H-A-C-C-P　　Hazard　Analysis Critical Control Point の略
日本語では、「危害分析・重要管理点」方式、あるいは「危害分析・重要管理点監視」方式と訳されてききましたが、Hazard Anaiysisは危害ではなく「危害要因」であり、Criticalは重要をこえたもっとも深刻な状態を指すとの意味から「危害要因分析・必須管理点監視システム」と訳すのが妥当ではないかといわれています。

HA

食品の安全性等を確保するために生産、製造、流通の際に、対象となる食品に危害を与える要因を解折します。
危害を与える要因とは微生物、化学物質、異物などを指します。
それらの危害に対してどの工程（プロセス）でどういった危害防止措置をとるか検討します。

CCP

加害発生防止のための管理するうえで、重篤な（必須）管理点には管理基準を定め、基準を逸脱しないように監視し、逸脱した場合の改善措置と対応を決めておきます。
工程上の作業は標準作業手順書としてマニュアル化し正しく決められたとおり作業を行っているかをチェックします。
また、監視・管理した結果などもきちんと記録しておきます。

HACCPを実施することで食品の衛生管理が十分になさっれていたことが記録として残ります。すなわち、衛生管理が確実に行われ、安全な食品を生産・製造・流通したと信頼されることになります。

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