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精肉販売
株式会社銀閣寺大西

食文化創造提供企業として躍進する


株式会社銀閣寺大西
代表取締役社長
大西雷三氏

昭和5年初代が創業

 昭和30年代に北白川の創業の地から現在地へ移転し、すき焼き店と精肉の販売を併設して事業をはじめる。昭和44年会社を設立。平成16年大西雷三氏が3代目として、代表取締役社長に就任した。

 この業界は現場で職人が幅を利かせている世界であり、入社当時から人材確保に頭を痛めたという。将来を見据えて労働環境の改善をはじめとした会社の改革の必然性を痛感、社員の定着と新卒の確保を重点に、「商店から会社」という企業体への体質改善を志向し、先代社長とはげしく衝突したこともあったが会社を繁栄、成長させる目的は一致していた。

 先代の病気が長期療養におよぶことがきっかけになり、改革を加速するトリガ(一連の反応を引き起こすきっかけ)となって新しい事業体へ改革を断行していった。


社会的地位の向上を経営理念に飛躍を期す

 お客様の信用・信頼を確保することを第一に、豊かな食生活を通して社会貢献をしていくことを経営理念に積極的な事業展開を図った。そして、社員には物心ともに豊かにならなければならないという意識改革を推進していった。

 まずはお客様に対して正直な商売を心がける、お客様に幸せをお届けするという企業のスローガンのもと、社員一丸となって研鑽に努めている。


安全・安心を提供するため食肉小売・卸の業界で初のHACCP・ISOを取得

 平成8年に大阪府堺市でO-157の集団食中毒が発生、牛もこの菌を保有する可能性があるため、徹底的な安全対策のために認証の取得に挑戦した。

 取得のメリットは、社員の品質に対する意識が大きく変化していったことと、予想外の経済効果を生んだことであった。平成13年、認証取得を受けた9月にわが国ではじめてBSE(牛海綿状脳症)が発生した。その時、銀閣寺大西は、すでに工場建設をはじめ多くの投資をおこなっており苦境にたたされることが予想できた。そして小売部門は売上げが落ちていったという。

  しかしその最中に卸部門の売上げが伸びたのであった。なぜなら、この認証取得が卸部門のお客様に伝わっていたためである。


地域密着出店戦略で地元に貢献する

 現在、京都市内に11店舗、滋賀県内に7店舗の小売業を展開。「おかげさまで」の心を忘れず、社員一人ひとりが、つねにお客様への感謝の気持ちで、顧客満足をさらに一歩進んだ感動としておとどけするために日夜精進している。「地元に役立ちたい、地域に貢献したい」の企業理念が浸透し、「商店から企業体」への変革の強い思いが形となって表れてきている。


長野・村沢牛に魅せられてブランド化

 村沢牛は信州・長野において、村沢勲氏が肥育。こだわりの飼育方法と豊かな環境から生まれる。血統を三代先まで遡って調べ、そして、24ヵ月〜27ヵ月の時間をかけて、1頭1頭の体調にきめ細かく気を配りながら、じっくり丹念に肥育されている。銀閣寺大西は、その村沢牛生産者の名前から付けたブランド名に魅せられ生産者と共にブランド化を推し進めてきた。小売部門での売れ筋は村沢牛が中心である。その厳選され、きびしく吟味された超高級和牛の村沢牛はマスコミにもとりあげられ、確固たる地位を確立しつつある。まさに食文化創造提供企業としての自信と誇りを実感することができる一品といえる。


今後の事業展開・抱負について

 創業者は商売が好きで、いろんな事業を手がけていたという。その血が引き継がれているのであろう、現社長も極めて商売好きで前向きである。かつて使っていた店名「銀かのこ」を復活させる焼き肉店を滋賀県栗東市に平成19年6月にオープンした。将来的には地元の京都に造りたい。企業人としての将来が楽しみな大西社長である。また、食肉の上流から下流まで事業展開し、無限のフィールドに挑戦していくという。この心意気により事業展開していくことで、大きな果実をもたらすことが約束されているように思われる。


※HACCP(危害分析重要管理点方式)とは
アメリカ航空宇宙局(NASA)が宇宙食の衛生管理と安全確保のために考案した。最終的な製品検査だけではなく、製造の全工程を管理し、製品の安全性を保証するのが狙い。


株式会社銀閣寺大西

〒606-8411 京都市左京区浄土寺東田町53
■TEL/075-761-0024
■FAX/075-751-7575

【営業時間】

月〜土AM8:00〜PM7:00
日AM8:00〜PM6:00

■URL/http://www.onishi-g.co.jp


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