樋口 進 一星
初代一星亡き後長男進が一星窯を継承する。その作品は中国嘉靖年間のそれに挑戦するがの如き豪華絢爛たる赤絵金爛手、中国南画を思わす山水画、繊細巧微な花型打込み、大は尺八寸大皿から小は盃迄。昭和五十七年その伝統的技術の優秀性を認められ、通商産業大臣指定、伝統工芸士の認定を受く。