケアにおけるITの可能性について議論するシンポジウムです。患者教育におけるマルチメディア、インターネットの利用、コンピュータネットワークによる遠隔医療、病診連携、医療データベースシステム、これらのシステムの開発、運用実績、教育効果などについて議論を行い、21世紀の新しい糖尿病ケアを創出することを目指します。

2001年 7月 31日 Yomiuri On Line
糖尿病治療に朗報、インスリン分泌細胞作製に成功
人間のES細胞(万能細胞)からインスリンを分泌する細胞を作ることに、イスラエルの研究チームが成功し、31日付の米糖尿病学会誌に発表されます。同学会によると世界初の成果で、糖尿病の治療法開発に向けた飛躍的な一歩になるとしています

2001年 7月 26日 全国IDDMネットワーク
長期慢性疾患への社会的支援のあり方に関するアンケート調査・集計結果
この回答は今後厚生労働省との交渉の際の基礎資料ともなるデータなので、是非一度目を通しておいてください。
結論にもあるように、医療費支払いを「負担に感じる」とする意見や、医療費負担に対する援助を求める意見が、やはり全体の8割を超えていました。

2001年 7月 17日 医療政策を考える会
医療政策を考える会メーリングリスト・各参加者意見など
本田整形外科の本田 忠さんが、混合診療、医師の倫理、医療費の支払い制度とその見直し、医療の効率化と質の向上、研修医制度などについて熱心な主張をされています。

2001年 7月 9日 Hot Wired Japan
抗鬱剤服用者のアドレスが流出
抗鬱剤『プロザック』の服用者600名余りの電子メールアドレスが、製薬会社米イーライ・リリー社の不注意からインターネットに流出してしまいました。リリー社は単なる人的ミスとしていますが、オンラインの個人情報の扱いに一層の注意を求める声があがっています。

2001年 7月 4日 糖尿病NET
「より良いコントロールで、積極的な人生を」
1999年度ミス☆アメリカ ニコール・ジョンソンさん講演のお知らせ

ニコール・ジョンソンさん(1999年度ミス・アメリカ/1型糖尿病)がこのたび来日し、全国5ヵ所で市民公開講演会をおこなうことになりました。糖尿病患者さん、ならびに糖尿病とまだ気づいていない潜在患者さんに対して、自分の経験をもとに、糖尿病の知識の普及とより良い治療法の重要性を伝えることが目的です。

2001年 7月 3日 DM VOX
DM VOX ミーティング(7月21日(土)開催)のお知らせ
DM VOXのWebページにて、ミーティングのお知らせを掲載しております。前回の反省と次回の企画がメインですが、雑談の時間もゆっくり取れるので、定例会とはまた違った和やかでアットホームな雰囲気もあり、ここでしか聞けない耳寄りな情報も盛りだくさんです。お近くの方は是非どうぞ。

2001年 6月 29日 厚生労働省
平成11年度 国民医療費の概況
厚生労働省がこのほど発表した「平成11年度 国民医療費の概況」によると、糖尿病の医療費は1兆777億円(前年度比4.4%増)となっています。詳しくはこちらをご覧ください。

2001年 6月 25日 アークレイ株式会社
e-SMBG手帳(i-MODE対応)
Web上に用意された自分専用のSMBG手帳に、血糖値やインスリン量、体重、メモなどを記入することで、それらを一覧で表示させたり、あるいはグラフに展開して参照することができます。また、別売りの「ケータイアダプタ」(1万6000円(税別))を利用すれば、グルコカード(対応機種:GT-1650、GT-1660)で測定した血糖値のデータをサーバに一括転送することも可能です。e-SMBGの月額使用料は1000円(税別、最初の4カ月間については無料)となっています。お問い合わせは support@ekenko.ne.jp または 0120-81-1955(フリーダイアル)まで。

