1996 JUNE
NO.248
MEDIA STATION


(財)京都産業情報センター
平成7年度事業報告

概 要

バブル経済の崩壊後の産業構造の変革の時代を迎え、特に、情報化分野において、マルチメディア化の急激な進展、インターネットの急速な普及など、中小企業をとりまく経営環境は大きく変化しようとしている。こうした状況の中で、平成7年度は「21世紀にむけた(財)京都産業情報センター事業計画“(略称)ACT21 ”」を策定いただき、情報発信基地としての機能充実を図り、21世紀社会に向けて、京都経済の豊かな発展、活力ある地域社会を目指し更なる飛躍を志した。 この1年の主な事業は次のとおりである。

事業内容

●地域データベース・ネットワーク整備事業

  1. 地域データベースの構築並びに地域情報ネットワークの整備に関する事業
    (1)地域固有データベース(SMIRS )の充実
    ア 企業情報(60年度から構築) 総登録件数 30,943件
    イ 人材情報(61年度から構築) 総登録件数 14,058件
    ウ 文献情報(元年度から構築) 総登録件数 9,684件
    エ 団体名簿(4年度から構築) 総登録件数 1,210件
    (2)中小企業情報検索システムSMIRS のレベルアップと端末普及SMIRS システムのレベルアップを行い、操作性の向上を図った。

    (3)他府県の情報センターとの接続
    現在32府県と接続している。

    (4)情報検索オンラインシステムの利用促進

    ア 中小企業事業団のSMIRS データベースを利用し、情報提供を行った。
    イ 商用データベースの利用
    日経テレコン、DIALINE 、G-Search、NIFTY-Serve、JOIS、都大路を利用し、個別情報相談を行った。
  2. KYONET推進事業
    平成7年4月より、パソコン通信「KYONET」を本格開始し、情報提供や会員間の情報交換などを図ることを目的として運用を実施。

  3. DL京都推進事業
    DL京都のゲートウェイサービスにより、商用データベースG-Searchなどのデータベースを提供し、会員企業の情報収集などの向上を図ることを目的として運用を実施。

  4. 普及啓発事業
    (1)平成7年7月、「異業種交流フェア」にてDL京都、KYONET、インターネットのデモを実施。

    (2)平成7年8月、「MT&ビジネス交流フェア京都 '95」にてDL京都、KYONET、インターネットのデモを実施。

  5. FAX ネットワーク・システム(FAXNET京都)の運用
    府内全域の企業の情報収集力の向上・強化を図るとともに、センターの情報伝達ツールの多様化を図ることを目的として、FAX 同報通信システムを運用。(37号〜59号、23回発行)

●中小企業国際情報ネットワーク推進事業

G7プロジェクト(中小企業のためのグローバルマーケット)に参加することにより、京都府内の中小企業がインターネットを利用できる情報通信基盤を整備し、国内外へ情報発信を行い、広告宣伝や販売促進、国際的な技術交流、ビジネス交流などを通じてマルチメディア社会への対応及び創造的な事業活動の支援を目的に実施した。

  1. 情報発信支援事業
    共同利用WWW サーバ(京都メディアステーション)を設置して、中小企業が国内始め世界を相手に自らの企業や製品の紹介、顧客との情報交換等に利用できる環境を整備した。

  2. ダイヤルアップ接続事業
    電話回線等によるインターネット利用環境を作り、電子メール、ネットニュース、telnet等のサービスを利用可能とした。

  3. 情報発信画面作り支援事業
    共同利用グラフィック端末を設置して、情報発信画面(ホームページ)作成に必要なデータ作成を支援した。

  4. G7プロジェクト連携
    中小企業のためのグローバルマーケットを目指すG7プロジェクトに連携して、先進7ケ国及び国内26府県とのリンク、及び事業参加企業等の目次を作成している。

  5. 京都インターネット利用研究会
    平成6年11月に発足、主に京都市内の中小企業が参加し、京都大学大型計算機センターの技術指導を受け、京都府と京都市も参画して、自主的な研究活動を実施している。例会では、各社の情報交換を始めHTML交換ソフトの操作実習や著作権の学習、海外事情の紹介などを実施した。また、平成7年5月からは「From Kyoto」の名称でWWW の情報発信を実施している。

