1996 FABRUARY
NO.244
MEDIA STATION


異業種交流会連絡会議からの報告
「異業種交流のつどいIN学研」開催される
―京都府異業種交流会連絡会議主催―

さる2月13日(火)、京都府異業種交流会連絡会議主催の「異業種交流のつどいIN学研」が京阪奈学研都市のけいはんなプラザ(協)ハイタッチリサーチパークにおいて開催されました。
 この催しは、異業種交流グループの情報交換・情報の共有化とヒューマンネットワークの拡大を目指し、今後ますます異業種交流活動が重要なビジネスチャンスを生むステージになることを願い開催されたものです。


 
第1部の見学会は、新世代通信網実験協議会[BBCC]と(協)ハイタッチリサーチパークを見学しました。
 新世代通信網実験協議会[BBCC]では、高度情報サービスの市場開拓に結びつく実験やニーズ開発に結びつくアプリケーションの実験、ネットワークを含めた総合的な実験実施により実用化に伴う技術開発課題の検索などを目的とした事業をすすめ、多地点間映像伝送研究の模様や環境テレコミュニケーション研究、ハイパードキュメンテーション研究、高速LANの実験・研究、B−ISDEN対応のビジネスシステムの開発・研究などを見学させていただきました。
 (協)ハイタッチリサーチパークは、最先端のハイテク分野から京都の伝統工芸分野に至るまで、生活に関連の深い13の企業が研究活動を展開し、“新しいライフ・スタイルの創造”を共有テーマに異業種交流を通じた様々な研究・事業アプローチを推進しています。
 今回は、HRPの中でも、「KYOTO KAGAKU 開発センター」と「福寿園CHA研究センター」の2カ所を見学させていただきました。
 第2部の講演会では、奈良先端科学技術大学院大学 情報科学センター教授の小山 正樹先生より「マルチメディア社会がやってくる―インターネットを中心に―」と題し、約90分間にわたって、今までのメディアとインターネットの違いや情報の種類による各々の特徴の違い、また今後のインターネットビジネスなど、具体的な事例をあげながら懇切丁寧にご講演いただきました。




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