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価格、専門性、 コミュニケーションがキーワード 代表 田中 英也氏 |
◆ 大型店に負けない豊富な品揃え
JR亀岡駅近く、大型店や専門店が建ち並ぶ追分町のショッピング街にクスリと化粧品の専門店『マルセンドラッグ』亀岡駅前店がある。3階建ての1階を店舗にした白いビル。60坪と広い店舗は、コーナーごとに医療品、化粧品、美容用品、小間物がところ狭しと並べられている。「商品アイテムの豊富さ、品揃えの多さでは大型店にも負けない自身があります」という田中英也社長。「この店なら」という顧客の信頼にこたえなければと語る。 客は女性を中心に学生からシニアまでと幅広く、気軽に入れる雰囲気と、品数が多く選びやすいと好評だ。 同社の創業は明治初期、河原町本店で小間物屋として営んできた。支店であるこの駅前でも、化粧品、小間物販売が中心だったが、今から10年程前、現社長が専務時代に、率先してクスリの導入を始めた。「高齢化など将来のことを考えると単に化粧品を販売するだけでなく、身体の内面美容も必要じゃないかと思ったんです。そこで美容、健康両面から専門的に展開していこう、クスリと化粧品の2本柱をたてました」自らも薬種商の資格を取得し、カウンセリングも行うという。その決断の早さと実行力が、客の心をとらえたようだ。 ![]() ◆ 価格戦略と対面販売で顧客満足に対応 まず商品価格のリサーチは欠かさない。スーパーはもとより、百貨店など話題の店には必ず足を運ぶ。価格競争激化のなか、いかに他店との差別化を図るかが問題なのだという。「コンビニでも衛生雑貨や化粧品を置いている時代。市場の伸びは前年比で横這いなのに、店頭占有率は倍増しています。それだけに、お客様を呼び込むためには、同じ商品でも他店より安い目玉商品が必要になってくるんです。大手のようなPB商品を作るのは不可能ですから、小売サイドの企業努力で激安に対抗しなければなりません」と価格の面での戦略を強調する。 また、店内の商品構成や販売方法については「のべつくまなく並べるのではなく、利幅を調節できる商品、利便性のある商品、楽しませる商品、呼び込み商品というくくりで構成しています。大型店との差別化をつけるためには、やはりコミュニケーションをとりながら顧客の情報をつかむ対面販売が基本です」商品構成や顧客情報は、小売店にとって大切だと語る。 そうした情報の収集、拡大策として、田中社長が専務理事を務める亀岡商業協同組合では、昨年の秋から『ふれ愛亀岡cポイントカード』の発行を始めた。客に会員になってもらい、購入金額ごとにポイントをつける。500ポイントで500円の買い物券を還元する他、ポイント数によって野球観戦やホテルディナーなどに招待するというもの。これは会員数も増え好調。こうした小売店同士の連帯が、顧客拡大につながり情報管理にも役立つという。「お客様あっての商売ですから。顧客満足を第一に考えていきたいですね」新しいことを前向きに取り入れる意欲的な姿勢が、店の拡大につながっているといえそうだ。 |
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有限会社 マルセンドラッグ
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