●情報提供・情報創出事業

  1. 情報提供事業
    (1)情報提供事業
    ア.センターニュース「MONTHLY JOHO KYOTO」の発行 12回
    イ. 〃  (臨時号)の発行 2回
    ウ.個別情報相談処理 約 221件
    (2)図書、ビデオライブラリーの充実
    中小企業者の情報ニーズの多様化に対応するため、中小企業の経営に資する図書、ビデオの貸出をする図書、ビデオライブラリーの拡充
  2. 情報化プラザ事業
    企業のSE等の情報化推進者及び経営層を対象に、情報化支援を図るための「情報化交流プラザ」を開催。

    第1回
    日 時:平成7年4月21日(金)
    テーマ:ライフスタイルを変えている携帯電話
    講 師:日本モトローラ(株)半導体事業部ビジネス企画課 課長空 文知 氏
    受講者:55名

    第2回
    日 時:平成7年7月28日(金)
    テーマ:開発者が語る「伝international 」によるホームページの作り方
    講 師:富士通(株)事業企画部「伝プロジェクト」課長
      池田 尚義 氏
    受講者:60名

    第3回
    日 時:平成7年10月23日(月)
    テーマ:インターネットの現状とオムロンにおける活用事例
    講 師:オムロン(株)技術本部システム総合研究所
    主席技師 増田 清 氏
    受講者:105 名

    第4回
    日 時:平成8年1月29日(月)、30日(火)、2月6日(火)
    テーマ:富士通「伝」を使ったインターネットのホームページ
    作成実習セミナー
    講 師:富士通(株)InfoWeb システム部 岩崎 晴美 氏
    受講者:1月29日 5名
    1月30日 5名
    2月6日 6名
  3. 中部地域情報懇談会事業
    府内中部地域で、当該地域の企業、経済団体等との情報化講演会、個別情報化相談会を開催することにより、地域の高度情報化推進を図るとともに、センター事業等の広報を実施し、会員の拡充を行う。

    日 時:平成8年2月20日(火)
    場 所:綾部パークヒルホテル(綾部市)
    参加者:23名
  4. 情報提供講演会事業
    中小企業事業団と共催して、専門的なテーマで実施する講演会。テーマごとに関係する業界の企業を対象とする情報提供事業。
    (1)中小企業製品安全対策(PL)セミナー

    日 時:平成7年6月28日(水)
    講 師:(株)三井海上安全技術センター 竹内 光夫 氏
    参加者:124 名
    (2)安全保障輸出管理セミナー

    日 時:平成7年9月22日(金)
    講 師:(財)安全保障貿易情報センター 米田 道夫 氏
    参加者:30名
    (3)中小企業海外投資講演会

    日 時:平成7年10月4日(水)
    講 師:中小企業事業団海外投資アドバイザー
      芳賀 芳男 氏
    (株)野村ツーリストビューロー 小西 俊輝 氏
    参加者:30名
    (4)化学兵器禁止条約対応・化学物質安全対策セミナー

    日 時:平成7年11月28日(火)
    講 師:近畿通商産業局 堀井 勝美 氏
    (社)日本化学工業協会 足立  洋 氏
    (社)日本化学工業協会 花井 荘輔 氏
    東亜合成(株)基礎化学品事業本部 山形 利彦 氏
    参加者:39名
  5. 情報創出事業
    (1)京都府内企業の情報化に関する調査
    (2)京都の貿易関連企業実態調査

●会員交流事業

  1. 会員交流事業
    センター会員を対象に、情報交換の場、新しい出会いの場を提供し、会員同士の幅広い交流をめざすため、新春賀詞交歓会を予定していたが、故立石孝雄前理事長の急逝によって今回は中止となった。

  2. 会員交流のためのプランタンサロン事業

    第13回
    日 時:平成7年5月30日(火)
    テーマ:中小企業創造的活動促進法説明会
    講 師:中小企業庁指導部技術課企画係長 白井 基晴 氏
    参加者:120 名

