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色分けについて
一般のDM患者対象のイベント、ニュース、話題について
医療関係者対象のお知らせ(ただし一般も参加可能)
全国IDDMネットワークのイベント、ニュースについて
注意を要するお知らせ
警告、緊急のお知らせ


2010年9月18日(土) DM VOX
第37回“DM VOX”例会のご案内(PDF)
■話題提供(1) ドクター講演
『もしDM VOX参加者がドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
高島屋大阪店健康管理室 池田雅彦先生

■話題提供A 患者体験談
『1型糖尿病治療の変遷〜自身の体験を通して〜』
大阪大学 川嶋聡先生

講演終了後には、グループディスカッションもありますので、是非ふるってご参加ください。

2004年12月4日(土) NPO法人 日本IDDMネットワーク
1型糖尿病における最新医療を考えるシンポジウム
NPO法人・日本IDDMネットワークでは、1型DMの患者や家族等が抱える不安を緩和するため、1型糖尿病における最新医療を考えるシンポジウムを、高槻市総合センター内・高槻市生涯学習センター2階 多目的ホールにて開催します。

2004年10月24日(土) 新潟ヤングの会
新潟ヤングDMカンファレンス2004
open your heart ステキに生きるヒントをください
東京女子医大糖尿病センターでヤング患者さんを対象にカウンセリングをされている、齊藤 武チャプレンさんをお招きし、お話をしていただくそうです。

2004年10月17日(日) YOMIURI ON-LINE
糖尿病、点滴での膵島細胞移植で完治…京都大病院
京都大病院で今年4月と7月の2回、膵臓(すいぞう)内でインスリンを作る膵島(すいとう)細胞の移植を国内で初めて受けた京都市内の糖尿病の女性が完治したと発表しました。

2004年9月18日(土)〜20日(月) 青森ヤングスターズ(青森ヤングの会)
全国ヤングDMカンファレンス in 奥入瀬
日本糖尿病協会主催の、1型DMの方を対象にしたカンファレンスが今年は青森で開催されます。1型DMについての理解を深め、多くの仲間とコミュニケーションを図りましょう。

2004年7月28日(水) 四国新聞社
体質に応じた予防法開発へ/糖尿病で大規模研究
厚生労働省は患者が急増している糖尿病の対策強化に乗り出すことを28日までに決めました。来年度研究事業の重点課題として、各地の大学や病院が参加する大規模な臨床研究を進める計画です。

2004年7月28日(水) 京都新聞社
5例目の膵島移植 京大病院
京都大医学部付属病院(京都市左京区)は27日、血糖値を下げるインスリンを分泌する膵(すい)島(ランゲルハンス島)を、心停止した50代男性から近畿地方に住む糖尿病の40代女性に移植する膵島移植を実施した、と発表しました。

2004年6月26日(土) 新潟ヤングDM(メリティスシンドローム)
新潟ヤングDM(プレ)カンファレンス(春の会)案内
「新潟県ヤングの会」では、今年はちょっと趣向を変えて、名前も「プレカンファレンス」とし、6月26日(土)に講演会と懇親会を行うことになりました。講演の講師は、昨年埼玉での「ヤングDMカンファレンス」で講演を行って以来、各地から引っ張りだことなっている「黒田先生」をお招きしています。先生ご自身が1型の糖尿病であり、ユニークな方なので、どうぞ楽しみにしてください。

2004年6月12日(土) DM VOX
第18回“DM VOX”例会のご案内
講演および患者体験談 「脳内膵移植 〜実践編〜」
〜生活にあわせてインスリンを打ち分けられるようになろう!〜/黒田暁生(関西労災病院内科)

今回は1型DM患者であり医師でもある黒田暁生先生に患者として、また医師としての立場からお話をしていただきます。初めて黒田先生のお話を聴く方は特に非常に新鮮な内容ではないかと思われます。是非ふるってご参加ください。

2004年5月23日(日) East Club
2004年度 East Club 総会・勉強会のご案内
さて、2004年度第1回目のイベントとしまして総会・講演会を下記の通り開催することになりました。本年度は East Club の役員改選の年です。また総会は本年度予算や活動計画等を話し合う大切な行事ですので、お忙しいことと思いますが是非ご参加ください。
また講演会では昨年度のカンファレンスで大変好評だった黒田先生よりご講演いただきます。皆様のご参加をお待ちしています。

