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鮮魚・食料品
こじま
 店主
永年の経験と信頼が仕入れのコツ

代表取締役 小嶋 市蔵氏

◆ 魚の鮮度で大型店に対抗
* JR福知山駅から歩いて約8分、駅前商店街のはずれにあるのが鮮魚・食料品の『こじま』。昭和37年から営んでいた店舗をたたみ、57年自宅を改装して現在の店を開業した。前店では鮮魚のみを扱っていたが、現在は調味料や乾燥食品、果物など食料品も扱っている。
近くにスーパーマーケットがあり、商店街への客足も遠退く中、商店街からも離れた同店が賑わう秘密は、「鮮度と味」と言い切る小嶋さん。
近くの地方卸売り公設市場で買い付ける魚は、前日の夕方舞鶴湾で揚がったばかりの生きのよさだ。毎日夕方、仲買人から小嶋さん方に電話が入り、その日の水揚げがわかる。それでおおよそ買い付ける魚を決めておき、翌朝市場へ出かけるのだ。
たとえば、鰤◇ぶり◇の場合、何十と並ぶ中から脂がのったものを選ぶには、眼力がいるが、このときにこそ長年の経験と勘が生きる。「お客さんに嘘はつきません。食べてもらって絶対満足してもらえます」と言いきる。 京都中央卸売市場からも、電話注文で毎日魚が届くが、品を見なくとも良質のものが手にはいるのは何十年来の信頼関係の賜だ。スーパーで買うものに比べると値段は高めだが、味にこだわる客の人気は高く、綾部から訪れる客や、地元の人から送られた同店の味に魅せられ、各地からの電話注文も多い。

◆ 客とのコミュニケーションが大切
*
現在、二人の息子が父を支えて店頭に立つ。一人ひとりの客の希望に応じたものを、世間話などのコミュニケーションの中から見つけるもの大切な仕事。若い息子達は、若い客の嗜好がよく分かり、話もはずむ。反対に年配の馴染みの客には小嶋さんが相手をつとめる。「自然に役割分担が出来ているようです。もう引退したいのですが、頑張っている息子達を見ると私も負けていられません」と息子達の頼もしさに負けじと、ますます意欲的だ。
また、昨今のグルメ指向に「料理店に出かけるのもいいが、土地のものを自宅で美味しく調理して食べてもらいたい」と、そのためにも鮮度と味へのこだわりは捨てられないのだと言う。
こうした長年の経験と信頼関係で仕入れた魚の鮮度と、客とのコミュニケーションを大切にする姿勢が、顧客の足を運ばせるのだろう。


店外観 鮮魚・食料品『こじま』

■福知山市北本町71-3
■営業時間/午前7時〜午後7時半
■定休日/日曜日・祝日
■TEL. 0773-22-3728






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