    第14回
    日 時:平成7年6月19日(月)
    テーマ:事業者の環境活動評価について
    講 師:環境庁 環境保全活動推進室長 竹内 恒夫 氏
    参加者:24名

    第15回
    日 時:平成7年6月28日(水)
    テーマ:製造物責任(PL)法施行に対する中小企業の対応策
    講 師:(株)三井海上安全技術センター主任技師 竹内 光夫 氏
    内 容:(1) 製造物責任予防(PLP )対策の実際について
    (2) 表示、取扱説明書の適正化について
    (3) PL問題セミナー
    参加者:124 名
  3. 会員交流サークル事業
    (1)工場見学サークル

    第12回
    日 時:平成8年2月13日(火)
    見学先:関西文化学術研究都市
    BBCC(新世代通信網実験協議会)
    ・多地点間映像伝送研究、環境テレコミュニケーション研究、ハイパードキュメンテーション研究、B-ISDN対応のビジネスシステムの研究、高速LAN の実験・研究
    (協)ハイタッチリサーチパーク
    ・(株)京都科学・(株)福寿園
    参加者:101 名
    (2)情報ゴルフ倶楽部

    第9回
    日 時:平成7年5月16日(火)
    場 所:竜王ゴルフコース
    参加者:12名

    第10回
    日 時:平成7年8月23日(水)
    場 所:城陽カントリー倶楽部
    参加者:19名

    第11回
    日 時:平成8年1月17日(水)
    場 所:京都ゴルフ倶楽部
    参加者:18名

  4. 会員交流研究会活動支援事業
    「研究会」とは、センター会員を中心として、自主的な研究、交流活動を実施するもので、メンバーは一定固定的なものとする。支援の目的としては、メンバーの半数程度かつ主要メンバーが当センターの会員であること。また、センター会員からの新規入会についても適宜認める会であることとして、以下の4研究会について支援した。

    (1)「地域文化」映像記録研究会
    (2)マーケティング研究会
    (3)エクスチェンジ研究会
    (4)リスクマネジメント研究会

  5. 企業の次世代を担う後継者を対象とした異業種交流会
    経営者二世・あととり・後継者などの企業経営の将来を担う方々を対象とした異業種交流事業を開催した。〔夢現の会15社〕

    第37回
    日 時:平成7年4月18日(火)
    内 容:マルチメディアに触れて

    第38回
    日 時:平成7年5月17日(水)
    内 容:最近の経済環境について
    ―円高・海外戦略・中小企業の生き残り戦略―
    講 師:(株)東京銀行京都支店 支店長 中川 敬 氏

    第39回
    日 時:平成7年6月22日(木)
    内 容:マルチメディアに関して

    第40回
    日 時:平成7年7月18日(火)
    内 容:製造物責任(PL)法に関して
    講 師:オムロン(株)品質保証センター 川瀬 保雄 氏

    第41回
    日 時:平成7年8月23日(火)
    内 容:松下電器産業(株)の国際化について
    講 師:松下電器産業(株)精機事業部 購買部長 山内 英樹 氏

    第42回
    日 時:平成7年9月26日(火)
    内 容:最近のアメリカ経済事情について
    講 師:野村證券(株)京都支店 副支店長 杉本 俊彦 氏

    第43回
    日 時:平成7年10月20日(金)
    内 容:(株)サムコインターナショナル研究所の海外戦略について
    講 師:(株)サムコインターナショナル研究所
        代表取締役 辻  理 氏

    第44・45回
    日 時:平成7年12月1日(金)〜2日(土)
    内 容:合宿研修会(山梨県)
    昭和機械轄b府工場 見学
    松下電器産業(株)精機事業部 見学

    第46回
    日 時:平成8年1月30日(火)
    内 容:会員企業訪問(三重県)
    橋本電子工業(株)見学

    第47・48回
    日 時:平成8年3月1日(金)〜2日(土)
    内 容:合宿研修会(東京都)
    NEC C &C プラザ 訪問
    新日鉄 エックスセンチュリースタジオ 訪問

