京都インターネット利用研究会11月例会報告

２．場所：（株）日立製作所　関西支社　セミナールーム

　　　　　　　大阪市住之江区南港東八丁目　（ＴＥＬ(06)616ｰ1173）

３．集合場所：ＪＲ弁天町駅南口　

４．内容：インテリジェントビルと日立デジタルイメージシステムの紹介

　　　　　(1) 技術紹介（システムの構成、デイエイジング、修復、拡大等）

　　　　　(2)応用事例（伊能地図復元、平時物語絵巻き等）

　　　　　　　　　　　 インターネット美術館ホームページの紹介

　　　　　(3)作品紹介　「神神の都」

　大阪南港にある吹き抜けの空間が明るい日立インテリジェントビルで、システムサポート運営センター、
小藤センター長のビルの紹介から、11月例会は始まりました。緊急救助システムや一人一人の体感で
温度調節ができる床吹き出し空調システム等のオフィス環境は、港の風の様にさわやかです。

　雨の中、京都から参加した会員３９名の一番の関心は日立製作所のDIS(デジタルイメージシステム)です。
ポジフィルム　→　ドラムスキャナー　→パソコンワークステーション　→　 ディスク　→　静止画像との制作
過程を話していただき、葛飾北斎の富士や浮世絵や伊能忠孝の地図がエイジングフィルターの技術を使って
描かれた当時に再現された時は、会場からほーっと感嘆の声が出てきました。
　又、ハイビジョンの１０倍の精度の高精細静止画システムでの拡大図は“きれいだね〜”と会員さんの声です。
会員のアドプロ（株）との共同制作で祇園祭りをテーマにした“神神の都”は一年に１５００もの祭りがある京都に
ふさわしい作品です。

　夜景がきれいな９Fでのパーティは、アメリカのメリルリンチ社からの大山様から外から見た日本経済の現状の
話や、エンジェル隊の実際の活動と様々なテーマが飛び交い賑やかな時を過ごしました。

　ご協力を頂きました日立製作所の小藤様、中森様、三島様、そしてデジタルシステムを操作して下さいました
皆様、どうもありがとうございました。