■IDDM関連ニュース 2002年 ・IDDM関連ニュースの2002年分バックナンバーです。
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2002年 11月 21日(土)(予定) 全国IDDMネットワーク
「1型糖尿病患者の危機管理を考えるシンポジウム」
〜いざというときのために備えておくべきこと〜

患者及び家族など1型DMの関係者自らが、運転免許の規制問題や、災害時・紛争時のインスリンの供給などの課題をクリアするためどのように対応すべきかとの視点に立ち、1型DM患者の日常生活における「危機管理」を考えます。

2002年 9月 21日(土)(予定) DM VOX
第11回 DM VOX 例会(9月21日(土)開催)のお知らせ(PC版)
第11回 DM VOX 例会(9月21日(土)開催)のお知らせ(ケータイ版)
今回の10分トークでは愛知の患者会・EVER GREENの皆さんにお話をしていただく予定です。また、会報の“VOX NOTES”の3号も発行・配布されます。お近くにお住まいの方は是非一度覗きに来てください。

2002年 8月 29日(木) Bio Today
ブタ膵臓細胞移植の進歩・セルトリ細胞の応用
「ブタの膵臓細胞を、ブタの精巣にあるセルトリ細胞と共に12人の1型糖尿病患者(11歳-17歳)に移植したところ、12人中1人の少年は1年間インスリン投与が不要であった」との臨床試験結果がメキシコの子供病院(Children's Hospital of Mexico)の研究者等によって、フロリダ州マイアミで開催されているInternational Congress of The Transplantation Societyで発表されました。

2002年 8月 29日(木) Bio Today
小児への販売許可取得・第2世代のグルコウォッチ
2002年8月28日、カリフォルニア州レッドウッドシティに本社をおくバイオベンチャー・Cygnus社(CYGN)とその提携会社である三共は、小児に対する第2世代のグルコウォッチ(GlucoWatch G2 Biographer)の販売認可を得たと発表しました(2002年8月28日プレスリリース)。

2002年 8月 19日(月) 読売新聞
膵臓作る遺伝子発見、米大の日本人研究者ら
動物の体ができる時に膵臓を作るスイッチとして働く遺伝子を、米バンダービルト大学の川口義弥研究員(現・京都大学助手)たちが見つけました。

2002年 8月 19日(月) 朝日新聞
膵臓を作るもとになる遺伝子を発見 京大などのグループ
体に膵臓(すいぞう)ができるときに欠かせない遺伝子を、京都大などのグループが動物実験で解明しました。

2002年 8月 5日(月) Mainichi INTERACTIVE
先端の治療行う「未来医療センター」発足 阪大病院
阪大病院(大阪府吹田市)は5日、産学連携の研究成果を生かして先端の治療を行ったり、遺伝子治療に取り組む「未来医療センター」(センター長、松澤佑次教授)を発足させた、と発表しました。

2001年 7月 20日(土) アベンティスファーマ
(1)糖尿病の治療方法を変えるインスリン
(2)若年性糖尿病の管理
(3)患者は吸入インスリンを選ぶ
(4)糖尿病患者における疾病管理へのチャレンジ
(5)2型糖尿病におけるインスリン分泌促進薬の役割
(6)インスリンによる低血糖を追放せよ
アベンティス・ファーマ(株)から、持続型インスリンと吸入インスリンに関する最新の話題です。

2002年 6月 30日(日) Bio Today
1型糖尿病の治療薬・NBI-6024の第1・2相試験の結果発表
カリフォルニア州サンディエゴに本社を置くバイオベンチャー・Neurocrine Biosciences社(NBIX)は、1型(若年性)糖尿病治療を目的とした化合物・NBI-6024が安全だったという結果が第1/2相試験において得られたと発表しました(2002年6月14日プレスリリース)。NBI-6024は、β細胞を破壊する免疫細胞の活動を抑制して1型糖尿病を予防・治療する働きがあるとされています。
Neurocrine社は、そのNBI-6024の第1/2相臨床試験の結果を、アメリカ糖尿病協会(American Diabetes Association、ADA)の学会で発表する予定です。NBI-6024は大正製薬と共同で開発されています。

2002年 6月 30日(日) Bio Today
難航する吸入型インスリン・Exuberaの開発
2002年5月16日、ニューヨークに本社をおく大製薬会社・ファイザー社は、Inhale Therapeutic社と共同で開発していた吸入型のインスリン製剤・Exuberaを、2002年の承認申請予定の薬のリストから除外しました。これによって、カリフォルニア州サンカルロスに本社をおくバイオベンチャー・インヘイル社(INHL)アベンティス社(AVE)そしてファイザー社(PFE)の3社が共同で開発していた吸入型のインスリン・Exuberaの将来の雲行きが不透明になってきました。