    第49回
    日 時:平成8年3月28日(木)
    内 容:平成7年度事業報告ほか 今後の運営について
●活性化相談事業

  1. 個別相談事業
    小売商業分野の実務経験豊かな専門家を商業アドバイザーとして委嘱し、経営・税務・店舗設計等の相談
    個別相談件数 89件

●中小小売商業情報提供事業

  1. データベース情報提供事業
    日経テレコンPOS 、SMIRS 等のオンラインデータベースを利用し、情報の収集・加工・提供を行う。
    POS 検索件数 373件
  2. 映像情報提供事業
    (1)日本商業テレビジョンネットワーク(株)の衛星放送を放映・録画し、ビデオライブラリーを設置する。
    ビデオ数  345本

    (2)小売商業者向けの市販ビデオの購入、貸し出し。
    繁盛店ビデオ数  108本 その他 673本

  3. 図書ライブラリー事業
    新聞、雑誌、図書、パンフレット等の文字情報を入手し、ライブラリーを設置。
    新聞 42種  雑誌 60冊 図書 633冊

  4. 情報誌発行事業
    小売商業者向けの各種情報を掲載した情報誌を隔月で発行
    発行部数 6回  各 4,000部

  5. 講習会事業
    中小小売商業者に役立つ講習会・研修・セミナーの実施

    第1回 平成7年7月4日(火)
    <がんばれ商店主>
    講師:資生堂化粧品販売渇c業力開発部 課長
      水尾 順一氏

    第2回 平成7年9月8日(金)13:30〜15:30
    <買うてもらえる店づくり>
    講師:中小企業事業団登録専門指導員 当センター
    小売商業アドバイザー 尼川 恵一先生

    第3回 平成7年9月21日(木)13:30〜15:30
    <ラッピング実習>
    講師:近鉄百貨店ラッピングハウス 笹井 和美先生

    第4回 平成7年9月28日(木)13:30〜15:30
    <手づくりPOP 実習>
    講師:デザイナー 中田かつみ先生
    イラストレーター 高木 唯可先生

    第5回 平成7年10月5日(木)13:30〜15:30
    <手づくりPOP 実習>
    講師:デザイナー 中田かつみ先生
    イラストレーター 高木 唯可先生

    第6回 平成7年11月9日(木)13:30〜15:30
    <歳末商戦セミナー>婦人服
    講師:トータルデザイン・プロデューサー
    安岡 裕二先生

    第7回 平成7年11月17日(金)13:30〜15:30
    <歳末商戦セミナー>宝飾品
    講師:販売促進学会理事関西支部長 杉谷 博先生

    第8回 平成7年11月22日(水)13:30〜15:30
    <歳末商戦セミナー>食料品
    講師:カレント経営研究所代表 三浦 庸安先生

    第9回 平成8年1月18日(木)13:30〜15:30
    <インターネット通販新春講座>
    講師:ASAHI ネット編成長 早川 玄先生
    講師:販売促進学会理事関西支部長 杉谷 博先生

    第10回 平成8年2月1日(木)13:30〜15:30
    <化粧品調査発表会>
    講師:社会経済調査 調査室長 松本 孝之先生

    第11回 平成8年2月14日(水)13:30〜15:30
    <新春プレゼンテーション>接客と販促
    講師:ウーマンウエーブ社長 櫻井 秀範先生

    第12回 平成8年2月15日(木)10:00〜12:00
    <手づくりPOP 実習>
    講師:デザイナー 中田かつみ先生
    イラストレーター 高木 唯可先生
    参加者累計 約430 名
  6. 定期調査事業
    空店舗・展示会・イベント等の情報を調査し、情報誌・閲覧・ファックス通信・インターネット等で広く提供する。

  7. 調査研究事業
    消費者ニーズや購買動向の調査を実施し、小売商業者の経営改善の資料を提供する。
    「化粧品消費者ニーズ調査」
    「京のあきんど格言集」

●商店街情報化支援事業

  1. 商店街クレジット一括処理システムの運営
    京都の小売業界の情報化支援策として、クレジットカードの売上データを収集し、請求から入金に至までの処理を自動化したシステムを平成4年1月1日から運営
    9商店街振興組合 343店舗、440 端末機
    (西陣千本、四条繁栄会、河原町、新京極、寺町京極、祇園、伏見大手筋、納屋町、北山街)

