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●今回のイベントを企画されたきっかけ、経緯などをお聞かせください。 南山城村の主な産業はお茶です。以前は京都府の補助金を受け、特産品の開発、販路開拓、観光振興など村の活性化のための打ち手をいろいろ展開していました。商売をする上でこの村だけではパイが小さく、また、若者が少なく、村が沈滞化しているという実情があります。 今回のイベントは「京の商店街チャレンジ21事業」の助成金を得て、同村商工会と南山城村地域再生プロジェクトチームが中心となり「恋志谷さんと七夕まつり」実行委員会を立ち上げ実施しました。この祭りは手づくりで、村民が一丸となってつくりあげたところに意義深いものがあると思っています。 ●このようなイベントはどんな発想から生まれたのですか。 当地域のシンボルは、恋志谷さんと恋路橋です。恋志谷神社は女性の神様が祀られているので、恋路橋で男と女がめぐりあって、お参りにいったらうまくいくというストーリーをつくりました。七夕の彦星と織姫をかさね、“恋志谷さんと七夕まつり”というイベント名にしました。 イベントの内容は、男女のカップル誕生のフィーリングカップルや魚つかみ、ビンゴゲーム、また女性バンドのトワイライトコンサートなど盛りだくさんなものとなりました。また、灯籠600燈、かがり火13本、笹飾り30本でメルヘンの世界を演出しました。 ●「恋志谷さんと七夕まつり」を終えての感想はいかかですか。
イベントの参加者は村民と木津など近郊をはじめ、大阪、京都、上野など府内外からも参加者がありました。動員は、テレビ、ラジオ、新聞などのマスメディアへのパブリシティ、またインターネットからも呼びかけました。当日はすっきりしない天気にもかかわらず1500人の参加者がありました。 村の初めての手づくりのイベントとしては、成功したと考えています。このイベントが成功した要因には個人をはじめ多くの団体の協力があげられます。また、イベントを通して、村民の一体感の醸成、意識改革につながったと思っています。これが一番の成果だと思います。 ●平成12年にNPO法人南山城村むらおこし事業組合を立ち上げられましたね。 京都府から村おこし事業として補助金を得て、特産品の開発や販路開拓事業を5年ほど続けてきました。その事業が終了した時点で、事業にかかわっていたメンバーが引き続き村おこしに関する何か新しい事業活動をすすめようという機運が高まりました。そして、NPO法人南山城村むらおこし事業組合を立ち上げました。 昨年あたりからようやく、村おこしのもつ意義や波及効果に理解を示し協力してもらえる状況が生まれてきました。そして今回のイベントは多くの賛同者とともに商工会とNPO法人が中心となって推進してきました。 ●今後の事業活動の抱負や期待などについてお聞かせください。
継続して南山城村のファンづくりをすることが必要です。その仕掛けの一環として恋志谷神社をキーワードに「恋しっ茶」、「恋しい茸」というブランド名が生まれました。 また、「バーチャル村民」という制度をつくりました。バーチャル村民になるとグリーンツーリズム、エコツーリズムが体験できるというものです。また、バーチャル村民からいろんなアイデアをいただいたり、社会貢献活動をやっていただけると考えています。バーチャル村民がどんどん増えることを期待しています。
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