2002年 6月 30日(日) Bio Today
採血のいらない血糖値測定器
カリフォルニア州にあるバイオベンチャー・Cygnus社が開発した糖尿病患者のための採血不要の血糖値測定器「グルコウォッチ」がアメリカで2002年4月15日に発売されました(プレスリリース)。

2002年 6月 30日(日) Bio Today
飲むインスリン・NIN-058の開発
2002年5月22日、イギリスに本社を構える大製薬会社・GlaxoSmithKline(GSK)社が、私設バイオベンチャー・Nobex社が開発している経口インスリン製剤(NIN-058)の開発に関して提携を結んだと発表しました(2002年5月22日プレスリリース)。
Nobex社の経口インスリン製剤・NIN-058は、インスリンにポリマー(高分子化合物)を付与することで、消化されないように工夫してあり、口から飲んでも消化されずに吸収され、血糖値を下げることができるとされています。

2002年 6月 26(水) club C@reNet
インスリンの経皮吸収 EP法とIP法の併用で成功
神戸学院大薬学部の福島昭二氏、橋本裕美子氏らのグループは22日、札幌市で開かれた第18回日本DDS学会で、薬剤を皮膚から吸収させる物理的方法の「エレクトロポレーション法(EP)」と「イオントフォレーシス法(IP)」を併用することで、インスリンを皮膚から吸収させることができたと発表しました。

2002年 6月 21(金) Mainichi INTERACTIVE
医療費自己負担:健康保険法改正など可決へ 衆院本会議
サラリーマンの医療費自己負担を来年4月から3割に引き上げることなどを柱とする、健康保険法改正など医療制度改革関連法案は、6月21日午後1時からの衆院本会議で記名投票で採決され、与党3党の賛成多数で可決されます。

2002年 6月 10日(月) (財)日本学校保健協会
「糖尿病患児の治療・緊急連絡法等の連絡」
低血糖など、緊急対応を要する可能性のあるDMの児童について、その連絡方法や対応方法・注意事項などを学校側に申し送るための書類です。日本学校保険協会提供。

2002年 6月 2日(日) Bio Today
1型(若年性)糖尿病の進行を防ぐモノクローナル抗体・hOKT3g1(ala-ala)
「免疫細胞(T細胞)の細胞膜にある抗原・CD3に対するモノクローナル抗体を投与することで、1型糖尿病の進行を防げた」という研究結果が、コロンビア大学の研究者等によって2002年5月30日のニューイングランドジャーナルオブメディシン誌に発表されました。

2002年 6月 2日(日) Bio Today
1型糖尿病は母親からやってくる?
Nature Medicine の2002年4月号に発表された動物実験の結果によると、1型糖尿病は遺伝子変異だけが原因でおきるのではなく、母親から譲り受けた「β細胞を攻撃する抗体(糖尿病抗体)」によっても発病する可能性があると分かりました。すなわち、少なくともあるタイプの1型糖尿病は、母親から胎児に糖尿病抗体が侵入するのを防ぐことで予防できる可能性があると分かったのです。

2002年 6月 1日(土) Bio Today
1型糖尿病を防ぐまたは治療する薬・DEF
1型糖尿病を防ぐまたは治療する薬が開発されています。その物質をDEFといいます。1型糖尿病を発病するように仕向けられたマウスにDEFを投与すると、CD4というT細胞が不活性化してβ細胞が破壊されず正常なまま残ることがわかりました。

2002年 5月 26(金) 日本糖尿病学会劇症型糖尿病調査委員会
2型糖尿病抑えるホルモン確認・東大
脂肪の細胞から分泌されるホルモンの一種「アディポネクチン」が、2型糖尿病の引き金になる「インスリン抵抗性」や動脈硬化を抑制することを、東大と癌(がん)研究会癌研究所、科学技術振興事業団などの共同研究グループが動物実験で26日までに確認。米生化学・分子生物学会誌(電子版)に発表しました。

2002年 5月 17(金) 日本糖尿病学会劇症型糖尿病調査委員会
糖尿病学会・「劇症1型糖尿病」が1型中19.4%を占める
日本糖尿病学会の劇症型糖尿病調査委員会は、ケトアシドーシスを伴って非常に急激に発症し、直ちに治療を開始しないと死に至る可能性のある「劇症1型糖尿病」の全国調査結果をまとめました。それによると、同委員会が対象とした全国10施設で、過去10年間にケトーシスまたはケトアシドーシスを伴って新規に発症した1型糖尿病患者222人中、劇症1型糖尿病患者は43人(19.4%)でした。

