この度、グレンデール・ユース・オーケストラの依頼で日本のユース・グルー プを探しております。グレンデール・ユース・オーケストラの希望は日本の同 じような若い演奏家グループとの交流をはかりたい事。日米の交流を通して両 国の若い人達が良く触発されて、芸術の励みとしたい。その一貫として、お互 いのホームグランドを訪問したとの事です。
日本で上記の趣旨に好意的な興味を持ってくれるグループがあるかどうが探し ております。恐縮ですが、貴方のネットワークを通して、お知恵とお力添えを 拝借できればと勝手なお願いをしている次第です。
尚、グレンデール・ユース・オーケストラの概略は下記の通りです。
概略
グレンデール・ユース・オーケストラは第一代プレジデントであるジョシェ フ・ランザラ氏により設立される。ランザラ氏は弁護士として長年グレーデー ル市に住み、若い学生達に音楽芸術を磨く機会を提供するという彼の日頃の夢 を実現させるためグレンデール・ユース・オーケストラを1989年2月に発足 させる。
第一代ディレクターとしてルイス・ジョンソン氏が就任、メンバーは50人を数 えた。シーズン初のコンサートは同年1989年12月ラ・キャナダ市のランター マン・オーディトリアムで執り行われた。
原則としてグレンデール・ユース・オーケストラは、学校での特別カリキュラ ムを選択する年頃となる子供達が音楽から興味を失い始める小学6年生から中 学3年生までで構成されていた。その後さらに充実したオーケストラを構成す るために、現在の年齢層で構成されるようになった。
3期目にリチャード・リントゥール氏を音楽ディレクターとして迎え、グレン デール・ユース・オーケストラの拠点をグレンデール・アドベンチスト・アカ デミーに設置した。本期には(1991-1992) カナダ、モントリオール州トロ ントより、オークウッド・カレッジエート・インスティチュート・オーケスト ラを南カリフォルニアに迎え合同コンサートを開催した。グレンデール・ユー ス・オーケストラでは南カリフォルニアを訪れたカナダのメンバーをホームス テイを通して歓待交流をしている。
現在のディレクターはクリストファ・ファッチ氏がコンダクターを兼ねて就任
している。彼の就任後、グレンデール・ユース・オーケストラは過去にない大
幅な成長を遂げる。
現在グレンデール・ユース・オーケストラは毎年州外での演奏活動を実行、今
までにトロント、サンフランシスコ、フィニックスでのコンサートを実施、本
年度はサンタバーバラでの公演が予定されている。
クリストファ・ファッチ氏率いるグレンデール・ユース・オーケストラは 1995年にグレンデール市より、市の歴史的建造物と指定され新たらしく改修 修復されたアレックス劇場をホームシアターとして、演奏活動を推進するよう 招聘された。この年、グレンデール・ユース・オーケストラはこのアレックス 劇場に於いて2月と7月の2度に亘り多くの観客を動員、魅了するコンサート を成功させた。
この新しいホームシアターをベースにグレンデール・ユース・オーケストラは 南カリフォルニアでの文化活動をさらに推進させる重要な団体として成長を遂 げている。
組織
協賛: グレンデール・シンフォニー・オーケストラ
構成: カリフォルニア州、社団法人
15人からなるボランティアの役員で運営
有給職員はミュージック・ディレクター、オーケストラ・マネジャーの2名のみ
規模: 現在メンバーは85名
運営資金: 受講料、政府、企業よりの奨励金、個人の寄付、その他の募金
予算: 1996年度 $47,429
メンバーシップ: 小学6年生より、高校3年生まで、一部大学生を含む
条件: メンバーは最低2年間に亘り楽器のプライベートレッスンを受けかつ演奏を続けている事。各自の学校における活動の参加を強く推奨している
奨学金:上記の条件を備え、且つ経済的援助の必要と認められた場合の奨学金制度がある
リーダーシップ: ミュージックディレクター/コンダクター クリストファ・ファッチ
オーケストラ・マネジャー キャサリン・ライオダン
ボード・オブ・ディレクター エリノア・ロイド
年齢: 1989年設立、現在7期(1995-1996)
拠点: グレンデール市、ブランド大通り、アレックス劇場
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