京都産業のさきがけ



琵琶湖疎水
明治の京都近代化政策の最大の事業であった。着工は明治18年。同23年完成。

隣の滋賀県大津市の琵琶湖取水口から山科・蹴上を経て京都市内に通じる運河。最大の難関であった長等山トンネルが3年にわたる工事の末、完成し5年間の工事が完成。最後に加えたれた発電計画のため予算は当初の60万円の2倍の126万円にもなったが、翌4年に完成した水力発電は世界で2番目のものであった。その電力は京都の近代化に大きく寄与した。






SAKIGAKE MENU