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ライフスタイルなどに合わせ、オーダーメイドで顧客満足を追求
市場競争が激しいペットショップにあって、独自のサービスを展開する『ラブリーガーデン』。店内に足を運ぶと、ほとんど犬がいないことに驚かされる。こちらが揃えた犬を販売するのではなく、「お客様が“どんな犬を望んでいるのか”要望を聞いてからオーダーを受け付けます」と店主の若林さん。例えば、初心者がいきなりドーベルマンを飼いたいといっても、しつけなどが難しいという。単なる憧れではなく、お客様のライフスタイルや家族構成などをお伺いしながら、末永くパートナーとして暮らせる優良犬を提供するのだという。“コンビニ販売からオーダーメイド販売”への転換が一つのキーワードだろう。
“ファッションセンス”にこだわったペットを厳選
犬もうさぎも種類によってスタンダードが決まっている。それに近い子はとても高価で手に入りにくいが、独自のルートで優良ブリーダーから仕入れているので、手頃な価格でかわいらしい子を提供できるという。もちろん、指定の場所でトイレをさせる、夜鳴きをさせないなど、最低限のしつけを最重要視している。「この店に任せれば安心」という信頼感が顧客獲得につながっている。
「真の美容は健康体があってこそつくられるのです」と若林さん。皮膚や被毛をイキイキとさせるために軟水や天然素材のシャンプーなどを使う、ペットのトリミングサービス(美容)なども好評を得ている。今年から新しく皮膚の悪い子のためのハーバルバスをメニューに加えて、より充実した美容を行いたいと語る。
ペットの健康を気遣う厳選フード販売とカウンセリング
ドッグフードやサプリメントなどの品揃えにもこだわりがある。ドッグフードは栄養バランスに優れ、無添加で安全・安心なものを厳選している。創業以来12年間、「理想的なメーカーを探し続けてきました」と若林さん。現在では、厳しい食品試験にパスしたアメリカ産のドッグフードを勧めているという。また、サプリメント類は、免疫力を向上させるものや、皮膚・毛並みを改善させるものまで幅広く用意。含有成分や服用効果をきっちりと説明できるものしか販売しない。最近、愛犬の健康相談に訪れるお客様も増えたといい、単なるペット販売にとどまらない“カウンセリング”が付加価値を生み出している。
ニッチ市場への進出で顧客開拓を図る
7年ほど前、うさぎ専門店『うさぎのmimi』を開店した。「全国でもうさぎ専門店は少ない。ニッチ産業※と考えてオープンしました」と若林さん。耳が垂れていて、非常に人なつっこいホーランドロップ、ピーターラビットのモデルとなったネザーランドドワーフなどが人気を集めている。うさぎのトリミング(爪の手入れ、ブラッシングなど)サービスも好評で、「開店当初から関西各方面からもお客様がお越しになっています」と話す。
ペットを単なる“モノ”としてではなく、個性をもった“パートナー”として最大限の愛情で接する『ラブリーガーデン』。そうした姿勢がお客様の安心感を引き出し、同店の魅力を高めることにつながっているのだろう。
※「ニッチ産業」とは、他者があまり進出しておらず隙間となっている分野・市場で地歩を築くことをいうマーケティング用語
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