京都インターネット利用研究会11月例会報告

 

1.日時 : 平成10年11月18日(水)14:00〜16:00(開場 13:30)
2.場所 :
京都市南区烏丸通り八条角(新幹線京都駅前)
3.内容 : セミナー
「Java、NCの最新情報とセキュリティ」
講師 日本サン・マイクロシステムズ株式会社
技術推進本部 技術企画室 担当部長 下道 高志 氏
 11月例会は、インターネットで一躍脚光を浴びているJava言語について、その歴史から
なぜJavaか?という点を中心に日本サン・マイクロシステムズ株式会社の下道 高志 氏に
お話いただきました。 Javaは1995年5月23日に、OAK言語を元に誕生したプログラミング
言語です。

 その誕生から3年余りたった今Javaがインターネットを変える、と注目されているのは
Javaが動く環境ならどんなアプリケーションも動くという点が大きく、日本でJava言語の
開発者は3〜5万と言われる数字がそれを物語っています。

 現時点でのJavaの稼動環境は、AIX(IBM),Digital Unix,HP-UX,IRIX(Silicon),
MacOS(Apple),Netware(Novell),Open VMS(Digital),OS/2,OS/390,RISC OS(Acorn),
Solaris,Windows95,WindowsNT,UnixWare(SCO),UXP/DS(Fujitsu)と16のOSに対応
しています。同時にこれらのOS上ではサーバーシステムも構築できます。

 その用途と市場は、カーナビゲーションなどで一般生活者の生活に巾広く入ってきており
売り上げ、販売管理の基幹業務のアプリケーションとして導入されている企業は、56%に
上っています。サン・マイクロシステムズのJINI発売以降はさらにこの数字が伸びると
予測されています。

Javaの未来・・・参照URL

http://www.sun.com
http://www.apunix.com