鞄本ジャーナル出版発行の「関西じつわ 9月号」にて、異業種交流
          に関するインタビューが掲載されました。

      
  『関西じつわ』9月号!      

                                                     P94・95  2ページにわたる記事です。

               
                        異業種交流がビジネス・チャンスに)

     

情報化時代に突入し、サラリーマンには語学力や高度なスキルが要求される。
                 でも、何よりも、勝る財産は『人脈』ではないか?
                  外部の人との交流がなく、社内のつきあいだけにとどまっていると
                 自然と視界は狭くなる。そこで今、異業種交流会が活況なのだ。

                   京都は歴史と伝統工業の町だが、異業種交流会の規模は日本一。
                  大阪や東京と比べるとマーケットの規模は大きくないが異業種交流の先進都市として
                     注目を集めているのだ。  
      
                  「京都には、約180の異業種交流会があるといわれています。
                    『言われています』というのは、異業種交流会に、特別な定義がないからです。
                  最低3社3業種が集まって何かコトをおこせばそれが異業種交流ですから。」
                  (京都産業情報センター企業振興部部長代理の巽健次さん)

                    同センターは交流会に入会した会社が商品をPRする場所の設定、交流の
                    舞台づくりなど、サポートしている。
                    活動の例としては、卒塔婆をチップにして肥料にするビジネスを始めた    
『京都ベンチャービジネス研究会KIIV』、低周波治療器を手袋、靴下などにして指先まで
血行をよくすることができる商品を開発した『LSP』研究会など。
これらの新事業は株式会社として運営し、成功を収めている。
だが、巽さんは、事業的にマイナスでも、得るものがひとつでもあれば成功だと語る。

「異業種交流会に入れば儲かる、有意義になるとお思いの方、もちろんそうなのですが
交流会には、『give and give』っていう言葉があるんです。
利益追求ばかりを考えずむしろ自分から率先して情報を提供しなければ
いい結果とはならない。」


さらに、「二世経営者を中心とした『夢現の会』では、○秘の書類なども、お互い
見せ合ったりもしてるんですよ。」
というから驚きだ。
これこそがまさに、異業種交流会の現状なのである。

               
                 
                     上から、京都産業情報センターの社内風景(写真は岡田さん)

                     真中がタツミどす

                      

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