2001年 6月 22日 日本イーライリリー株式会社
日本初の超速効型インスリン製剤「ヒューマログ(R)」承認
−より生理的な血糖コントロールと、QOLの向上を実現−
日本イーライリリー株式会社が新薬承認申請を行っていた超速効型インスリン製剤「ヒューマログ(R)」(一般名:インスリン リスプロ(遺伝子組換え))が、6月20日、「インスリン療法が適応となる糖尿病」への適応で厚生労働省より承認を受けました。薬価基準収載の手続きの後、販売が開始されます。

2001年 06月 22日(金) ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
ノボペンTM300またはノボペンTMIIIを使っている方へ
ノボペン300またはノボペンIIIの利用者から寄せられた「注入ボタンが押せない・重い」「液が出ない」「ピストン棒が戻らない」「ピストン棒先端の円盤が取れて再び装着できない」といった問い合わせへの対応について。

2001年 6月 21日 All About Japan
1型糖尿病の新ガイドライン
Diabetes Care 6月号で、ピッツバーグ大学(アメリカ)の研究者が1型糖尿病者のための血圧、血中脂質の新しいガイドラインを提唱しています。

1型糖尿病はいろいろな合併症に対して、どうしてもリスクが高くなってしまいます。冠動脈硬化による心不全や若死のリスクも同じです。Dr.オーチャードらピッツバーグ大学の研究チームは、589人の1型糖尿病者によるピッツバーグ合併症疫学スタディーを10年にわたって行いました。それによると、67人の死亡、105件の虚血性心疾患、92件の下肢動脈障害、52件の腎症、120件の末梢神経障害、148件の悪性網膜症などが報告されています。

2001年 6月 17日 DM VOX
DM VOX 会報“VOX NOTES 2号”発行のお知らせ(PDF)
DM VOXの1年間の活動内容の紹介とともに、最新医療情報の解説、IDDMの方からのメッセージなどが掲載され、多彩な内容となっています。病院間の垣根を越え、多くの医師とIDDMの方々に寄稿していただいているのも大きな特徴となっています。皆さんも是非一度ご覧になってみてください。ファイルはPDF形式で、容量は548KBあります。

2001年 6月 5日 DM VOX
DM VOX 例会(6月16日(土)開催)のお知らせ(PC版)
DM VOX 例会(6月16日(土)開催)のお知らせ(ケータイ版)
今回のDM VOX はいつもと異なり、夕方から夜(17:30〜20:30)にかけての開催となります。これまで勤務時間などの関係で昼間はお越しになれなかった方も、是非一度覗きに来てください。

2001年 6月5日 オンライン糖尿病ウォッチャー
奇跡を呼ぶか?L-783,281(インスリン受容体の有無に関わらず血糖値を下げる物質について)
インスリン受容体の有無に関わらず血糖値を下げる物質・“L-783,281(demethylasterriquinone、DMAQB-1、DAQ)”の人工合成に、デューク大学(米国)の研究グループが成功したとプレスリリースがあったとのことです。

この物質は、菌類(アフリカのコンゴ(旧ザイール)で発見された
カビの一種)から抽出された有機分子で、胃酸や消化酵素の影響も受けません。つまりこれは「インスリン分泌機能(膵β細胞)の残存状態に関わらず、血糖を下げる飲み薬が開発される可能性がある」ことを示します。

大元のプレスリリースはこちら。機械翻訳ですが、日本語でご覧になりたい方はこちらをどうぞ。

2001年 6月5日 オンライン糖尿病ウォッチャー
インスリン肺吸入装置に関する情報(「吸入式インスリンが見えてきた」(日本語))
引き続き、インスリンの肺吸入装置に関する情報です。これまでの開発経緯なども紹介されています。

2001年 5月 24日 ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
ノボペンTM300デミ
5月10日からノボ ノルディスク ファーマより、インスリンの投与量を0.5単位刻みに設定できるペン型注入器「ノボペン300デミ」が発売されています。

従来の1単位刻みの注入器ではコントロールが難しい場合でも、ノボペン300デミを使えば、よりきめ細かいコントロールが可能となります。

2001年 5月 23日 MI NET
プロバイダーとコンシューマー
「医療改善ネットワーク(MIネット)」の代表世話人で弁護士の藤田さんが執筆された「webzine 医療改善のために」の最新原稿『プロバイダーとコンシューマー』が上記アドレスにアップされています。