  2. 顧客戦略情報システム化への支援
    クレジット一括処理システムのネットワークをベースに、更に情報サービスの展開を図るために顧客情報を活用した情報化システムの研究及び基本設計への支援

●中小企業エネルギー対応情報提供事業

  1. データベース情報提供事業
    電通ELネット、外部オンラインデータベースを活用し、情報の収集、加工、提供を行った。

  2. 情報創出事業
    大学、公設試等で実施している研究成果、中小企業の省エネルギー対応に資する事項を調査した。
    「省エネルギー対策に関する調査」

  3. 情報提供事業
    (1)エネルギー問題に関する情報提供、啓蒙を促すため、情報誌を発行した。
    「環・京・NOW 」を発行 発行部数 2,000部

    (2)FAX ニュースの発行
    「FAXNET京都かんきょうナウ」を発信(平成7年7月開始)
    発信先 約 840箇所

    (3)委員会事業
    「エネルギー・環境問題情報化推進委員会」を設置し、本事業に関する情報の収集及び・提供方法等について検討を行うとともに、ノート型パソコンによる各委員の情報交換等を行った。
    委員長 京都大学工学部教授 鈴木 健次郎 氏 他11名

    ア 開催日
    平成7年10月3日(火)、平成8年1月16日(火)、3月26日(火)
    イ 内 容
    ・エネルギー対策に関する調査及び先進企業ヒアリング調査
    ・エネルギー・環境問題に係わる研究調査
    ・エネルギー対応技術・製品の開発状況調査
  4. 講習会事業
    エネルギー問題について、京都の中小企業を対象に、啓蒙・普及のためセミナーを開催した。

    第1回
    日 時:平成7年10月27日(金)
    演 題:新エネルギーについて
    講 師:(財)地球環境産業技術研究機構
    総務部管理課 主幹 武田 浩文 氏
    見 学:ソーラーシステム利用施設
    演 題:環境共生住宅の空調設備について
    講 師:大和ハウス工業(株)総合技術研究所
    信頼性センター課長 土橋 芳郎 氏
    見 学:テーマ館、環境共生実験住宅
    受講者:54名
    省エネルギー対応講座 ―プランニングから実践へ―4回シリーズ
    第1回
    日 時:平成8年2月7日(水)
    演 題:省エネルギーの進め方
    講 師:(財)京都産業情報センター 省エネルギー相談員 中小企業診断士 辻井 功 氏
    受講者:26名
    第2回
    日 時:平成8年2月22日(木)
    演 題:夜間電力の合理的利用方法
    講 師:関西電力(株)京都支店 お客さま室課長
    塚田 俊雄 氏
    受講者:26名
    第3回
    日 時:平成8年3月6日(水)
    演 題:都市ガスを燃料とした省エネルギー例
    講 師:大阪ガス(株)京滋エネルギー営業部
    産業エネルギーチーム 北 秀男 氏
    受講者:21名
    第4回
    日 時:平成8年3月19日(火)
    演 題:プランニングから実践へ
    講 師:辻井 功 氏、塚田 俊雄 氏、北 秀男 氏
    受講者:16名

●エネルギー使用合理化設備導入促進事業

  1. 中小企業のエネルギーの使用合理化を図るため、省エネ・リサイクル支援法(通称)に基づくエネルギー使用合理化設備の導入に向けた、啓発・相談・指導の実施(中小企業事業団からの受託事業)
    専門員派遣件数 17件
    相談員派遣件数 16件
    説明会開催 5回(参加延数 121名)
    企業訪問 107社

●中小企業環境対応情報提供事業

  1. 情報創出事業
    環境関連の課題について、情報誌や講演会等で普及するための調査を行った。
    「環境ビジネスに関する調査」
  2. 情報提供事業
    (1)エネルギー問題に関する情報提供、啓蒙を促すため、情報誌を発行した。
    「環・京・NOW 」を発行 発行部数   2,000部
    (2)FAX ニュースの発行
    「FAXNET京都かんきょうナウ」を発信(平成7年7月開始)
    発信先  840箇所
  3. 講習会事業
    環境問題について、京都の中小企業を対象に、啓蒙・普及のためセミナーを開催した。
    第1回
    日 時:平成7年8月29日(火)
    演 題:府内企業の脱フロン等洗浄対策について
    講 師:(株)旭リサーチセンター 主席研究員
    伊原木 俊夫 氏
    演 題:脱フロン・脱エタン化のためのアドバイス
    講 師:中小企業事業団 エネルギー環境対応指導員 志村 登 氏
    受講者:25名

