平成７年度は、“マルチメディア”と“国際経済環境”の２つのテーマを年間テーマに掲げ、４月には「マルチメディアに触れて」と題してインターネットおよびパソコン通信のＤＬ京都のデモンストレーションを実施しました。５月には東京銀行京都支店の中川 敬支店長をお招きして、「最近の経済環境について―円高・海外戦略、中小企業の生き残り戦略―」と題した勉強をさせていただきました。６月はマルチメディアの現状について当センターより報告、商品開発テーマの報告も行いました。
７月にはオムロン（株）品質保証センターより川瀬 保雄氏をお招きして「製造物責任（ＰＬ）法に関して」、８月には松下電器産業（株）精機事業部より山内　英樹購買部長をお招きして「松下電器産業（株）の国際化について」、９月には野村證券（株）京都支店より杉本 俊彦副支店長をお招きして「最近のアメリカ経済事情について」、10月には（株）サムコインターナショナル研究所より辻 理代表取締役をお招きして「（株）サムコインターナショナル研究所の海外戦略について」と題したテーマで勉強させていただきました。また、この月より新入会員として橋本電子工業（株）の橋本 正敏氏も加わり15名のグループになりました。
11月例会は12月例会と合同して、山梨県への合宿研修会を実施いたしました。この研修会は８月例会に講演していただきました松下電器産業（株）の精機事業部への訪問と、メンバー企業である昭和機械（株）甲府工場を訪問。１月例会には、メンバー企業の訪問ということで、三重県にある橋本電子工業（株）へ訪問させていただきました。２月例会は、既に恒例になっております東京合宿研修会を実施。この研修会はマルチメディアの最先端に触れ、実際に体感し今後のビジネスヒントを探るため「東京ＮＥＣプラザ」と「新日本製鐵（株）エックスセンチュリースタジオ」を訪問させていただきました。
このように、マルチメディアと国際関係の勉強を中心に開催してきた平成７年度事業でしたが、今後もこのテーマは外すことのできないものであると実感し、これら貴重な体験を今後の企業活動あるいは会活動に活かし、会の名前のとおり「夢を現実のものにする」ように推進していきます。