〈簡単な経緯〉
- インターネットは、1969年にアメリカで生まれたコンピュータ通信ネットワークで、研究機関や大学間の学術用ネットワークとして機能してきた。1990年から商用サービスが開始され、1993年イリノイ大学の院生が「モザイク」という、使いやすく画像や音声も扱える通
信ソフトを開発した事に端を発し、爆発的にインターネットへの接続数が増えた。
- 日本で注目されたのは、アメリカ・ゴア副大統領の「情報ハイウェイ」演説をきっかけとして、マスメディアが取り上げ始め、1993年商用ネットワーク会社が接続サービスを開始したことを契機に月数十%の伸びを示すほど拡大している。
〈インターネットを一口にいうと〉
- 世界中のネットワークの集まりによって構成された、世界最大のネットワークである。
- 身近なマルチメディアであり、ユーザー数は4,000万人とも6,000万人ともいわれ国際的な広告宣伝、販売促進、技術交流などのビジネスチャンスが大いに期待されている。
〈WWWサーバによる情報発信〉
- WWW(World Wide Web)はインターネット上の膨大な情報源を検索するためにつくられたソフトウェア。文章や画像、音声など広範な情報を手軽に制作、編集、拾い読みするための規格であり、京都メディアステーションではこの規格に基づいて情報を発信する。
〈電子メール〉
- FAXでやりとりできる文字情報や図面はもちろんのこと、音声カラー写真や動画でも国内はもとより全世界の人々との間で同一料金での送受信が可能。
〈ネットニュース〉
- 自社のニュースを世界中に発信できる。他社のニュースも必要となるジャンルもしくは分野ごとに情報を交換、収集。
〈Telnet〉
- 大学に設置されているスパコンなど、遠隔地にあるコンピュータを自分のコンピュータから操作することができる。
*パソコン通信とインターネットの違い
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〈パソコン通信〉 |
- パソコン通信は、1台のコンピュータ(ホストコンピュータ)を使って運営されており、各々の情報は必ずホストコンピュータを経由してやりとりされる。閉じられたネットワークである。
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〈インターネット〉 |
- インターネットは、ホストコンピュータどうしを結んだオープンなネットワーク。インターネットダイヤルアップ接続(アクセス)サービスを受ければ世界中の利用者との情報交換が可能。
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