京都産業のさきがけ



京都市商品陳列所
明治39年市勧業委員よりの建議に基づいて京都市内の重要物産を陳列し、外国人にも展示し海外輸出に資するため明治42年に左京区岡崎公園内に設けられた常設の商品展示施設。建坪三百坪の近代ルネサンス式の煉瓦造り。大正15年京都市工芸館、昭和4年京都市商品陳列館と改称。昭和6年京都市美術館建設のために撤去されたが、昭和12年京都市勧業館の改築と同時に勧業館の南側に隣接して再建され、内外の商品見本や蒐集品などを展示公開、市内産業の拡充のための宣伝、調査なども行うようになった。昭和17年勧業館別館となり、昭和37年国立近代美術館分館となった。





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