HOME | ビデオ講座空店舗繁盛店情報誌京の商店街・グループ業務内容春夏冬名店街リンク




ハートフルベーカリー
Essen

「地産地消」を柱にした商品展開で
地域とのつながりを強固に



代表取締役
山根義盟 氏

21年にわたり地元・舞鶴に密着

創業は昭和64年。店名の「Essen」は、ドイツ語で「食べる」という意味で、お客様に覚えてもらいやすいことから名付けた。店主の山根義盟さんは、10年間のスーパー勤務で商売のあり方や経営のノウハウを吸収した。もともと独立志向が強く、「自分でできる範囲の商売とは何か」を考えた末、パン屋の開業を決めた。創業時は、東舞鶴駅北口近くの商店街の中心部に店舗を構えたが、平成17年に、駅前により近い現在地へと移転した。

東舞鶴で21年にわたり経営を続けてきた原動力について山根さんは、「地元に密着し、一人ひとりのお客様との繋がりを持ちたいという思いが原点にあるからです」と話す。

焼きたてのパンを焼きたてのうちに

同店が提供する焼きたてのパンは、東舞鶴のみならず福知山や宮津からもリピーターがやってくるほど厚い支持を得ている。山根さんは「焼きたてのパンという看板を掲げている以上、常時、できる限り焼きたてのパンを店頭に並べています。売れ筋商品なら、一回に焼く個数を減らして、その分多くの回数に分けて焼く。焼きあがってからお客様の口に入るまでの時間が短いほどパン本来のおいしさが味わえます。その積み重ねが、お客様の信頼につながったのかも知れません」と厚い支持を得た理由を分析する。

焼きたてのパンを常時提供する工程は、現場で試行錯誤を重ね次第に完成された。その日のお客様の動きを見ながら、臨機応変に焼く量や時間を調整している。焼き上がり時間の目安を表示するボードが置かれていることも、お客様にとって親切なサービスだ。山根さんは「他店との差別化は、焼きたてのパンをいかに焼きたてのうちに食べていただくかにかかっています。お客様はあくまで焼きたてを求めて来られますから、そのコンセプトは決してブレないよう心がけています」と軸足をしっかりと地につけている。

地域に貢献できる商品開発

特に人気の商品は、具がたっぷり詰まった自家製カレーパンやふわふわの食感が印象的な「ラウンド食パン」という丸い食パンなど数多い。月々の新商品の開発にも余念がなく、季節の変わり目には旬の食材を使って季節感を出す工夫も行っている。

今年は「地産地消」をテーマに、「紅ほっぺ」という地元産の苺を使った商品を開発し、これが大好評となった。そして、「地産地消」商品の第2弾は、「ちくわパン」だ。地元業者のツナやちくわを使った同商品は、新聞やテレビの全国ニュースでも取り上げられ大きな反響を呼んだ。「多くのお客様からよくぞ作ってくれたと喜んで頂きました。その意味で地域に貢献できたと思います。今後も地域の方と協力した商品開発を進めたいですね」と、お客様だけでなく業者間でも地域密着型経営を進めていく意気込みだ。

人口減の時こそ地域との絆を強くする

同店の客層は女性が圧倒的に多いが、ここ最近は男性客も増え、年齢層も幅広い。特に、移転後は駐車場を設けたことで、車利用の多い遠方の若年層を取り込むことにも成功した。そのためインターネットのブログなどで同店が取り上げられることが増えた。「他の地域のお客様も増えたことで、今後はもっと幅広い市場を視野に入れていく必要性も感じています。しかし、基本はあくまで、地域のお客様を大事にすることだと思います」と山根さん。

少子高齢化と人口減少の波は、ここ舞鶴も例外ではない、しかし、だからこそ「地産地消」を柱に地域のお客様との絆を強固にしていくつもりだ。


ハートフルベーカリー Essen

〒625-0037
京都府舞鶴市浜町8-1
■TEL 0773-64-6611
■JR舞鶴線「東舞鶴駅」下車北口より北西へ徒歩約5分

【営業時間】 7:00 〜 19:00
【定休日】 火曜日


<< 繁盛店トップページへ

<< HOMEページへ