“Diabetic Kit ”について



  
この “ Diabetic Kit ” は、九州芸術工科大学の大学院生・日名子 信(ひなご しん)さんが糖尿病患者の薬物療法の負担感を軽減することを目的に製作されたもので、インシュリン注射器と血糖測定器、採血針がコンパクトに収納できるようにデザインしてあります。

“ Diabetic Kit ”についての
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ことの始まりは96年の9月に遡ります。トップセミナー開催前の9月初旬、「インターネットに出ていた能勢さんのホームページを見ました」と電子メールを送って頂いたことが、日名子さんと交流を持つきっかけとなりました。ちょうどその頃、日名子さんはこの“Diabetic Kit ” についての具体的なプランを練っておられるところだったのですが、それまではDMの人の話を直接聞く機会があまりなかったので、実際に使っておられる人の意見を是非聞かせてもらいたいとのことだったのです。

これは逆に我々DMの者にとっても、このように使用者の意見を聞いてもらえるまたとない機会なので、一も二もなく「こちらこそ是非お願いします」とお返事し、以後メールでのやり取りが始まることになりました。

そして、日名子さんとはトップセミナーの開催当日に、直接お会いすることになります。



1996年9月21日(土) 油山公園にて(左より、能勢・日名子さん・若佐さん)

12時頃に九州芸工に着いてから15時過ぎまで延々3時間ほど話しっ放しでした。実に楽しく充実した時間でしたが、あまりにも話が弾んでトップセミナーの開会式に遅れてしまったのはご愛敬...(笑)。

さて、日名子さんはこの度、無事作品を仕上げられたので、「こんな風になりました」と作品を説明するパネルのデータを送ってきて下さいました。


完成したパネルの前でモックアップモデルを披露する日名子さん



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