    第2回
    日 時:平成7年11月24日(金) 京都会場
    演 題:環境管理・監査と企業の対応について
    講 師:AIU 保険会社 新種保険業務部環境室長
    法政大学兼任講師 大岡 健三 氏
    受講者:43名

    第3回
    日 時:平成7年11月29日(水) 福知山会場
    演 題:環境管理・監査と企業の対応について
    講 師:AIU 保険会社 新種保険業務部環境室長
    法政大学兼任講師 大岡 健三 氏
        受講者:29名

    第4回
    日 時:平成8年3月27日(水)
    演 題:リサイクル社会への企業の対応
    講 師:京都大学工学部教授 衛生工学教室
    武田 信生 氏
    演 題:新市場を開く環境ビジネス
    講 師:(株)オフィスメイ・エコビジネスネットワーク 安藤 眞 氏
    受講者:84名

●異業種交流推進事業

  1. 京都府異業種企業技術・市場交流プラザ
    ☆女性経営者プラザグループ  16社
    第1回
    日 時:平成7年9月25日(月)
    テーマ:「異業種交流とは」
    講 師:京都府起業アドバイザー 佐藤 宏 氏

    第2回
    日 時:平成7年10月19日(木)
    内 容:(1) 会員スピーチ
    (2) インターネットデモンストレーション

    第3回
    日 時:平成7年11月9日(木)
    内 容:(1) 会員企業訪問
    (2) 意見交換・会員スピーチ

    第4回
    日 時:平成7年11月14日(火)
    内 容:「近畿ブロック技術・市場交流プラザ京都大会」参加

    第5回
    日 時:平成7年11月22日(木)
    内 容:(1) 会員スピーチ

    第6回
    日 時:平成7年12月14日(木)
    内 容:(1) 情報交換会

    第7回
    日 時:平成8年1月26日(金)
    内 容:異業種交流グループ「アドバンス京都」との合同例会
    (1) 参加者自己紹介
    (2) アドバンス京都さんから
    テーマ:「異業種交流のあゆみ」
    ―アドバンス京都の昨日・今日・明日―

    第8回
    日 時:平成8年2月13日(木)
    内 容:「異業種交流のつどいIN学研」参加

    第9・10回
    日 時:平成8年2月22日(木)〜23日(金)
    場 所:全国融合化フェア参加 (東京)
    内 容:(1) 全国融合化フェア、技術・市場交流プラザ参加
    (2) 京都府東京経済情報センター訪問
    (3) 第41回東京インターナショナルギフト
    ショー視察ほか

    第11回
    日 時:平成8年3月6日(水)
    内 容:(1) 「MS KYOTO なでしこ」の今後の活動について

    第12回
    日 時:平成8年3月19日(水)
    内 容:異業種京都会説明会参加

    第13回
    日 時:平成8年3月28日(木)
    内 容:(1) 意見交換

    ☆産学交流プラザグループ 〔11社〕
    第1回
    日 時:平成7年9月21日(木)
    内 容:平成7年度「産学交流プラザ」KICK OFF
    (1) 参加者自己紹介
    (2) 講演 テーマ:「産学交流について」
    講師:京都府起業アドバイザー
    吉田 康生 氏

    第2回
    日 時:平成7年10月18日(水)
    内 容:(1) 講演
    テーマ:「インターネットについて」
    講 師:(財)京都産業情報センター情報化推進部長 中村 秀明 氏

    第3回
    日 時:平成7年11月14日(火)
    内 容:「近畿ブロック技術・市場交流プラザ京都大会」参加

    第4回
    日 時:平成7年11月21日(火)
    内 容:(1) 今後の産学交流プラザの方向について
    (2) 情報交換会
    (3) 京都産業活性化フェア参加

