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第1、 真の商人はさきも立ちわれも立つことを思うなり
 
石田梅岩(江戸・享保期の京都の町人学者)

 こちらが儲かり、相手が損をするというのは本物ではない。そのため正直ということを大切にせよ。それから外れないために倹約の心を忘れるな−。

 ここで彼のいう倹約とは「物事の無駄を省き効率を良くすること」を意味し、最低の費用や時間で最大の効果をあげるという、今日の経済原則のことで、これを商人道の原点として「万事、物の法に随うこと」と教えた。

  「商人が利潤を得ることこそ正直というものだ」。従って、価格破壊も自分の利益を度外視した安売はすべきでない。お客様の認めて下さる売価−自分の利益=支払えるコストで十分価値のある商品やサービスの提供をすることが商人の道である。
 
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