◆京都インターネット利用研究会5月例会報告



開催日時 : 平成14年5月21日(火) 15:45〜17:00
開催場所 : マリアージュ(アバンティ8F)
「Webで新しい試みを始めましょう」
     講師:京都大学学術情報メディアセンター 教授 金澤 正憲


        これからの新しい市バスの運行管理システムを例に上げられ、これからの情報の
       有るべき姿について講演されました。乗車券一枚の情報もうまく活用すれば、運行状
       況等のいろいろな情報が収集でき、お客様により便利に利用していただけるダイヤと
       なり、効率的運行や経営改善に役立てることができます。 お客様に喜んでもらえるそ
       んな情報の提供でなければならないと思います。

        京都メディアステーションは商用の公式ホームページサイトとして、不特定多数の方
       に情報発信していますが、お客様が個々にホームページの情報を提供できるような仕
       掛けになっていません。CGIが自由に使えるようになれば、お客様にもっと役に立つ、
       面白い試みが可能になるのではないでしょうか。

        京都メディアステーション開始当初は、ホームページの立ち上げに主眼を置いた取り
       組みでした。これからは、もっとお客様に役立つ新しい試みに取り組んでみてはどうか
       との提言がなされました。

     [新しい試みの一例]
      1. 会員制のホームページ
            ●IDとパスワードのチェックにより個人情報を知ってWebの
              表示を変える。
            ●個人のアクセス履歴を持ち、既にそのページを見た人には、
              「New等」の表示を出さない。
            ●個人の興味に合わせて情報を提供する。

      2. CGIの有効利用
            ●掲示板への書き込みによる意見交換
            ●Webによる各種申し込み
            ●ホームページの人気投票
            ●顧客の意見収集

        実験用サーバを設置し、少し甘い条件でサーバを運用し、トラブルなど都合が悪く
       なれば止める。そんな環境下でグループや個人で自由に新しい試みに取り組み、
       その成果を研究会で発表するなどして、研究会を発展させて行きましょう。