<なぜ患者の権利が基本か>のテーマの元、医療者と患者をプロバイダー(提供者)とコンシューマー(消費者)の立場から述べておられるのですが、

 「医療サービスの受け手(患者)の権利が十分に保護されないままでの医療は
  基本的に長続きしないと思う」


と、至極当たり前のことですが、実際には必ずしもそれが実現されていない現実を、的確かつ簡潔に指摘されています。

2001年 5月 9日 Latest Drug Information News(最新製薬情報ニュース)
インスリン肺吸入装置に関する情報(英文)
イギリスのLatest Drug Information News(最新製薬情報ニュース)に掲載されていた情報ですが、先日スイスのジュネーブで開かれた糖尿病(高血糖症)専門医療者を対象とした会合でインスリンの肺吸入装置に関する発表が行われました。

2001年 5月 7日 読売新聞
医療ルネサンス「シリーズ糖尿病・患者と医師の良い関係」
今回の1日と2日の記事の中で紹介されている岩岡さんは、「医療改善ネットワーク」(MIネット)(http://www.mi-net.org/)でも中心となって活動されている医師で、メールによる血糖管理指導を行うなど、先進的な医療サービスの実現を試みられています。

 まず専門医を探そう  (2001年5月05日)
 治療への不安を相談  (2001年5月04日)
 合併症の治療を工夫  (2001年5月03日)
 血糖管理 メール指導 (2001年5月02日)
 友人のように付き合う (2001年5月01日)

2001年 4月 30日まで 全国IDDMネットワーク
長期慢性疾患への社会的支援のあり方に関するアンケート調査
「全国IDDMネットワーク」では、厚生科学研究の一環として、厚生労働省の補助を受けて「自己管理を必要とする長期慢性疾患への社会的支援のあり方に関する研究」に基づくアンケート調査をしておられます。長期慢性疾患の中でも特に自己管理が重要な、1型を中心とする糖尿病患者の治療や生活の様子を把握し、社会的支援のあり方を考えるための基礎資料を得ることを目的に実施されているので、主旨に賛同される方は是非ご協力ください。

2001年 4月 25日 アークレイ株式会社(同社よりリンク許可取得済み Apr 25, 2001
Club arkray(クラブ・アークレイ)
このClub arkrayでは糖尿病(高血糖症)についての医学的な知識や情報の提供だけではなく、糖尿病(高血糖症)と楽しく付き合うための話題やアイデアを参加者と共有し、QOL向上に役立ててもらう目的で運営されています。Webやi-MODEを使った血糖管理システム・“e-SMBG”なども紹介されています。

2001年 4月 20日 Hot Wired Japan
医療を‘サービス業’としてとらえる革命
「往診可で、必要に応じて薬も無料で配達。そして、ネットを通じて、カルテ閲覧を可能にし、メールで医師とのコミュニケーションが取れるシステムを導入。また長時間の対話の中から、目の前で、パソコン上に日本語でカルテを作り、プリントアウトして手渡している」(本文より)。

2001年 4月 19日 日本イーライリリー株式会社(同社よりリンク許可取得済み Apr 19, 2001
Diabetes.co.jp
日本イーライリリー社が、DM専門医による糖尿病(高血糖症)や注意事項の説明、またインスリン利用者のためのページや日記のページなど、DM患者にとって役立つことをめざして提供されるページです。

2001年 4月 12日 DM VOX
DM VOX ミーティング(4月21日(土)開催)のお知らせ
DM VOXのWebページにて、ミーティングのお知らせを掲載しております。前回の反省と次回の企画がメインですが、雑談の時間もゆっくり取れるので、定例会とはまた違った和やかでアットホームな雰囲気もあり、ここでしか聞けない耳寄りな情報も盛りだくさんです。お近くの方は是非どうぞ。