2002年 5月 16(木) 日経BP BizTech
劇症1型糖尿病の発症頻度、日本人急性発症1型の約20%
劇症1型糖尿病の発症頻度は、日本人急性発症1型糖尿病の約20%であることが明らかになりました。 日本糖尿病学会の劇症糖尿病調査委員会がまとめた調査によるもので、大阪医科大学第一内科の花房俊昭氏が5月17日、日本糖尿病学会の「ワークショップ2:1型糖尿病の新知見」で報告しました。

2002年 4月 22(月) Kyoto Shimbun
膵島移植へ拠点10ヵ所 京大など 6月にもスタート
亡くなった人の膵臓(すいぞう)からインスリンを分泌する膵島(すいとう)細胞を取り出し、重症の糖尿病患者に移植する膵島移植の国内実施体制を、膵・膵島移植研究会の作業班(事務局千葉大第二外科)が二十一日までにまとめました。

2002年 4月 19(金) Kyoto Shimbun
注目を集めて発足した日本再生医療学会
第1回日本再生医療学会が4月18、19の両日に京都市で開かれ、研究者や企業、行政の関係者約1500人と予想以上の参加者でにぎわいました。再生医療(再生医学)は、機能障害や機能不全に陥った組織や臓器に対して、細胞を積極的に利用することによって機能再生を図る医療です。

2002年 4月 18(木) Mainichi INTERACTIVE
ヒト・クローン胚:再生医療学会、作成禁ずる国の指針に異議
京都市で開かれている日本再生医療学会で18日、学会長の井上一知京都大教授らが、ヒトのクローン胚(はい)の作成を禁じた国の指針を批判しました。胚は分割を始めた初期の細胞で、研究者の間ではヒト・クローン胚の研究によって、拒絶反応のない臓器の作成が可能になるとの期待があります。同学会は近く倫理委員会を開いて独自の指針案を作成し、文部科学省に指針の見直しを求めます。

2002年 4月 18(木) Mainichi INTERACTIVE
インスリン:分泌する細胞を、羊膜の細胞からの作り出しに成功
不足すると糖尿病になるインスリンを分泌する細胞を、羊膜の細胞から作り出す研究に、信州大学のグループが世界で初めて成功しました。胎児を包んでいる胎盤にある羊膜は出産後に捨てられているため、クローン人間作製の可能性のある胚(はい)性幹細胞(ES細胞)に比べ倫理面での問題が少なく、早期の臨床応用が期待されています。18日に京都で開幕した「日本再生医療学会」で発表されました。

2002年 2月 17(日) Mainichi INTERACTIVE
ES細胞:糖尿病マウスの治療に成功 京大研究グループ
あらゆる細胞に分化する能力を秘めたマウスの胚性幹細胞(ES細胞)からインスリンを分泌する細胞を作り、糖尿病マウスに移植して血糖値を下げることに井上一知・京都大再生医科学研究所(消化器外科)らの研究グループが世界で初めて成功しました。今後、ヒトのES細胞を使って糖尿病患者の治療を目指します。4月に京都市で開かれる第1回日本再生医療学会で発表されます。

2001年 2月 15日(金) DM VOX
第11回 DM VOX 例会(3月16日(土)開催)のお知らせ(PC版)
第11回 DM VOX 例会(3月16日(土)開催)のお知らせ(ケータイ版)
今回のDM VOX の開催時間はお昼に戻りますのでお気を付けください。10分トークのテーマには「超速効型インスリン」「DMと就職と資格−日本とオーストラリア、それぞれの生活を通して−」の2題を取り上げる予定です。是非一度覗きに来てください。

2002年 2月 9日(土)〜10(日) KYOTO DM Powers (京都ヤングの会)
1型DMフォーラム(携帯版)
こちらは「1型DMフォーラム」詳細情報の携帯版。パソコンからでもご覧いただけます。

2002年 2月 9日(土)〜10(日) KYOTO DM Powers (京都ヤングの会)
1型DMフォーラム
「1型DMフォーラム」の詳細情報です。当日の日時や場所、プログラムだけでなく、お奨めの宿泊施設や非公式日程などもご紹介しています。

2002年 2月 9日(土)〜10(日) (社)日本糖尿病協会
1型DMフォーラム(公式サイト)
2002年2月9日(土)-10日(日)に京都の京大会館で「1型DMフォーラム」が開催されます。これは従来の全国ジャンボリーに代わるもので、レクレーションや親睦ではなく、名称通りフォーラム形式のイベントとなります。