2004年5月22日(土) NPO法人 日本IDDMネットワーク
歯周病に関する講演会および調査研究結果報告会のお知らせ
1型糖尿病患者にとっての歯周病ケアは非常に重要なことですが、患者・家族にはその重要性がなかなか伝わっていない現状があります。そこでNPO法人 日本IDDMネットワークでは、(財)サンスター歯科保健振興財団様のご協力により「歯周病に関する講演会」を開催します。
また、これに併せて、当法人が平成15年度事業として取り組んだ「患者への心理的・精神的サポートに関する調査研究」結果の報告会を開催します。たくさんのご来場をお待ちしています。

2003年 5月13日(木)〜15日(土)
日本糖尿病学会
第47回日本糖尿病学会年次学術集会
5月13日(木)〜15日(土)、東京都千代田区の東京国際フォーラムで「第47回日本糖尿病学会年次学術集会」が開催される。主な内容は、シンポジウム「大規模臨床試験とその後の展開」「糖尿病関連新薬開発の最前線」、教育講演「糖尿病診療とクリニカルパス」ほか。

2004年4月25日(日) 日本経済新聞社
仏製薬大手アベンティスとサノフィが合併、世界3位に
世界の医薬品業界4位アベンティスは25日、13位のサノフィ・サンテラボの買収再提案を受け入れることを決めました。買収総額は約550億ユーロ(約7兆円)とみられています。
フランス企業同士の合併となり、これが実現すれば、米ファイザー、英グラクソ・スミスクラインに次いで世界で売上高が第3位となります。アベンティスは糖尿病の分野で、スルホニール尿素薬(SU薬)「アマリール」(一般名:グリメピリド)、持効型溶解インスリン製剤「ランタス」(一般名:グラルジン)などを提供しています。

2004年4月24日(土) 日本経済新聞社
国内2例目の膵島移植実施、10代女性に千葉東病院
千葉東病院(千葉市中央区、大塚嘉則院長)は24日、心停止した人から提供を受けた膵臓(すいぞう)からインスリンを分泌する膵島(すいとう)細胞だけを取り出し、糖尿病患者の肝臓に注入する移植手術を行ったと発表しました。
移植後の患者の血糖値や容体は安定しているそうです。膵島細胞移植は、国内では7日に実施した京都大病院に続き2例目。

2004年4月19日(月) 南江堂洋書部
小児1型糖尿病の発症とワクチン接種の因果関係は証明されず
小児1型糖尿病の発症とワクチン接種に因果関係があることが以前から示唆されていましたが、デンマークで行われた大規模な調査によると、小児1型糖尿病が群発すると言われていたワクチン接種後2〜4年以内には、1型糖尿病の発症は証明されませんでした。

2004年4月16日(金) 日本経済新聞社
大分大と九大、糖尿病治療薬のインスリンを飲み薬に
大分大学と九州大学の共同研究チームは糖尿病薬のインスリンを飲み薬にする基礎技術を開発しました。これは、大分大学の通阪栄一助手らが開発した「薬物送達システム(DDS)」と呼ばれる技術の一種で、歯磨き粉などに含まれる二酸化ケイ素の粉末に大豆油とともにインスリンを染み込ませ、飲み薬をつくるものです。今後、動物実験を開始、治療効果などの研究を進めていくとのことです。

2004年4月8日(木) 京都新聞社
京大病院で国内初の膵島移植実施 細胞分離、糖尿病患者に
京都大医学部付属病院(京都市左京区、田中紘一病院長)は8日、血糖値を下げるインスリンを分泌する膵(すい)臓の膵島(ランゲルハンス島)を心停止した40代男性から取り出し、重症の糖尿病患者に移植する膵島移植を、移植外科が実施したと発表しました。膵島移植の実施は国内初。心停止した提供者(ドナー)からの移植は海外でも報告例は1件しかないとされています。 京大病院の膵島移植に関するWebサイトはこちらです。

2004年4月7日(水) バイエル メディカル
バイエルメディカルから新型の血糖測定器「アセンシア ブリーズ」が発売
バイエル メディカルは4月7日より、血糖測定器「アセンシア ブリーズ」を発売しました。この製品は、10回連続して測定できるカートリッジ型センサーを使用し、準備から測定までの工程を少なくし、ハンドルを「引く」「押す」だけの簡単な操作で測定できることが特徴となっています。製品の詳細説明のPDFはこちらです。

