京都府一帯では、京都市南部から関西文化学術研究都市にかけた府南部地域一帯で、情報技術(I
T)関連企業を集積する「I Tバザール」構想を打ち出している。この構想の実現に向け、京都を中心に活躍する約50の企業・団体、研究機関の連携のもと、携帯電話など情報端末技術に関連する新産業創出を目指して、「ケータイ」産業文化研究会が発足した。
今年9月21日には、京都リサーチパークにおいて第1回研究会が開催され、(株)NTTドコモ関西、京セラコミュニケーションシステム(株)、三菱マテリアル(株)の担当者による講演会が開催されたのを皮切りに、10月25日には関西文化学術研究都市においてケータイ産業の未来についてのシンポジウムが開催された。
今回は、第1回および第2回の研究会の内容を要約して紹介する。