2001年 4月 12日 読売新聞
医療ルネサンス「シリーズ糖尿病・患者と一緒に闘病中」
2月に引き続き、読売新聞紙上で連載されている1型糖尿病(高血糖症)の記事を同社のWebサイトにて。今週の特集は、中学1年で1型糖尿病となった福岡出身の南昌江Dr.が、糖尿病専門の内科医として開業されている姿が紹介されています。
 成長期には栄養必要  (2001年4月14日)
 適度な運動で自己管理 (2001年4月13日)
 看護婦も“自制”に苦労(2001年4月12日)
 夢かなえた「頑張り屋」(2001年4月11日)
 「院長も患者」で説得力(2001年4月10日)

2001年 4月 11日 医学書院
医療人教育のための望ましい教育評価
日本における医療者の教育がどうあるべきかについてまとめた、座談会形式の記事を週間医学界新聞にて。

2001年 4月 3日 NIDDK
1型糖尿病の治療に関するアメリカの大規模スタディ
DCCT(Diabetes Control and Complications Trial)

DCCTはIDDMを対象に1983年から1993年にかけて米国で実施された大規模な実験的臨床研究です。強化インスリン療法の効果は、この研究によって実証されました。その成果をスライドで(英文のみ)。

2001年 4月 2日 日本糖尿病学会
日本糖尿病学会専門医の検索
日本糖尿病学会提供の糖尿病専門医のリストです。

糖尿病専門医は、

 ・内科全般にわたり最低3年間の臨床経験を経ている
 ・内科学会認定医を取得している
 ・3年以上糖尿病に関する臨床経験を重ねている
 ・認定試験をパスしている

の全てを満たしていることが条件で、日本では約3000人が登録されています。

具体的な実績や受診者による評価までは参照できませんが、DMで治療を受ける場合、このリストを医師を選ぶ際の有効な手掛かりとして参考にしてみて下さい。

2001年 2月 16日 読売新聞
医療ルネサンス「シリーズ糖尿病・『1型』とともに」
2月14日より読売新聞紙上で連載されている1型糖尿病(高血糖症)の記事が、同社のWebサイトにも掲載されています。記事は以下の4本です。
 「幼時に発症、毎日注射(2001年2月14日)」
 「患者会」が心の支えに(2001年2月15日)」
 「医師の指導、日進月歩(2001年2月16日)」
 「自己管理で普通の生活(2001年2月17日)」

2001年 2月 14日 日本イーライリリー株式会社
「ヒューマペンエルゴ」の カートリッジ・ホルダー自主回収・交換に関するお詫びとお願い
「ヒューマペンエルゴ」のカートリッジ・ホルダーの自主回収と交換に関する、日本イーライリリー社自身の発表です。カートリッジ・ホルダーとは、インスリンのカートリッジを入れてペン本体とつなぐための部品で、上記ページに掲載されている写真のように、旧タイプの青いカートリッジ・ホルダーを、新しい透明タイプのホルダーにかかりつけの病院で交換してくれます。本件に関するお問い合わせは フリーダイアル:0120−24−9535まで(4月30日まで)

2001年 2月 1日 Mainichi INTERACTIVE
リリー社、インスリン注入器「ヒューマペン・エルゴ」を部品破損の恐れで自主回収
日本イーライリリー社は2/1(木)、同社製インスリン注入器「ヒューマペンエルゴ」の部品8万5千個について、自主回収を行うと発表しました。インスリン入りカートリッジを着脱するホルダー部分の強度が不足しているため、これが破損した場合には必要量のインスリンが投与できなくなる可能性があるとのこと。部品の破損が原因で注入量が減って高血糖となり入院したケースが国外で21例、国内では高血糖の軽い症状が7例報告されているそうです。

2001年 1月 15日 全国IDDMネットワーク
特定非営利活動法人 全国IDDMネットワーク
「全国IDDMネットワーク」は、全国各地のIDDM患者・家族の会の連携を図るため2000年8月に設立されたNPO法人(特定非営利活動法人)で、1995年に設立された「全国IDDM連絡協議会」がその前身となっています(能勢が運営するWebページ“IDDM-Network”とは全く別個の団体です)。IDDMに対する正しい知識の普及啓発、調査研究、全国の患者・家族の会同士の情報交換等を通して、患者の自立支援に取り組んでおられます。 医療や福祉に関わる情報や全国各地の患者・家族の会などを掲載する一方で、皆さんからも悩み、意見、各地の患者・家族の会の状況などの報告を募集されています。