2004年4月7日(水) 日本経済新聞社
膵臓のアミノ酸(グルタミン酸)に血糖値調節の機能
膵臓(すいぞう)の細胞から分泌されるアミノ酸が、血糖値を上げるホルモンの分泌を抑える仕組みを森山芳則岡山大教授(生化学)らが6日までに解明し、米国の専門誌に発表しました。

2004年3月28日(日) 日経BP MedWave
ARBはインスリンを介した糖代謝のみならず、AMPKを介した糖代謝も改善
札幌医科大学第二内科の吉田大輔氏らは、インスリン抵抗性ラットにおける糖代謝に及ぼすAMPKの影響とARBの関与について検討しています。AMP activated kinase(AMPK)は、インスリン非依存性に骨格筋内への糖の取り込みを改善し、一方、ARBはインスリン抵抗性を改善することが報告されています。

2004年3月25日(木) 日経BP MedWave
ニコチンアミドに1型糖尿病の予防効果なし−「ENDIT」試験結果がついに論文化
ニコチンアミドの1型糖尿病発症予防効果を検証したプラセボ対照長期試験、「ENDIT」(European Nicotinamide Diabetes Intervention Trial)の最終結果が、Lancet誌3月20日号に掲載されました。2002年9月の欧州糖尿病学会(EASD)における結果発表から、1年半を経ての論文化となったものです。

2004年3月17日(水) 日経BP MedWave
コーヒーにインスリン感受性改善効果、ブラックで飲めば2型糖尿病を予防する
コーヒーはインスリン感受性を改善し、2型糖尿病を予防する可能性がある−。こんな報告が米医師会雑誌Journal of American Medical Association(JAMA)2004年3月10日号にResearch Letterとして掲載された。コーヒーが身体に悪いというかつての定説は、喫煙や運動不足など不健康な生活習慣を持つ人がコーヒーを好む傾向があるためのバイアスや、コーヒーに入れる砂糖などの影響によるものだった可能性を指摘している。

2004年3月13日(土) 毎日新聞
(東京)つぼみの会が、新学期を迎える1型DMの子供向けの冊子「はじめての学校」を作成
患者・家族でつくる「(東京)つぼみの会」が「はじめての学校」と題する冊子を作りました。学校への説明は、注射の場所は、給食や遠足は−。子どもの新入学を前に、学校生活への不安に応えるため体験者の立場から易しく説明した冊子です。

2004年3月5日(金) アベンティスファーマ
インスリン自己注射用注入器 オプチペンプロ1の使用に伴う過量投与の防止について

2003年12月12日の発売から2004年3月4日までの3ヶ月間に本邦においてオプチペンプロ1の空打ちを行ったところ薬液が過量に排出されたという事例が7例報告されたため、以下の緊急安全性情報が告知されています(厚生労働省緊急安全性情報Webサイト該当ページ)。アベンティスが提供しているPDFはこちら

1. 使用中のインスリンカートリッジを本体から外さないこと。外した場合、決してそのカートリッジは再使用しないこと。[ピストン棒の位置がずれ、過量投与となる可能性があるため]
2. インスリンカートリッジ交換の際は下記の図1)に示すように上に向けピストン棒を図2)の示す一番下の位置に戻すこと。(決して指等で押し戻さないこと。)
[ゴムピストンとピストン棒の間隙が正確に確保できなくなり、過量投与の可能性があるため]
3. インスリンカートリッジ交換後はもとより、毎回の注射の直前にも必ず空打ちを行うこと。
[従来の目的である気泡などの除去の他、1.2.に関連する過量投与を避けるため]


2004年3月4日(木) Hot WIRED Japan
糖尿病治療に一歩前進―ブタ胎児からのインシュリン、分泌細胞移植で拒絶反応なし
ブタの胎児のインシュリン分泌細胞を糖尿病のラットに移植する実験が行なわれ、移植を受けたラットは、拒絶反応を起こすことなく、インシュリン分泌能力を取り戻したとのことです。臨床試験まではまだまだ時間がかかりそうですが、一つの治療方法として期待が持てそうです。

2004年3月1日(月) 日本経済新聞社
阪大、糖尿病の合併症リスクを予測――患者1000人の遺伝子分析
大阪大学医学系研究科の山崎義光助教授らの研究チームは、糖尿病患者が心筋こうそくや網膜症などの合併症を発症するリスクを予測する技術を開発しました。今後、東洋紡と組んでDNA(デオキシリボ核酸)チップを使った簡便な予測システムを開発していきます。

