BASS is BEAUTIFUL


<コントラバスの本・エッセイ>


コントラバスの歴史
著者:アルフレッド・プラニャウスキー
  (田中雅彦・十枝正子・滝井敬子 共訳)
発行:全音楽譜出版社(1979)
かなり古い本ですが、バス弾きならば必見の座右の著だと思います。
学術書としてもかなりしっかりしたものです(猿渡@稲城フィルさん評)

コントラバス
著者:パトリック・ズュースキント作,池田信雄・山本直幸訳
発行:同学社
ISBN:4-8102-0201-1 C-0097)
ドイツの国立管弦楽団に在籍するコントラバス弾きの独白、という形で進むモノドラマ。なかに出てくる曲・蘊蓄にはベース弾きは「にやり」とすること必定。
同戯曲の ラジオドラマ版のテープも出ています。

「コントラバスとフルート(ある情景)」, 「コントラバス物語」
著者:チェーホフ作
発行:中央公論社
中央公論社のチェーホフ全集の第4巻と第5巻に収録されています。
  第4巻243ページ「コントラバスとフルート(ある情景)」
  第5巻280ページ「コントラバス物語」
どちらも7〜8ページの短編ですが,オーケストラのバス奏きが出てきます。
バス奏きの描き方はあまり好意的ではありませんが,ちょっと笑えます。
(米田さん評)

「Introduction to the Double Bass」
「More about the Double Bass」
「Looking at the Double Bass」
著者:R.Elgar
この本はひたすら「コントラバス」本体の写真と解説だけが ある本であり、非常に面白くマニアックなものです。たとえば ドラゴネッティの楽器や、ボッテシーニが所有していた有名な テストーレなどのスペックが網羅されています。(猿渡@稲城フィルさん評)

Grundlagen der Kontrabass-Technik(独タイトル)
  Principles of Doublebass Technique(英タイトル)
著者:Michael Wolf
発行:Die Blaue Eule, Essen 1991
ISBN:3-89206-358-3
価格:OS 374
 英語/ドイツ語並記の小さな(A5サイズ)本で、2冊に分かれています。
 右手はジャーマン、左手はフォーフィンガーシステム。(横田@いさだ室内管さん評)

MODES OF PLAYING THE DOUBLE BASS (a dictionary of sounds)
著者:Jean-Piere Robert
発行:EDITIONS Musica Guild
ISBN:2-9508995-0-1
 コントラバスの特殊奏法をフランス語と英語で説明。
 CD2枚付。アルコやピチカートの特殊奏法の音137種類収録。(横田@いさだ室内管さん評)

A Guide to Advanced Modern Double Bass Technique
著者:Knut Guettler
発行:Yorke Edition '92年発行
ISBN:0 9517448 0 1
 豊富な写真と図で演奏法を解説。右手はフレンチ。左手はフォーフィンガーシステム。(横田@いさだ室内管さん評)

A History of The Double Bass
著者:Paul Brun (translated by Lynn Morrel and Paul Brun)
発行:by the author (!), 1989.(Yorke Editionより入手可能)
楽器の歴史的な経緯、チューニングについても詳しく書かれています。ボーイングに ついてはフレンチの情報のみです(著者はフランス人)。ドラゴネッティのころからの チェロのオクターブ下(コントラC)の解決方法などについて述べられています。 現在と異なりチューニングの自由度に関してはかなり寛容だったようです。(必要な 低音がでればよい、ということのようでした)ですからベートーベンのころにも コントラCの音は響いていたと推測します。ただし、貧弱だったのではないで しょうか。Cマシーンについても述べられています。
Biographicalにはこれまでのバス弾きのBiographyが載っています。また、 引用文献についても数多く記載されています。特にISBのNewsletterと Stradという雑誌の記事からの引用が目につきます。
フランス語からの英訳なので若干読みにくいところがあります。また誤植も多かった です。(窪寺@宮崎大さん評)

さよならバードランド
著者:ビル・クロウ,村上春樹訳
発行:新潮社
ビル・クロウというジャズベーシストの自伝が出ました。なかなか面白い本です
色々なjazz playerもでてきますし、クラシックのベーシストでは、フレッド・ ジンマーマンが一寸出てきます。装丁もなかなかかっこよくて、結構気に入って います。(橘木@京大さん評)

今夜もエロティカセブン(連載漫画)
著者:みなと未来
掲載:週刊漫画TIMESパラダイス(?-1996,3) 発行:芳文社
 <18禁>と思われる漫画雑誌(増刊)の連載です。Jazz Bassistの主人公、千枚田 マスオがスピロコアのG線を武器に大活躍!
最新号ではマスオさんが両手ききであること、3弦バスを所有していることが判明。 3弦バスと言うところから推測するに、彼の楽器はイタリア製のかなり古いオールド ではないでしょうか?(笑)
残念ながら5月発売分には掲載されておりませんでした。連載打ち切りでしょうか?

ベース弾きはコントラCの夢を見るか?
著者:神崎正英
URL :http://www.kanzaki.com/music/contra.html

Arty Stuff from The Bass Page (English)

フルート奏法
著者:クヴァンツ
フリードリッヒ大王のフルートの師匠でクヴァンツという人の書いた”フルート奏法”という本に、フルート協奏曲の伴奏者への注意として(何しろ王様の伴奏です)Bass奏者への言及があります。
実用的にはあまり役に立つとは思えませんが、他の楽器の人がBassをどう思っているかが判るように思います。
邦訳もでており、ヤマハなどでフルート関係の書籍のところにあると思います。
とりあえず、お知らせまで。(三好@ISBJさん評)


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