2001年 1月 19日 糖尿病NET
糖尿病でも入れる生命保険
以前はDMの方が生命保険に加入するのは困難でしたが、最近では「どなたでも加入できる」を謳う保険が、次々と出てきました。しかし、保険料は通常よりも高く、保険金額についても低く抑えられるケースがあるようです。商品内容がニーズに合うものかどうか、請求した資料を慎重に検討してください。

2001年 1月 17日 DM-VOX Mobile OnLine
DM-VOX Mobile OnLine
DM VOXの広報用Webページ第二段、携帯端末対応ページです。i-MODE、ezWeb、SkyWebの各ブラウザに対応。内容的にはPC版の方とあまり変わりませんが、訴求するユーザー層がかなり違うので、今後の動向に期待したいところです。あなたも是非一度ケータイからhttp://k.excite.co.jp/hp/u/dm-vox/を叩いてみて下さい。

2000年 12月 12日 ニューロクライン社
大正製薬株式会社
大正製薬が米国・ニューロクライン社の糖尿病治療薬NBI-6024のワールドワイドの独占的権利を獲得
この新薬は、免疫システムのT細胞のバランスを変えることにより膵β細胞破壊の進行を遅らせ、1型(および1.5型)糖尿病の進行を抑制すると期待されています。

2000年 11月 25日 大阪大学大学院 機能制御外科(第1外科)
第3回 近畿膵移植検討会
今年も開催のご案内をいただきました。11月1日に昨年の報告と併せて案内が掲載されたようです。

2000年 11月 08日 The Diabetes Mall
現在開発中の新世代の血糖測定器について(英文)
現在世界各地で開発が進んでいる新しい方式の血糖測定器について。

2000年 11月 18日(土)  
平成12年度 第2回小児糖尿病対策委員会開催情報(NO LINK)
マジっすか?まさかトップセミナーの日程にぶつけてくるとは...(-"-;) 私の身体は1つしかないんですけど...。

2000年 11月 17日(金)〜19日(日)  
第11回 ヤングトップセミナー開催情報
トップセミナー事務局 局長 羽賀さんのWebサイト。参加予定者はここからメッセージを送ることも可能です。

2000年 11月 8日(水) ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
ノボレット使用について緊急のお知らせ
使い捨てインスリン注入器「ノボレット」 について、ペンニードルを取りつけるねじ山部分がはずれている、又は使用中にはずれたとの報告が上がっているそうです。使用に関しての注意文書(PDF)はこちらから。

2000年 10月 23日(月) Mainichi INTERACTIVE
医療情報提供サイト「ウェブMD」の日本版 来年3月スタート
最近増えつつある医療情報サイト。当初は医療関係者向けのみになるそうですが、来年夏には一般も利用できるようになるそうです。なお、本家はこちら

2000年 10月 16日(月) CYGNUS
グルコウォッチ、英国向けに出荷開始(英文)
腕時計型の血糖測定器「グルコウォッチ(Gluco Watch)」を開発している米CYGNUS社が、英国向けに製品の出荷を開始。

2000年 10月 15日(日) DM VOX
DM VOX Webページを開設
大阪糖尿病協会顧問医会主催のIDDM対象の患者会・“DM VOX”のWebページを開設しました。まだまだ基本的な情報しか載っていませんが、近畿圏で患者会をお探しの方は参考にしてください。

2000年 9月 7日(木) ノボ ノルディスク ファーマ株式会社
インスリン自己注射用注入器インノボTM300の回収と代替注入器への交換について
ノボノルディスクファーマ株式会社では、インスリン注射器・インノボTM300の注入器解除ボタンが作動しない等との報告を受け、現在出荷済の同注入器を回収し、代替器に交換する措置を取っています。まだご使用になっている方は、かかり付けの病院に申し出て交換してもらってください。

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