    第5回
    日 時:平成7年12月6日(水)
    内 容:(1) 会員企業自社紹介
    (2) 産学交流プラザ テーマに関する意見交換<I>

    第6回
    日 時:平成8年1月24日(水)
    内 容:(1) 会員企業自社紹介
    (2) 産学交流プラザ テーマに関する意見交換<II>

    第7回
    日 時:平成8年2月13日(木)
    内 容:「異業種交流のつどいIN学研」参加

    第8・9回
    日 時:平成8年2月28日(水)〜29日(木)
    内 容:(1) 参加企業自社紹介
    (2) インターネットについて
    (3) 産学交流の先導的役割について
    (4) 奈良先端科学技術大学院大学との交流・見学会

    第10回
    日 時:平成8年3月19日(火)
    内 容:異業種京都会説明会参加

    第11回
    日 時:平成8年3月22日(金)
    内 容:産学交流プラザ 具体的活動の明確化について

  2. 京都府異業種交流会連絡会議  98グループ 12,000社

    6月

    ・奈良県異業種交流促進協議会交流会招待参加
    ・近畿異業種交流推進連絡協議会幹事会
    ・異業種京都会理事会
    7月
    ・異業種京都会第1回総会
    ・異業種京都会「講演と交流のつどい」
    ・近畿異業種交流推進連絡協議会第4回総会
    8月
    ・MTフェア出展参加
    9月
    ・異業種交流グループリーダー研修
    10月
    ・異業種京都会理事会
    ・近畿異業種交流推進連絡協議会幹事会
    11月
    ・異業種京都会ワーキング部会発足、第1回会合
    ・近畿ブロック技術・市場交流プラザ京都大会
    ・融合化フォーラム '95(後援事業)
    12月
    ・第1回グループ長会議
    ・第2回ワーキング部会
    2月
    ・異業種交流のつどいIN学研
    ・全国融合化フェア
    ・ベンチャーエキスポ '96(後援事業)
    ・異業種京都会理事会
    3月
    ・新市場開発研究会特別講演会(後援事業)
    ・異業種京都会総会
    ・第3回ワーキング部会
    ○ 異業種NET 京都発行事業(FAX 同報通信)
    NO.67 〜107  41回発行
    ○ 12,000社の交流ステージメンテナンス発行

●教育研修事業

  1. 中小企業経営管理者研修事業の実施
    (1)研修名 情報管理研修コース(43時間)
    (2)期 間 平成7年10月4日(水)〜11月10日(金)
    (3)テーマ マルチメディア社会に対応する中小企業の情報活用戦略
    〜コンピュータネットワーク(パソコン通信とインターネット)〜
    (4)受講者 25名
●システム開発事業

  1. 「マイコンテクノHOUSE /京都」A 棟・B 棟の運営管理
    (1)平成7年度末入居状況:
    利用率 69.0% 入居企業数 11社
    (貸室総数 29、入居室数 20 、商談・会議室 1室)
    (2)旧京都市工業試験場久世分場の設備機器の内
    ・京都市より一部機器類(6点)を前年度引続き借用
    (3)MT&ビジネス交流フェア95に出展及び入居企業の出展援助(平成7年8月24日〜26日)

    (4)消防設備点検 平成7年9月、平成8年3月実施 消防署へ報告

    (5)受水槽の点検・清掃 平成8年2月実施 京都市へ報告

  2. システム開発支援業務
    (1)UNIXワークステイションの共同利用環境の活用
    ○LUNA88K2システムの保守管理
    ○LAN 導入環境利用法の助言
    (2)技術専門図書・資料の充実
    情報化促進アドバイザー派遣事業
  3. 中小企業の経営革新のための情報化を図るため、経営の革新の方向や具体的に導入すべきハードウェア、ソフトウェアの構成及びその適切な活用方法に向けた啓発・相談・派遣申込・指導の実施(中小企業事業団からの受託事業)
    相談件数 45件
    アドバイザー派遣申込件数 22件
    その他(事業説明会、情報化施策普及講習会等の開催、パンフレット等の配付、情報化推進員2名の設置等)

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