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社長の横顔 大木満和さん 53才 【趣味】 釣り、旅行 【経営理念】 商品とともに真心を売る。お客さまを大切にすること。 【今後の取り組み】 今後も、ジャズコンサートをはじめとするユニークなイベントを開催して、集客に結びつけていきたい。また、インターネットやFAXを利用した通信販売を手がけるなど、あらゆる商売の可能性を考えていくことにしている。 |
| 1 生活に必要なモノが何でも揃う地域密着型のコンビニ 大宮町の中山間部、常吉地区に店を構える『常吉村営百貨店』は、地域の生活拠点となっていたJA常吉支店の統廃合を受け、住民有志33人の共同出資で設立された地域密着型のコンビニエンスストアだ。 「何でもあるから百貨店なんです」と大木社長。約25坪の店内には、食料品や日用雑貨、事務用品など3000品目以上の商品が並ぶほか、クリーニングや宅配便、コピー、写真現像など、生活に必要なものはすべて揃っている。買い物に来られない高齢者などには、地区内に限り無料で商品を配達しているという。 2 農作業の受委託により新鮮で安全な特産品を迅速に仕入れる
また同店では、後継者不足や高齢化に悩む農家に対し、農作業の受委託を行っている。黒豆やしいたけ、千切り大根や水菜など、店頭に並ぶ新鮮な野菜や果物は、すべて地域の高齢者が無農薬で栽培したものだ。百貨店の全売上げのうち、地元常吉の特産品が占める割合は1割を超えるという。「世の中にモノがあふれる中、店に足を運んでもらうためには、常吉らしさをアピールしなければダメ。うちの場合、その付加価値は地元で朝採れた新鮮でおいしい農作物なんです」。最近の健康ブームと相まって、安心して食べられる農作物を求めて周辺地域からも口コミで買い物客が訪れるようになった。 3 地域一体となったイベントで抜群の集客効果を発揮する
大木氏は平成6年に発足した「村づくり委員会」の委員長として、常吉地区の活性化振興策に積極的に取り組んできた。「人が元気になる村づくり」を目指して、ジャズコンサートやパンプキンフェスティバル(大カボチャコンテスト)などを開催。平成10年には、店の駐車場をコンサート会場にして、地域の内外から700人以上の参加者を集めた。「一度にたくさんのお客さんに来てもらうには、みんなが参加できるイベントを行うのが最も効果的ですね」と大木社長。地域内にはほかにスーパーがないため、消費者は必ず百貨店に立ち寄る。また、イベントにかかる経費は、チケット販売と広告収入でほぼまかなえるという。 4 地域づくりの拠点施設として、その役割に期待 また、『高齢者や子どもたちが、希望をもって暮らせるような地域づくり』の拠点となればと、店内にベンチと給湯設備を設置、くつろぎながら井戸端会議ができるようにした。奥の壁には常吉地域の夢を描いた子どもたちの絵も飾られている。将来は、百貨店を拠点施設として、特産品の販売やイベントなどで地域全体を盛り上げていきたいという。 住民主導の店舗として注目される『常吉村営百貨店』。作る楽しみ、持ってくる楽しみ、売れる楽しみ、お金をもらう楽しみ、使う楽しみ、この5つの楽しみを生み出し、地域の中でお金を循環させるユニークな経営が、これからの日本の小売店のあり方の一つとして注目される。 |
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有限会社常吉村営百貨店 食料品から日用雑貨まで、生活に必要な商品が何でも揃う常吉地区のコンビニエンスストア。高齢者宅へ商品を無料で配送するなど、地域密着型のサービスが好評だ。 ■会社設立/平成9年12月 ■社員数/3名(内パート2名) ■京都府中郡大宮町字上常吉123-2 ■TEL.0772-68-1819 FAX.0772-68-1819 ■URL/http://www2.nkansai.ne.jp/shop/itotome/sonei/index.htm ■営業時間/午前10時〜午後7時 ■定休日/第2、第4水曜日 |