HOME | ビデオ講座空店舗繁盛店情報誌京の商店街・グループ業務内容春夏冬名店街リンク




生花販売
フラワーショップKAZ

駅前を彩る生花店にこめられた
買いやすさの工夫



代表取締役
久田和泰 氏

異業種から転身して3店舗を展開

近鉄小倉駅前「平和堂小倉店」に店を構える「フラワーショップKAZ」。
店主の久田和泰さんは、運送会社勤務時代に花を集荷する仕事を担当した経験から花に魅せられて転身し、生花市場、小売店で経験を積むうちに上司から「平和堂小倉店」への出店を薦められた。駅の目の前という立地の良さに独立を決心、平成2年に創業した。

店のある近鉄小倉駅西側は古くからの下町エリアで、住民は厳しい指摘もするが、温かい言葉を交わす人が多いという。人のつながりを大切にした堅実な経営を続け、木津店、醍醐店と現在3店舗を有するまでに成長した。「人の縁で導かれるように花屋さんになれた。小倉は人情味のある土地柄で、今も創業時のお客様が多く、ありがたいことです」と久田さんは振り返る。


「見やすく取りやすく買いやすい」を意識

店先に溢れるように花を並べ、目を引くディスプレイを心がけている。ただし、詰めすぎず、POPにひらがなを多用し、大きめに書いて子どもや高齢者にも見やすく配慮する。ショッピングセンターにあることから、買い物帰りに小銭で買える気軽さを演出、切花は取りやすいよう創業時からセロハンを巻き、鉢花も見栄え良くリボンを付けてラッピングする手間を惜しまない。価格も土地柄を考えリーズナブルに設定している。

閉店後に商品を並べたままの生花店が多いが、「KAZ」では毎日片付け、翌日に再び店頭に出す。この作業を繰り返すことで花の状態を常にチェックし、新人スタッフに効果的なレイアウトを学ばせる。それぞれの個性が店に反映され、愛着がわいて自発的に働く姿勢を育てる意図もある。


スタッフ教育に細やかな配慮

「KAZ」では母の日やクリスマス前などにアレンジメント教室を開いている。顧客への情報発信が目的だが、スタッフを積極的に参加させてスキルアップの機会を与えている。スタッフは3店舗で約30人。
お客様への対応が店の印象を左右するものの、接客が苦手な者にも本人に直接言うことは極力控え、店長や先輩から指導させるよう店長会議などで伝えている。「社長に言われるとプレッシャーを感じる若い子もいます。大きな声で明るく接客するスタッフにつられて言うようになれば」と久田さん。


満を持して始動する外販部

久田さんには忘れられないお客様がいる。真夏に子どもを連れた妊婦が汗だくになりながら店を訪れたが、お目当ての花がなく、炎天下を残念そうに帰って行った。申し訳なく思った久田さんは、以来、店売りを常に一番に考え、外回りの仕事を断り続けてきた結果、客の満足度は高く、店舗数やスタッフも増え、店もうまく回るようになった。

今なら納得できる形で外部販売や活け込みが出来ると判断、昨年外販部を創設した。「店がおろそかになってお客様に迷惑をかけるといけないので、店とは切り離した外販部専属スタッフが対応します」と来年度からの本格始動に向けて、万全の体制だ。

店売りの商品配達も充実させ、「平和堂小倉店」の他の専門店と連携して年配客に魚や青果などを一緒に配達する試みを始めた。地域に根ざした店売り、現代のニーズに即した外販事業を両輪に、「KAZ」は着実にその歩みを進めている。


フラワーショップKAZ

〒611-0042
京都府宇治市小倉町神楽田33-7
■TEL&FAX/0774-22-7551
■アクセス:近鉄京都線「小倉駅」下車 西口1分「平和堂小倉店1階」
■URL:http://www.flower-kaz.com

【営業時間】 10:00〜20:00
【定休日】 無休


<< 繁盛店トップページへ

<< HOMEページへ