2002年 2月 2日(金) 警察庁
「道路交通法施行令の一部を改正する政令試案等」に対して寄せられた主な御意見及びこれに対する警察庁の考え方について
「今回の改正は、ご遺族の意見、障害者の意見等様々な立場からの御意見がある中で、交通の安全と障害者の社会参加という二つの要素の両立を図る観点から検討を重ねてきたものであり、試案どおり、自動車等の安全な運転に支障がない場合について、免許の取得を可能とすることが適当と考えております」とありますが、結局、最も避けるべきはずの「予防的措置」が取られることになってしまいました。これは今年の6月には政令として施行されますので、皆さんも今後の推移を注意深く見守っていていください。

2002年 2月 2日(金) 警察庁
道路交通法施行令の一部を改正する政令試案等に対するパブリックコメント集計結果
警察庁ホームページにて「道路交通法施行令の一部を改正する政令試案等(以下「試案」)に対するパブリックコメント集計結果」が発表されました。なお、この試案に対して多くのパブリックコメントが寄せられたにもかかわらず、2月1日の閣議でそのまま了承されてしまいました(!)。

2002年 1月 24日(木) IDDM-Network(能勢)
医療用具輸入販売業務を停止する行政処分について
ノボノルディスクファーマと日本イーライリリーの2社いずれについても、上記処分期間中も流通在庫が十分にあるため、インスリンをはじめとする製品供給は通常通り実施できるとのことです。この行政処分の結果、我々に直接的な影響が及ぶことはないものと思われます(文責・能勢)。

2002年 1月 23日(水) 日経BP MedWave
厚労省が薬事法違反で3社に行政処分、不具合発生の報告が遅れたため
厚生労働省は1月22日、アコマ医科工業と日本イーライリリー、ノボ ノルディスク ファーマの3社に対して、薬事法に基づき行政処分を科しました。重篤な健康被害が発生させる恐れのある製品の不具合を把握していながら、定められた期日内に同省に報告していなかったためです。各社の処分内容は、日本イーライリリーとノボ ノルディスク ファーマが1月23日から10日間の医療用具輸入販売業務の停止(輸入品の出荷停止を含む)。

2002年 1月 23日(水) (株)医薬経済社
厚労省 インスリンメーカー2社を行政処分
厚労省は22日、ノボノルディスクファーマと日本イーライリリーの2社に対し、薬事法に違反したとして23日から10日間、医療用具輸入販売業務を停止する行政処分を行いました。インスリン製剤の販売とともに両社が供給するインスリン注入器の不具合に関する(インスリン注入不能)情報を入手していたにもかかわらず、厚労省への報告を怠っていたことによるものです(RISFAX23日1面)

2002年 1月 23日(水) Yahoo! JAPAN
米連邦取引委員会が製薬会社の米Lillyと和解 〜個人情報の不正開示事件で
米連邦取引委員会(FTC)は18日、製薬会社の米Eli Lilly (Lilly)が同社サイト「Prozac.com」を通じて収集した個人情報を不正に開示した事件で、同社と和解したと発表しました。和解条件の一環として、Lillyは消費者のプライバシーを保護するため、セキュリティ対策を強化するそうです。

2002年 1月 22日(火) 厚生労働省
第6回小児慢性特定疾患治療研究事業の今後のあり方と実施に関する検討会の傍聴について
平成14年2月8日(金)13時30分から、東京都千代田区霞ヶ関1−3−1経済産業省別館1028会議室において、第6回「小児慢性特定疾患治療研究事業の今後のあり方と実施に関する検討会」が開催されるので、傍聴を希望される方は募集要領にしたがって申し込んでください(締切日:2月4日(月))。

2002年 1月 11日(火) 厚生労働省
第5回小児慢性特定疾患治療研究事業の今後のあり方と実施に関する検討会の傍聴について
平成14年1月30日(水)13時30分から、東京都千代田区霞ヶ関1−3−1 経済産業省別館10階1020会議室において、第5回「小児慢性特定疾患治療研究事業の今後のあり方と実施に関する検討会」が開催されるので、傍聴を希望される方は募集要領にしたがって申し込んでください(締切日:1月25日(金))。

2002年 1月 11日(火) 厚生労働省
第4回小児慢性特定疾患治療研究事業の今後のあり方と実施に関する検討会・議事録
平成13年12月5日(水)14時〜16時に第5合同庁舎(厚生労働省)17階の厚生労働省専用第21会議室にて開催された、「第4回小児慢性特定疾患治療研究事業の今後のあり方と実施に関する検討会」の議事録です。


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