2004年2月27日(金) novo nordisk
長時間作用型インスリン「インスリンデテミール」、欧州で販売へ(英文)
デンマークのノボノルディスク社は、長時間作用型インスリンアナログ、インスリンデテミール(欧州販売名「Levemir」)の承認に関して、EUの医薬品委員会(CPMP)から前向きな見解が表明されたと発表しました。インスリンデテミールは、先にアベンティス ファーマより日本で発売された「ランタス」同様、日内変動幅が少なく、特に夜間の空腹時血糖値を安定して下げることから、新しいインスリン製剤として期待されます。

2004年2月17日(火) Aventis S.A.
アベンティスが、ランタスによる5年間の大規模臨床試験「ORIGIN」を実施すると発表(英文)
フランスのアベンティスは、インスリン製剤「ランタス」(一般名・ グラルギン)を使った5年間の大規模臨床試験「ORIGIN(Outcome Reduction with Initial Glargine Intervention)」を実施すると発表した。「ランタス」は日本を含め40カ国以上で使用されている超持続型のインスリン製剤で、「ORIGIN」において、高血糖に合併する心筋梗塞や脳卒中などの疾患の発現率低下を調べるとしている。カナダのポピュレーション・ヘルス・リサーチ・インスティチュートの研究者が指揮し、35カ国以上の600施設から約1万人の参加者が登録される予定。

2004年2月6日(金) アベンティスファーマ
アベンティス、注入器破損によるインスリン過剰投与の事故発生でランタス注キット300を自主回収
アベンティス ファーマは、故障によるインスリン過剰投与の事故が発生したことを受け、「低血糖などによる重大な健康障害の可能性を否定できない」として、「ランタス注キット 300」(一般名:インスリン グラルギン)の自主回収を開始しました。医薬品副作用被害救済・研究振興調査機構(医薬品機構)は、「クラス1(その製品の使用が、重篤な健康被害や死亡の原因となり得る状況)」の回収情報として掲載しています。

2004年2月9日(月) 日本経済新聞社
糖尿病の膵島移植、副作用少ない免疫抑制剤を開発
糖尿病の新しい治療法として注目されている「膵島(すいとう)移植」を容易にする新しい免疫抑制剤を岡山大学の松井秀樹教授と田中紀章教授らが開発しました。この抑制剤を使うと、血糖値を下げるインスリンの分泌細胞を移植する際、副作用を抑えられます。ネズミの実験で効果を確認、人間でも同様の効果があるとみています。

2004年2月6日(金) 日経BP MedWave
200ナノリットルの血液で血糖値測定できる検査用チップ、産官学連携で製品化へ
既存製品の数分の1から数十分の1の200 nl(ナノリットル)という微量な血液で安定に血糖値を測定できる検査用チップの開発が産官学連携で進められています。順調に行けば2005年春にも商品化される見通しのようです。

2004年1月30日(金) 日経BP MedWave
南米原産のカイアポイモ、2型糖尿病への長期効果確認
南米生まれの白いサツマイモ(白甘藷)として知られる「カイアポイモ」が、2型糖尿病患者の血糖コントロールを、長期間にわたり改善することがわかりました。

2004年1月19日(月) 日経ヘルス
糖尿病の足の神経障害に、アルギニン入りクリ−ムを
糖尿病の合併症の一つに、末梢部の血行障害があるが、これに血流を改善するアルギニン入りクリームが効くとのことです。米糖尿病学会(American DiabetesAssociation 、ADA)の機関誌「糖尿病治療」(Diabetes Care )1月号で発表されました。

2004年1月19日(月) 日経BP MedWave
利尿薬で糖尿病は増加するのか、批判的レビューが登場
カナダAlberta大学のPaj Padwal氏らは、エビデンスに基づく医療(EBM)の立場から「利尿薬による糖尿病増加」に疑義を呈する体系的レビューをDiabetes Care誌1月号で公表しました。

2004年1月16日(金) YOMIURI ON-LINE
小児慢性特定疾患の治療費、通院患者の補助拡大
厚生労働省は、新年度から、ぜんそくなどの小児慢性特定疾患を児童福祉法に基づく法定疾患とし、治療費の補助対象をすべての通院患者に拡充する方針を決めました。ただし1型DMを含む殆どの疾患で、従来は窓口での自己負担が無料であったものが、一部自己負担が導入されそうな気配です。


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